AXS(アクシーインフィニティ)とは?

アクシーインフィニティ(Axie Infinity)は、デジタル生物の「Axie」を集め、育成や対戦、土地を使ったゲームなどを楽しめるブロックチェーンゲームです。保有するAxieや土地の一部はNFTとしてウォレットで管理できます。
AXSは、アクシーインフィニティのステーキングやガバナンス、Axieの繁殖・進化などに使用される通貨です。2026年にはAXSを裏付け資産とするbAXSも導入され、ゲーム内報酬の仕組みが見直されています。
この記事では、アクシーインフィニティの仕組み、AXS・bAXS・SLPの違い、個人や企業での利用方法、対応ウォレット、メリット・デメリットを解説します。Ethereum版とRonin版のAXSを扱う際の注意点や、現在のゲーム展開についても整理します。
アクシーインフィニティとは?

アクシーインフィニティは、Axieと呼ばれるデジタル生物を使ったゲーム群と、NFTマーケットプレイス、コミュニティ運営の仕組みを組み合わせたエコシステムです。対戦ゲームのOriginsやClassic、土地を活用するTerrariumsなど、複数の体験が提供されています。
AXSは、アクシーインフィニティのガバナンストークン(運営方針の投票通貨)です。ステーキングによる報酬、コミュニティ投票、Axieの繁殖や進化などに利用されます。AXSを保有していなくても、Originsでは無料のスターターAxieを使って遊び始められます。
ゲーム内の取引には、Sky Mavisが開発したRonin Network(ゲーム向けの独自チェーン)が主に利用されています。AXSはEthereum上でERC-20トークンとして発行され、Roninへ移動してステーキングやゲーム内機能に使用できます。
アクシーインフィニティは、2018年に設立されたゲーム開発会社Sky Mavisによって開発されています。共同創業者にはTrung Nguyen氏、Aleksander Larsen氏、Jeffrey Zirlin氏などが含まれ、Sky Mavisはゲームの開発に加えてRonin NetworkやRonin Walletも提供しています。
コミュニティ運営では、AXSをステーキングした利用者がAxie Improvement Proposalへの投票に参加できます。投票力にはステーキング量だけでなく、エコシステムへの貢献を示すAxie Scoreも反映され、段階的にガバナンスの範囲が広げられています。
一方、2022年にはRonin Bridgeから暗号資産が流出する大規模な被害が発生しました。Sky Mavisは利用者資金を補填し、ブリッジの再開前に内部監査と外部監査を実施しましたが、過去に事故があった事実も含めて判断する必要があります。利用時には公式サイト、対応ネットワーク、コントラクトアドレスを確認してください。
以下に、アクシーインフィニティ(AXS)の基本情報を一覧表でまとめました。
| 名前 | Axie Infinity Shards(アクシーインフィニティシャード) |
|---|---|
| 単位 | AXS |
| 最高発行枚数 | 270,000,000 AXS |
| 使用開始日 | 2020年11月4日(AXSの取引開始) |
| 作成者 |
Sky Mavis トークン設計協力:Delphi Digital |
| コンセンサスアルゴリズム |
AXS自体に独自の承認方式はない Ethereum:Proof of Stake Ronin Network:Delegated Proof of Stake |
| 主な用途 | ステーキング、ガバナンス、Axieの繁殖・進化、ゲーム内アイテムの作成、コミュニティ財源 |
| スマートコントラクト対応 | 対応(ERC-20・EVM互換) |
| チェーンの名称 |
Ethereum Ronin Network |
| 公式サイト | Axie Infinity公式サイト |
アクシーインフィニティの特徴

アクシーインフィニティでは、AXS、bAXS、SLP、Axie、土地などがそれぞれ異なる役割を持ちます。ゲーム内で使われるすべての資産がAXSではないため、用途と移動可否を分けて理解する必要があります。
| 名称 | 位置付け | 主な用途 | 外部への送付 |
|---|---|---|---|
| AXS | エコシステムの基盤通貨 | ステーキング、投票、繁殖、進化など | 可能 |
| bAXS | AXSに裏付けられたゲーム内通貨 | 繁殖、進化、作成、ステーキングなど | 原則不可 |
| SLP | ゲーム内資源トークン | Axieの繁殖、クラフトなど | 可能 |
| Axie | デジタル生物のNFT | 対戦、育成、収集、土地での利用 | NFTとして移転可能 |
| Land | Lunaciaの土地NFT | Terrariumsなどの土地コンテンツ | NFTとして移転可能 |
AxieをNFTとして所有して複数のゲームで使える
Axieは、それぞれ異なる体の部位、種類、能力、繁殖回数などを持つNFT(所有者を記録できる資産)です。利用者は対応するAxieをウォレットで管理し、マーケットプレイスで売買・移転できます。NFTとして所有できる仕組みや一般的な活用方法は、NFTの特徴を解説した記事で詳しく整理しています。
保有するAxieは、OriginsやClassicの対戦だけでなく、TerrariumsやAtia's Legacyなど複数の体験で利用されます。進化した部位、アクセサリー、希少性などが別のゲーム内効果へ反映される場合もあります。
ただし、Axieを所有していれば必ず報酬を得られるわけではありません。ゲームごとに参加条件や報酬設計が異なり、NFTの市場価格も需要によって変動します。
Ronin Networkでゲーム内取引を処理する
アクシーインフィニティは、Ethereumの混雑や高い手数料を避けるため、ゲーム向けに開発されたRonin Networkを主な取引基盤として利用しています。Axieや土地の売買、AXSのステーキング、ゲーム内資産の移動などをRonin上で行えます。
RoninはDelegated Proof of Stake(委任型の承認方式)を採用しています。バリデーターとRONを委任する利用者がネットワークの運営に関わり、取引の承認と安全性を支えています。
Ronin上のガス代はAXSではなくRONで支払います。そのため、AXSやAxieを保有していても、無料取引の対象外となる操作では少量のRONが必要になる場合があります。
AXSをステーキングして報酬と投票力を得られる
AXS保有者は、App.Axieを通じてAXSをステーキング(通貨を預けて参加する仕組み)できます。ステーキングした数量や条件に応じて報酬を受け取り、ガバナンス投票の基礎となる投票力を得られます。報酬が発生する基本的な仕組みや一般的な注意点は、ステーキングを解説した記事で確認できます。
ガバナンスでは、Axie Treasuryの資産運用やエコシステムのルールに関する提案へ投票できます。投票力はAXSの数量だけで決まるのではなく、Axie Scoreや投票ごとの上限などを組み合わせる仕組みが導入されています。
ステーキング報酬率や投票条件は固定ではありません。報酬の原資、対象トークン、スナップショットの日時などは変更される可能性があるため、参加前にApp.Axieの表示を確認してください。
bAXSがゲーム内報酬と用途を引き継いでいる
2026年には、AXSを1対1で裏付けるbAXS(送付できないゲーム内通貨)が導入されました。bAXSは、Axieの繁殖、進化、ルーンやチャームの作成、ステーキングなど、AXSと同様のゲーム内用途を持ちます。
bAXSは通常のAXSと異なり、他の利用者へ自由に送付できません。ゲーム報酬をエコシステム内で使いやすくし、獲得直後の売却だけを目的とした利用を抑えることが導入目的の一つです。
Origins、Classic、Bounty Board、土地コンテンツなどの報酬は、段階的にAXSやSLPからbAXSへ切り替えられています。bAXSからAXSへの変換条件や手数料は、利用者のAxie Scoreなどによって異なる場合があります。
無料のスターターAxieからゲームを始められる
Axie Infinity: Originsでは、NFTを購入しなくても無料のスターターAxieを使ってゲームを始められます。パソコン、Android、対応地域のiOSなどからプレイでき、基本的な対戦や育成の仕組みを確認できます。
無料Axieはゲームへの入口として利用できますが、ウォレットで自由に売買できるNFTではありません。収集、繁殖、特定の報酬条件などでは、所有するNFT版Axieが必要になる場合があります。
以前のアクシーインフィニティは、始めるために複数のAxieを購入する必要がありました。現在は無料で試せるため、ゲーム内容を確認してからNFTやAXSを購入するか判断できます。
他通貨との比較

この通貨の特徴をより深く理解するために、異なる通貨である アクシーインフィニティ(AXS)、エイプコイン(APE)、イミュータブル(IMX) と比較してみましょう。それぞれの将来性や価格変動の傾向、初心者への適性を5段階で評価しています。興味のある通貨があれば、各リンクから詳しい辞書ページもあわせてご覧ください。
※この比較表は、2026年時点での情報や市場状況をもとに、初心者の方にもわかりやすく評価したものです。実際の投資判断は、ご自身の目的やリスク許容度に応じて行ってください。
| 比較通貨 | AXS | APE | IMX |
|---|---|---|---|
| 辞書リンク | ー | 辞書へ→ | 辞書へ→ |
| 主な用途 | GameFi | Web3・NFT | NFT |
| ネットワーク内での役割 | ガバナンス・ステーキング | ガバナンス・決済 | 手数料・ステーキング |
| 承認方式 | Ronin DPoS | Ethereum PoS | Ethereum PoS |
| 供給設計 | 上限あり | 総量固定 | 総量固定 |
| 将来性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 価格変動性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 初心者向け | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
Coincheckで取り扱うNFT・ゲーム関連銘柄をさらに比較したい方は、コインチェックのNFT・ゲーム関連銘柄5銘柄の比較も参考にしてください。AXS・APE・IMXに加えて、SAND・MANAとの用途や特徴の違いも整理しています。
アクシーインフィニティの利用シーン

アクシーインフィニティでは、ゲームを遊ぶ人、Axieや土地を収集する人、AXSをステーキングする人、ゲームやコミュニティ企画を提供する企業によって利用方法が異なります。
個人での利用シーン
個人は、無料のスターターAxieで対戦を試したり、NFT版Axieを購入して育成・収集したりできます。AXSを保有する場合は、ステーキングやガバナンスへ参加する選択肢もあります。
Axieを育成してゲームや大会へ参加する
利用者はOriginsやClassicでAxieを編成し、対戦やシーズンイベントへ参加できます。ゲーム内で獲得した素材を使ってAxieの部位を進化させたり、ルーンやチャームを作成したりすることも可能です。
ランキングやイベントではbAXS、NFT、ゲーム内素材などが報酬になる場合があります。ただし、報酬対象、配布量、本人確認、禁止行為などの条件が設けられるため、プレイすれば必ず利益を得られるわけではありません。
AXSのステーキングやガバナンスに参加する
AXSまたは対応するbAXSをApp.Axieでステーキングすると、条件に応じて報酬を受け取れます。ステーキングしたAXSは、Axie Scoreと組み合わせてガバナンス投票の投票力にも反映されます。
ステーキング中でもAXSの価格は変動します。また、投票に参加するには指定日時のスナップショットや最低条件が設定される場合があるため、報酬率だけでなく解除方法や投票条件も確認してください。
企業やプロジェクトでの利用シーン
ゲーム会社、ブランド、eスポーツ運営者、コミュニティなどは、AxieのキャラクターやRoninの基盤を活用してゲーム、イベント、デジタルアイテムを提供できます。
ゲームやブランドイベントを共同展開する
企業は、Axieのキャラクターやコミュニティと連携し、期間限定イベント、コラボアイテム、大会、商品企画などを展開できます。既存のAxie保有者へ新しい利用機会を提供しながら、ブランドへの接点を作れます。
コラボレーションには、知的財産権の確認、ゲーム内バランス、対象地域、景品や暗号資産に関する規制への対応が必要です。NFTを発行するだけで継続的な利用が生まれるとは限りません。
Ronin上でゲームやサービスを開発する
開発プロジェクトは、RoninのEVM互換環境を利用してゲーム、NFT、マーケットプレイス、コミュニティサービスなどを構築できます。Ronin Walletやマーケット基盤を活用し、ブロックチェーン機能をゲームへ組み込めます。
Axie関連のサービスを開発する場合は、スマートコントラクトだけでなく、ゲームの継続運営、不正対策、ウォレットの安全性、トークン経済の設計が必要です。利用者への報酬だけに依存すると、資産価格の下落時に継続が難しくなる可能性があります。
アクシーインフィニティの管理方法と対応ウォレット

AXSは暗号資産取引所または対応ウォレットで管理できます。売買だけを行う場合は取引所でも管理できますが、Axieの購入、AXSのステーキング、ガバナンス、ゲーム内機能を利用する場合はRonin Networkへ対応したウォレットが必要です。
AXSはEthereumとRoninの両方に存在します。同じ通貨名と同じ形式のアドレスが表示されても、資産が記録されているネットワークは異なるため、送付先や利用目的に合うネットワークを確認してください。
AXSに対応した主なウォレット
以下は、AXSに対応している代表的なウォレットと、それぞれの特徴です。
| ウォレット名 | 種類 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Ronin Wallet | ソフトウェアウォレット | Ronin公式ウォレット。Axie、AXS、bAXS、SLP、RONなどの管理やApp.Axieへの接続に適している |
| MetaMask | ソフトウェアウォレット | Ethereum版AXSを管理でき、Roninをカスタムネットワークとして追加すればRonin上のAXSも扱える |
| Ledger | ハードウェアウォレット | 秘密鍵をインターネットから切り離して管理でき、Ronin Walletと接続してAXSやNFTを操作できる |
利用目的に応じたウォレットの利点
アクシーインフィニティを頻繁に利用する場合は、公式のRonin Walletが適しています。App.Axie、ゲーム、マーケットプレイス、ステーキングなどのRonin向け機能へ接続しやすく、Axieやゲーム内トークンをまとめて管理できます。
Ronin WalletやMetaMaskはセルフカストディ(自分で秘密鍵を管理する方式)型のウォレットです。取引所を介さず資産を操作できる一方、秘密鍵やシードフレーズの管理責任は利用者が負います。
長期保有するAXSや希少なAxieを頻繁に動かさない場合は、Ledgerなどのハードウェアウォレットを利用する方法があります。ゲーム接続用と長期保管用のウォレットを分けることで、外部サービスへ接続する資産を限定できます。
ウォレット利用時の注意点
AXSを送付するときは、送付元と受取先がEthereumとRoninのどちらに対応しているか確認してください。取引所がRonin版AXSの入金に対応していない場合、Roninから直接送ると反映されない可能性があります。
EthereumとRoninの間でAXSやNFTを移動する場合は、公式に案内されているブリッジや対応サービスを利用してください。通常の送付機能とブリッジは異なり、誤った方法で外部ネットワークへ送ると資産を失う可能性があります。ブリッジの仕組みや資産移動時の注意点は、L1からL2へ安全に資産を移す方法で詳しく解説しています。
秘密鍵(資産を操作するための鍵)やシードフレーズ(ウォレット復元用の単語列)を第三者へ共有してはいけません。Sky MavisやRoninのサポート担当者が、これらの情報を尋ねることもありません。
初めて利用する送付先には少額を送り、正常に反映されたことを確認してから残りを送付してください。ウォレットをゲームやマーケットプレイスへ接続するときは、公式URLと要求される権限も確認する必要があります。
アクシーインフィニティのメリット

アクシーインフィニティには、無料で試せるゲームと、NFTの所有、AXSのステーキング、コミュニティ運営を組み合わせた仕組みがあります。主なメリットは以下のとおりです。
- 無料のスターターAxieでゲームを試せる
- Axieや土地をNFTとして自分のウォレットで管理できる
- 同じAxieを複数のゲームや機能で利用できる
- AXSのステーキングとガバナンスに参加できる
- Roninによってゲーム内取引の負担を抑えやすい
無料のスターターAxieでゲームを試せる
Originsでは、NFT版Axieを購入しなくても無料のスターターAxieを使って対戦できます。初期費用をかけずに操作方法やゲーム性を確認し、継続して遊ぶか判断できます。
NFTの購入を前提としないため、暗号資産やウォレットに慣れていない人も始めやすくなっています。ただし、無料Axieと所有するNFT版Axieでは、利用できる機能や報酬条件が異なる場合があります。
Axieや土地を自分のウォレットで管理できる
NFT版のAxie、土地、アイテムなどは、対応するウォレットに所有情報が記録されます。利用者はマーケットプレイスで取引したり、対応する別のウォレットへ移転したりできます。
一般的なゲーム内アイテムのように運営アカウントだけで管理されるのではなく、利用者が自分で資産を管理できる点が特徴です。ただし、ゲーム内での表示や効果はSky Mavisや各ゲームの提供状況にも依存します。
同じAxieを複数のゲームや機能で利用できる
保有するAxieは、Origins、Classic、Terrariums、Atia's Legacyなど複数の体験で利用できます。育成、部位の進化、アクセサリー、希少性などが別のコンテンツでも意味を持つように設計されています。
一つのゲームの対戦能力だけでなく、収集、土地、交流、リアルタイムゲームなどへ用途が広がることで、長期間保有するAxieに新しい利用場面が生まれる可能性があります。
AXSのステーキングとガバナンスに参加できる
AXSをステーキングすると、条件に応じて報酬を受け取りながら、コミュニティ投票の投票力を得られます。Axie Treasuryの利用や運営ルールについて、保有者が意思を示せる仕組みです。
投票ではAxie Scoreや投票力の上限も利用され、単純な保有数量だけに依存しない方法が試されています。ゲームへの参加やコミュニティへの貢献を運営へ反映する仕組みとして活用されています。
Roninによってゲーム内取引の負担を抑えやすい
RoninはゲームやNFT取引向けに設計されており、Ethereumメインネットよりも少ない手数料で処理しやすい点が特徴です。Axieの売買やゲーム内資産の操作を繰り返す場合の負担を抑えられます。
Ronin Wallet、マーケットプレイス、交換機能などが同じエコシステム内に用意されているため、ゲームとブロックチェーン上の資産管理を連携しやすくなっています。
アクシーインフィニティの注意点・リスク

アクシーインフィニティではゲーム内資産を所有できますが、AXSの価格、報酬設計、NFTの流動性、ウォレット管理、サービスの継続性に関するリスクがあります。主なデメリットは以下のとおりです。
- AXSの価格変動が大きい可能性がある
- ゲームを遊んでも利益が保証されない
- bAXSは自由に送付できず変換条件がある
- EthereumとRoninを使い分ける必要がある
- NFTの価値とゲームの利用状況に左右される
AXSの価格変動が大きい可能性がある
AXSは法定通貨と価値が連動するステーブルコインではありません。暗号資産市場全体の動向、ゲームの利用状況、報酬設計、NFT取引などによって価格が変動します。
ステーキング報酬を受け取っても、AXSの価格下落によって日本円換算の資産価値が減る可能性があります。ゲーム内で使う分と投資として保有する分を分け、必要以上の金額を購入しないことが重要です。
ゲームを遊んでも利益が保証されない
ランキング、Bounty Board、土地コンテンツなどで報酬を得られる場合がありますが、参加すれば必ずAXSや換金可能な資産を得られるわけではありません。上位入賞、対象NFTの保有、本人確認などの条件が設定されます。
プレイに必要な時間、Axieやアイテムの購入費用、取引手数料を含めると、受け取る報酬より負担が大きくなる可能性があります。収益だけでなく、ゲームとして継続して楽しめるかも判断材料になります。
bAXSは自由に送付できず変換条件がある
bAXSはAXSに1対1で裏付けられていますが、通常のAXSのように他のウォレットや取引所へ自由に送付できません。ゲーム内で獲得したbAXSは、繁殖、進化、作成、ステーキングなどに利用することが基本です。
bAXSを譲渡可能なAXSへ変換する場合、Axie Scoreなどに応じた手数料や条件が適用される可能性があります。報酬表示がAXS相当であっても、すぐに取引所で売却できるとは限りません。
EthereumとRoninを使い分ける必要がある
AXSはEthereumとRoninの両方に存在し、取引所によって対応する入出金ネットワークが異なります。Ronin上のゲーム機能を使うには、取引所から直接Roninへ出金するか、対応するブリッジなどで移動する必要があります。
ネットワークを間違えて送付したり、偽のブリッジへウォレットを接続したりすると、資産を失う可能性があります。Ronin上の操作には、ガス代としてRONが必要になる場合がある点にも注意してください。
NFTの価値とゲームの利用状況に左右される
Axieや土地の価格は、希少性だけでなく、ゲーム内での用途、プレイヤー数、報酬設計、購入希望者の数によって変わります。過去に高額で取引されたNFTであっても、将来の価格は保証されません。
Sky Mavisが複数のゲームを開発していても、利用者が定着しなければAxieやAXSの需要が伸びにくくなる可能性があります。価格だけでなく、実際のプレイヤー活動やゲーム更新を確認する必要があります。
現在の状況と今後の展望

2026年7月時点では、アクシーインフィニティは一つの対戦ゲームではなく、Origins、Classic、Terrariums、Atia's Legacyなど複数のゲームや機能を持つエコシステムとして運営されています。OriginsとClassicではシーズン形式の対戦が続き、土地コンテンツではHomelandに代わってTerrariumsが提供されています。
トークン経済では、ゲーム報酬を譲渡可能なAXSやSLPからbAXSへ移す変更が進んでいます。Originsでは2026年1月にSLPの新規報酬が停止され、その後、Origins、Classic、Bounty Board、土地関連の報酬でbAXSの利用が広がりました。
bAXSはAXSを準備資産として1対1で裏付けられ、ゲーム内でAXSと同様の用途を持ちます。一方で自由な送付を制限し、ゲームやコミュニティへ継続的に参加する利用者を優遇する設計です。AXSは引き続き、外部へ送付できる基盤通貨、ステーキング資産、ガバナンス通貨として使用されています。
ゲーム面では、Axieや土地、進化した部位、アクセサリーなどを複数の体験で利用できるようにするAxie Coreの拡張が進められています。Terrariumsでは土地とAxieの保有状況が報酬配分に関わり、Atia's Legacyではリアルタイム対戦を含むプレイテストが続いています。
今後の成長を判断する際は、AXSの価格だけでなく、各ゲームの継続利用者、bAXSの利用とAXSへの変換状況、Axieや土地の取引、ステーキング参加、ガバナンス提案の実行、Ronin Networkの安全性を確認することが重要です。新しい報酬やゲームが公開されても、長期的に利用者が定着するかは別に判断する必要があります。
購入できる取引所

おすすめの取引所
「Coincheck(コインチェック)」は、ゲーム系銘柄AXS(アクシーインフィニティ)にも対応した国内有数の取引所で、アプリからの売買・残高チェックも直感的に操作できます。
仮想通貨デビューにも最適です。 Coincheckの口座開設はこちら!









