MANA(ディセントラランド)とは?

ディセントラランド(Decentraland)は、利用者が仮想空間を探索するだけでなく、土地や名前、アバター向けアイテムを所有し、自分でゲームやイベント会場を制作できるソーシャルメタバースです。
MANAは、ディセントラランドのマーケットプレイスやDAOで使用される通貨です。LAND、NAME、ウェアラブル、エモートなどの購入や、コミュニティによる意思決定への参加に関係します。
この記事では、ディセントラランドの仕組み、MANAとLAND・NAMEの違い、個人や企業での利用方法、対応ウォレット、メリット・デメリットを解説します。Ethereum版とPolygon版のMANAを扱う際の注意点や、現在進められているモバイル展開についても整理します。
ディセントラランドとは?

ディセントラランドは、コミュニティが制作したゲーム、交流空間、展示会、ライブイベントなどを自由に移動して楽しめる仮想空間です。メインの土地であるGenesis Cityは、利用者が所有するLANDと公共エリアによって構成されています。
MANAは、ディセントラランドで使用されるユーティリティトークン(サービス内で使う通貨)です。マーケットプレイスでの支払いやDAOへの参加などに利用されますが、MANAを保有していなくてもディセントラランドへの参加や無料コンテンツの利用は可能です。
MANAはEthereum上のERC-20(Ethereumの通貨規格)として発行され、Polygon PoSにも移動できます。LANDやNAMEは主にEthereum上で管理され、ウェアラブルやエモートの多くは、取引費用を抑えやすいPolygon上で発行・売買されています。
ディセントラランドは、Esteban Ordano氏、Ariel Meilich氏、Yemel Jardi氏、Manuel Araoz氏らによって構想され、2017年に初期ホワイトペーパーが公開されました。2020年には、利用者が自由に参加できる仮想空間として正式に公開されています。
現在は、非営利組織のDecentraland Foundationがデスクトップクライアント、マーケットプレイス、クリエイター向けツールなどの開発と維持を担っています。一方、助成金、コミュニティ財源、LAND関連のスマートコントラクトなどは、MANA・LAND・NAMEの保有者が参加するDecentraland DAOによって管理されています。
MANAのコントラクトは、供給量を変更したり送付を停止したりできる管理権限が残されていません。ただし、DAOやFoundationが存在していても、MANAの価格、LANDやNFTの価値、サービスの継続が保証されるわけではありません。利用時には公式サイト、コントラクトアドレス、接続するウォレットを確認してください。
以下に、ディセントラランド(MANA)の基本情報を一覧表でまとめました。
| 名前 | Decentraland(ディセントラランド) |
|---|---|
| 単位 | MANA |
| 最高発行枚数 |
追加発行不可 当初総供給量:約2,805,886,393 MANA 過去のバーンにより総供給量は減少 |
| 使用開始日 |
2017年8月(MANAのトークン販売) 2020年2月(ディセントラランドの一般公開) |
| 作成者 |
Esteban Ordano、Ariel Meilich、Yemel Jardi、Manuel Araozなど 開発・支援:Decentraland Foundation、Decentraland DAO、コミュニティ |
| コンセンサスアルゴリズム |
MANA自体に独自の承認方式はない Ethereum:Proof of Stake Polygon PoS:Proof of Stake |
| 主な用途 | LAND・NAME・ウェアラブル・エモートなどの購入、DAOへの参加、エコシステム内の決済 |
| スマートコントラクト対応 | 対応(ERC-20) |
| チェーンの名称 |
Ethereum Polygon PoS |
| 公式サイト | Decentraland公式サイト |
ディセントラランドの特徴

ディセントラランドでは、MANA、LAND、NAME、ウェアラブルなどがそれぞれ異なる役割を持ちます。MANAだけを見ても仮想空間全体の仕組みは分からないため、各要素を分けて理解する必要があります。
| 名称 | 位置付け | 主な役割 | 主なネットワーク |
|---|---|---|---|
| MANA | エコシステム内の通貨 | 支払い、DAOへの参加 | Ethereum・Polygon |
| LAND | Genesis Cityの土地NFT | ゲームやイベントなどのシーンを公開 | Ethereum |
| NAME | 固有名を表すNFT | アバター名、Worldの公開、DAOの投票力 | Ethereum |
| ウェアラブル | アバター向けのNFT | 服、帽子、アクセサリーなどの外見変更 | 主にPolygon |
| エモート | アバターの動作を表すNFT | ダンスやジェスチャーなどの動作追加 | 主にPolygon |
利用者が仮想空間の土地やアイテムを所有できる
Genesis Cityは、16メートル四方のLAND(仮想空間の土地NFT)と、道路や広場などの公共エリアで構成されています。LANDの所有者は、対応する区画にゲーム、展示会、店舗、交流空間などを公開できます。
複数の隣接するLANDは、まとめてEstate(複数区画をまとめたNFT)として管理できます。LANDやEstateはEthereum上のNFTであり、所有者や取引履歴をブロックチェーン上で確認できます。NFTとして所有できる仕組みや一般的な活用方法は、NFTの特徴を解説した記事で詳しく整理しています。
アバター向けの服やアクセサリーはウェアラブル、動作やダンスはエモートとして発行されます。ただし、NFTを所有していても、将来にわたって価格や利用価値が維持されるとは限りません。
LANDがなくてもWorldを公開できる
Decentraland NAMEまたはENSドメインを保有している利用者は、Genesis Cityとは別のWorld(独立した個人用3D空間)を公開できます。Worldはリンクや名前を知っている利用者が移動できる独立空間です。
Worldは公開・非公開を選択でき、イベント会場、作品展示、ポートフォリオ、LANDへ公開する前のテスト環境などに利用できます。LANDを購入しなくても、自分の3D空間を持てる選択肢です。
一方、WorldはGenesis Cityの地図上に存在するLANDとは異なり、隣接する区画から歩いて訪れることはできません。LANDとWorldでは、見つけてもらう経路や利用者の集め方が異なります。
Creator Hubでゲームやアイテムを制作できる
ディセントラランドは、シーン、ウェアラブル、エモートなどを制作するためのCreator Hub(公式のコンテンツ制作環境)を提供しています。
Scene Editorでは、用意された3D素材を配置することで、専門的なコードを書かずに空間を制作できます。より複雑なゲームや機能を作りたい場合は、SDK(開発機能をまとめた部品)を利用して処理を追加できます。
制作したシーンは、所有するLANDやWorldへ公開できます。ただし、快適に動作するコンテンツを作るには、3Dモデルの軽量化、操作性の確認、公開後の更新などが必要です。
EthereumとPolygonで扱う資産が異なる
LAND、Estate、NAMEなどの主要な資産はEthereum上で管理されています。一方、現在発行されるウェアラブルやエモートの多くはPolygon上にあり、購入時にはPolygon版MANAが使われます。
Ethereum版MANAとPolygon版MANAは同じ価値を表す通貨ですが、存在するネットワークは異なります。ネットワーク間で移動する場合はブリッジ(異なる網間の移動機能)が必要です。ブリッジの仕組みや資産移動時の注意点は、L1からL2へ安全に資産を移す方法で詳しく解説しています。
マーケットプレイスでは、購入する商品によって必要なMANAのネットワークが異なります。LANDやNAMEにはEthereum版、ウェアラブルやエモートの多くにはPolygon版が使われるため、購入前に表示を確認してください。
DAOを通じてコミュニティが意思決定に参加する
ディセントラランドでは、MANA、LAND、NAMEの保有者がDAO(参加者による運営組織)を通じて、エコシステムの方針に関する提案や投票へ参加できます。DAOによる意思決定の基本的な仕組みは、DAOの特徴を解説した記事で確認できます。
DAOでは、コミュニティ助成金、注目スポット、禁止する名前、Catalystノード、LAND関連コントラクトなどが検討対象になります。投票結果や提案内容は公開され、承認された施策にはDAOの財源が使われる場合があります。
ただし、ディセントラランドのすべての機能がDAOだけで運営されているわけではありません。クライアントや公式ツールの開発はFoundationが担っており、運営責任のDAOへの移行は段階的に進められています。
他通貨との比較

この通貨の特徴をより深く理解するために、異なる通貨である ディセントラランド(MANA)、ザ・サンドボックス(SAND)、イミュータブル(IMX) と比較してみましょう。それぞれの将来性や価格変動の傾向、初心者への適性を5段階で評価しています。興味のある通貨があれば、各リンクから詳しい辞書ページもあわせてご覧ください。
※この比較表は、2026年時点での情報や市場状況をもとに、初心者の方にもわかりやすく評価したものです。実際の投資判断は、ご自身の目的やリスク許容度に応じて行ってください。
| 比較通貨 | MANA | SAND | IMX |
|---|---|---|---|
| 辞書リンク | ー | 辞書へ→ | 辞書へ→ |
| 主な用途 | メタバース | メタバース | NFT |
| ネットワーク内での役割 | 決済・ガバナンス | 決済・ガバナンス | 手数料・ステーキング |
| 承認方式 | Ethereum PoS | Ethereum PoS | Ethereum PoS |
| 供給設計 | 総量固定・バーン | 総量固定 | 総量固定 |
| 将来性 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 価格変動性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 初心者向け | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
Coincheckで取り扱うNFT・ゲーム関連銘柄をさらに比較したい方は、コインチェックのNFT・ゲーム関連銘柄5銘柄の比較も参考にしてください。MANA・SAND・IMXに加えて、AXS・APEとの用途や特徴の違いも整理しています。
ディセントラランドの利用シーン

ディセントラランドでは、仮想空間を探索する人、NFTでアバターをカスタマイズする人、ゲームやイベントを制作する人、ブランドの体験を提供する企業などによって利用方法が異なります。
個人での利用シーン
個人は、暗号資産や外部ウォレットを用意しなくても、ソーシャルアカウントでログインして無料の空間やイベントを体験できます。資産の購入、DAOへの参加、外部サービスとの接続を行う場合は、ウォレットやMANAが必要になります。
ゲームやイベントを体験する
Genesis CityやWorldsには、ゲーム、音楽イベント、展示会、交流スペースなどが公開されています。利用者は地図から場所を選んだり、座標やWorld名を指定したりして移動できます。
一部のイベントでは、条件を満たすとウェアラブル、エモート、マーケットプレイスクレジットなどを受け取れる場合があります。ただし、参加すれば必ずMANAや換金可能なNFTを得られるわけではありません。
アバターのカスタマイズや空間制作を行う
利用者は、ウェアラブルやエモートを購入・取得してアバターの外見や動作を変更できます。多くの商品はPolygon版MANAで取引され、地域によってはカードや銀行振込を利用できる場合もあります。
Creator Hubを使えば、自分でウェアラブル、エモート、シーンを制作できます。制作した空間は、LANDへの公開権限を得るか、NAMEやENSドメインを使ってWorldとして公開できます。
企業やプロジェクトでの利用シーン
企業や団体は、LANDやWorldを利用してブランド体験、展示会、商品発表、コミュニティイベントなどを開催できます。来場者が見るだけでなく、ゲームやクエストへ参加できる空間を構築できる点が特徴です。
ブランドイベントや仮想店舗を公開する
ファッション、音楽、アート、教育などの企業は、3D空間にブランドの世界観を再現できます。ライブ配信、ゲーム、限定アイテムの配布などを組み合わせ、地域を問わず利用者との接点を作れます。
空間を公開するだけでは利用者が集まるとは限りません。イベントの告知、参加しやすい時間帯の設定、コンテンツ更新、パソコン性能への配慮なども必要です。
ウェアラブルやエモートを制作・販売する
制作会社やクリエイターは、企業のロゴ、キャラクター、衣装、アニメーションなどをウェアラブルやエモートとして制作できます。承認されたコレクションは、Polygon上で発行し、マーケットプレイスで販売できます。
販売価格はMANAで設定され、一次販売の収益の多くを制作者が受け取れる設計です。一方、知的財産権の確認、3Dモデルの仕様、審査費用、購入需要などを考慮する必要があります。
ディセントラランドの管理方法と対応ウォレット

MANAは暗号資産取引所または対応ウォレットで管理できます。価格変動を見ながら売買するだけであれば取引所でも管理できますが、マーケットプレイス、DAO、LANDやNFTの管理を利用する場合はウォレットが必要です。
Ethereum版MANAとPolygon版MANAでは、同じウォレットアドレスを使用できる場合でも資産が記録されているネットワークは異なります。購入する商品や利用する機能に対応したネットワークを確認してください。
MANAに対応した主なウォレット
以下は、MANAに対応している代表的なウォレットと、それぞれの特徴です。
| ウォレット名 | 種類 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| MetaMask | ソフトウェアウォレット | EthereumとPolygonに対応。マーケットプレイス、DAO、Creator Hubなどへ接続しやすい |
| Coinbase Wallet | ソフトウェアウォレット | Ethereum版とPolygon版のMANAを管理でき、Decentralandアカウントへのログインにも利用できる |
| Ledger | ハードウェアウォレット | 秘密鍵をインターネットから切り離して管理でき、MetaMaskと接続してLANDやMANAを操作できる |
利用目的に応じたウォレットの利点
ディセントラランドを頻繁に利用する場合は、MetaMaskやCoinbase Walletなどのソフトウェアウォレットが適しています。ブラウザやデスクトップクライアントからログインし、EthereumとPolygonを切り替えて利用できます。
これらはセルフカストディ(自分で秘密鍵を管理する方式)型のウォレットです。取引所を介さずMANAやNFTを管理できる一方、秘密鍵やシードフレーズの保管責任を利用者が負います。
長期保有するMANAやLANDを頻繁に動かさない場合は、Ledgerなどのハードウェアウォレットを利用する方法があります。イベント参加用と資産保管用のウォレットを分けることで、不特定多数のサービスへ接続する資産を限定できます。
ウォレット利用時の注意点
MANAを送付するときは、送付元と受取先がEthereumとPolygonのどちらに対応しているか確認してください。取引所が対応していないネットワークへ送ると、入金が反映されない可能性があります。
LANDやNAMEを購入するときはEthereum版MANA、ウェアラブルやエモートの多くを購入するときはPolygon版MANAが使われます。商品ページに表示されているネットワークと、ウォレット内のMANAを確認してください。
秘密鍵(資産を操作するための鍵)やシードフレーズ(ウォレット復元用の単語列)を第三者へ共有してはいけません。Decentralandの運営やサポート担当者が、これらの情報を尋ねることもありません。
ウォレット接続時には、公式サイトのURLと要求される権限を確認してください。初めて利用する送付先には少額を送り、正常に反映されたことを確認してから残りを送付する方法が安全です。
ディセントラランドのメリット

ディセントラランドには、無料で参加できる仮想空間と、デジタル資産を所有・制作・取引できる仕組みが組み合わされています。主なメリットは以下のとおりです。
- 暗号資産を持っていなくても無料で参加できる
- LANDやウェアラブルなどを自分のウォレットで管理できる
- LANDがなくてもWorldを公開できる
- 制作ツールを使ってゲームやNFTを作成できる
- DAOを通じて運営方針に参加できる
暗号資産を持っていなくても無料で参加できる
ディセントラランドは無料で利用でき、GoogleやDiscordなどのソーシャルアカウントでもログインできます。外部ウォレットを持っていない場合は、アカウントの裏側でウォレットが作成されます。
マーケットプレイスでも、地域や商品によってはカードや銀行振込を利用できます。ブロックチェーンの操作に慣れていない人でも、無料の空間やイベントから始められる点が特徴です。
LANDやウェアラブルなどを自分で管理できる
LAND、NAME、ウェアラブル、エモートなどの対応資産は、所有者のウォレットに記録されます。利用者は所有状況や取引履歴を確認し、マーケットプレイスで売買・移転できます。
運営会社のアカウント内だけで管理されるアイテムと異なり、自分のウォレットを通じて資産を管理できる点が特徴です。ただし、アイテムの表示や機能はDecentralandのサービスや関連データにも依存します。
LANDがなくてもWorldを公開できる
NAMEやENSドメインを使えば、Genesis CityのLANDを購入せずに独立したWorldを公開できます。イベント、作品展示、コミュニティ空間、制作したシーンのテストなどに利用できます。
LANDの価格や場所に左右されず、自分の空間を持てることはクリエイターにとって利点です。公開範囲や参加条件も設定できるため、限定イベントや会員向け空間にも活用できます。
制作ツールを使ってゲームやNFTを作成できる
Creator Hubでは、シーン、ウェアラブル、エモートなどを制作できます。Scene Editorは視覚的に素材を配置でき、必要に応じてSDKを使った高度な機能も追加できます。
個人クリエイターだけでなく、制作スタジオや企業も同じ環境を利用できます。制作物の販売、企業案件、コミュニティ助成金など、作品を活動や収益につなげる方法もあります。
DAOを通じて運営方針に参加できる
MANA、LAND、NAMEの保有者は、Decentraland DAOの提案や投票へ参加できます。助成金、コンテンツの掲載、運営上のルールなどについて、コミュニティが意見を反映できる仕組みです。
投票内容や結果が公開されるため、財源がどのような活動へ使われるかを確認できます。一方、保有資産によって投票力が異なるため、すべての参加者が同じ影響力を持つわけではありません。
ディセントラランドの注意点・リスク

ディセントラランドではデジタル資産を所有・取引できますが、MANAの価格、NFTの流動性、ネットワークの違い、プラットフォームの利用状況に関するリスクがあります。主なデメリットは以下のとおりです。
- MANAの価格変動が大きい可能性がある
- LANDやNFTの価値と流動性が保証されない
- EthereumとPolygonを使い分ける必要がある
- 快適な利用には端末性能や通信環境が影響する
- 利用者やクリエイターの活動状況に左右される
MANAの価格変動が大きい可能性がある
MANAは法定通貨と価値が連動するステーブルコインではありません。暗号資産市場全体の動向、メタバースへの関心、Decentraland内の取引や利用者数などによって価格が変動します。
LANDやウェアラブルを購入するために用意したMANAでも、購入前後で日本円換算の価値が変わる可能性があります。利用目的と投資目的を分け、必要以上の金額を保有しないことが重要です。
LANDやNFTの価値と流動性が保証されない
LAND、NAME、ウェアラブルなどの価格は、希少性だけで決まるわけではありません。場所、デザイン、制作者、利用できる機能、購入希望者の数などによって評価が変わります。
売却したいときに買い手が見つからず、希望する価格で換金できない可能性もあります。過去の取引価格や有名企業のイベント実績だけを理由に、将来の価値が保証されると判断しないでください。
EthereumとPolygonを使い分ける必要がある
MANAとマーケットプレイスの商品は、EthereumとPolygonの両方に存在します。購入対象に合わないネットワークのMANAを保有している場合、ブリッジや交換が必要になることがあります。
Ethereumでは取引内容や混雑状況によってガス代が高くなる場合があります。誤ったネットワークへの送付や偽ブリッジへの接続によって資産を失うリスクにも注意が必要です。
快適な利用には端末性能や通信環境が影響する
ディセントラランドは、多数の3Dモデル、アバター、動画、音声などを読み込みます。利用する端末の性能や通信環境によって、表示速度や操作の滑らかさが異なります。
デスクトップクライアントの改善やモバイル対応が進んでいますが、すべての端末で同じ品質を得られるとは限りません。イベント参加前には、アプリの更新と動作確認を行う必要があります。
利用者やクリエイターの活動状況に左右される
仮想空間の価値は、LANDの販売数だけでなく、継続して訪れたくなるゲーム、イベント、交流空間が増えるかによって左右されます。
LANDやWorldを公開しても、魅力のある内容や告知がなければ利用者は集まりません。クリエイターへの支援、制作環境の改善、新規利用者の獲得がエコシステムの成長に影響します。
現在の状況と今後の展望

2026年7月時点では、ディセントラランドは2024年に公開されたDecentraland 2.0のデスクトップクライアントを基盤として、表示性能、交流機能、Creator Hub、Worldsなどの改善を続けています。
参加方法も変化しており、GoogleやDiscordなどによるログイン、カード決済、マーケットプレイスクレジットなど、暗号資産を直接操作しなくても利用しやすい仕組みが増えています。MANAは引き続きマーケットプレイスとDAOの基盤通貨ですが、すべての利用者が事前にMANAを購入する必要はありません。
モバイル版については、iOSとAndroidを対象とした公開テストと機能改善が進められています。パソコン中心だった利用環境がスマートフォンへ広がれば参加者を増やせる可能性がありますが、正式な提供状況や対応機能は最新の案内を確認する必要があります。
運営面では、Decentraland Foundationが担う開発や運営上の責任を、2030年に向けて段階的にDAOへ移す方針が示されています。実際に移行できる範囲は、DAOの意思決定、技術開発、財源管理、コミュニティの参加状況によって決まります。
今後の成長を判断する際は、MANAの価格だけでなく、継続的に利用されるPlacesやWorldsの数、イベントの参加状況、クリエイターによる新規コンテンツ、マーケットプレイスの取引、DAOで実行された施策、モバイル版の定着を確認することが重要です。
購入できる取引所

おすすめの取引所
「Coincheck(コインチェック)」は、メタバース銘柄の代表格であるMANA(ディセントラランド)にも対応しており、NFTゲーム・メタバース関連通貨をまとめてチェックしたい人に便利な取引所です。
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