
「暗号資産の積立を始めたいけど、どの銘柄を選べばいいのか分からない」「GMOコインのつみたて暗号資産は18通貨もあって迷う」──そんな人は多いはずです。
積立は、買うタイミングの悩みを減らしつつ長期で資産を育てやすい一方で、銘柄選びを間違えるとボラティリティが高くなりすぎて続けにくくなることもあります。
本記事では、GMOコインのつみたて暗号資産で積立できる18通貨を「ジャンル別」に整理し、初心者でも“選びやすい順番”で検討できるようにまとめます。
まずは一覧で全体像をつかみ、そのうえで投資スタイル別の組み合わせ例や、始め方(ざっくり手順)・よくある疑問までまとめて確認できる構成です。
GMOコインのつみたて暗号資産で迷いやすい「銘柄選び」を、全体像→分類→組み合わせの順番で整理します。
- つみたて対象18通貨の一覧と、ジャンル別(基軸/L1/決済・送金/インフラ周辺/テーマ)早見表を掲載
- 長期でブレにくい「コア+遊びすぎないサテライト」の考え方で、銘柄の役割を整理
- 初心者〜中級者向けに、投資スタイル別の組み合わせ例と、始め方(設定の流れ)・FAQまでまとめて解説
この記事の結論|GMOコインのつみたては「コア+サテライト」で組む
GMOコインのつみたて暗号資産は、対象が18通貨あるぶん「自由度が高い」反面、最初の設計で迷いやすいサービスです。
そこで本章では、18通貨をどう捉えると考えやすいかを先に整理し、結論(組み方の軸)を提示したうえで、後半の一覧・ジャンル解説・組み合わせ例につなげていきます。
18通貨をどう捉えるかの全体像
GMOコインのつみたて暗号資産販売所の自動積立サービスでは、ビットコインやイーサリアムをはじめとした18通貨が積立対象になっています。
これらの銘柄は、大きく分けると「基軸通貨」「レイヤー1インフラ系」「決済・送金系」「ステーブル・インフラ周辺」「テーマ/NFT・スポーツ・ミーム系」といったジャンルに整理できます。
どの通貨も将来性やテーマ性はありますが、すべてを同じ比重で積み立ててしまうと、どうしてもリスクが高くなりがちです。そこで本記事では、「土台をつくるコア資産」と「少額で試すサテライト資産」という2つの役割に分けて、18通貨を整理していきます。
結論:コア資産+ジャンル別“少額サテライト”がおすすめ
積立で長く続ける前提で考えると、基本方針はとてもシンプルです。
コアはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を中心に据え、そのうえでレイヤー1やテーマ銘柄を少額ずつサテライトとして足していくイメージが取りやすいでしょう。
具体的には、
- コア枠:BTC・ETHをメインに、ポートフォリオの過半(目安として5〜8割)を任せる
- サテライト枠:ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZなどのL1系や、SAND・CHZ・DOGEなどのテーマ銘柄を少額ずつ追加
といった組み方です。どこまでサテライトを広げるかは、人それぞれの興味やリスク許容度しだいですが、「まずコアを決めてからサテライトを選ぶ」流れにすると、悩みにくくなります。
本記事の使い方
本記事では、まず18通貨を一覧で確認し、どのジャンルに属する通貨なのかをざっくり把握します。続いて、ジャンル別にそれぞれの特徴と、積立ポートフォリオの中での役割を整理していきます。
後半では、「シンプル長期プラン」「インフラ分散プラン」「テーマミックスプラン」といったスタイル別の組み合わせ例も紹介します。
最後まで読み進めることで、「自分はどのくらいサテライトを増やしても良さそうか」「どこまでを遊び枠にとどめるべきか」がイメージしやすくなるはずです。
GMOコインの「つみたて暗号資産」とは?サービスの基本
まずは前提として、GMOコインの「つみたて暗号資産」がどんな仕組みのサービスなのかを押さえておきましょう。
とくに、積立の頻度(毎日・毎週・毎月)と、販売所のスプレッドがある点を理解しておくと、後半の銘柄選びや配分設計がスムーズになります。
サービス概要と基本ルール
GMOコインの「つみたて暗号資産」は、販売所で自動的に暗号資産を購入してくれる積立サービスです。
1銘柄あたり500円から、毎日・毎週・毎月といった頻度で、あらかじめ決めた金額の積立設定ができます。
対象となるのは、販売所で取り扱われている18通貨です(一覧は後述)。積立そのものに追加の手数料はかかりませんが、購入時には販売所のスプレッド売値と買値の差が発生するため、「長期で少しずつ買っていくサービス」と割り切って使うのが基本になります。
そもそも「販売所と取引所は何が違う?」を先に押さえたい場合は、
取引所と販売所の違いとは?初心者でもわかる仮想通貨の買い方ガイド
を参考にしてください。
つみたて暗号資産のメリット・デメリットや、初心者向けのおすすめ活用法を先に把握したい場合は、 GMOコインの「つみたて暗号資産」はどう?メリット・デメリットとおすすめ活用法 もあわせて確認すると、銘柄選びの前提が固まりやすくなります。
また、スプレッドや送金手数料など「コスト全体」の見え方は使い方で変わるため、 GMOコインの手数料は安い?スプレッド・取引所・送金手数料を他社比較 で一度整理しておくと安心です。
積立頻度(毎日・毎週・毎月)の違い
積立頻度は、主に「メンタル」と「家計管理」のしやすさで選ぶとスムーズです。
- 毎日:価格変動を細かく均しやすく、いわゆるドルコスト平均法一定額を分散購入の効果を最大化したい人向け
- 毎週:毎日ほど細かくは見たくないが、ある程度分散したい人向け
- 毎月:給与日と合わせて「家計の一部」として積立したい人向け
どれが絶対に優れている、というものではなく、「自分が続けやすいリズムかどうか」がいちばんのポイントです。迷う場合は、まず毎月から始めてみて、慣れてきたら毎週や毎日に変えていく方法もあります。
ドルコスト平均法の考え方や、値動きとの付き合い方をもう少し具体的に知りたい場合は、 積立投資が安心なワケ|仮想通貨の激しい値動きと上手につき合うコツ も参考になります。
つみたて暗号資産のメリットと注意点
つみたて暗号資産の大きなメリットは、「自動で買い付けが行われるため、相場を見て迷う時間が減ること」です。
感情に左右されやすい暗号資産投資において、「ほったらかしで続けられる仕組み」を先に作る価値は小さくありません。
一方で、注意しておきたい点もあります。
- 短期的な値動きが激しい銘柄まで同じペースで積み立てると、ボラティリティが高くなりすぎる
- 販売所スプレッドの影響で、短期売買には不向き
- 税制上は通常の現物取引と同じ扱いで、売却益には税金がかかる
税金まわりの基本(確定申告が必要になるケースなど)は、 【初心者向け】仮想通貨にかかる税金とは?確定申告の基礎から対策までわかりやすく解説 でまとめています。
これらを踏まえたうえで、「長期の資産形成の一部」としてつみたて暗号資産を組み込むイメージを持っておくと良いでしょう。
GMOコインのつみたてで積立できる18通貨一覧
ここからは、つみたて暗号資産の対象となっている18通貨を「一覧で一気に」確認します。
先に全体像を掴んでおくと、後半のジャンル別解説や組み合わせ例がスッと頭に入りやすくなります。
18通貨の一覧+ジャンル分類の早見表
ここでは、GMOコインのつみたて暗号資産で積立できる18通貨を、ジャンルと一言特徴とともに一覧にまとめます。細かい技術的な違いよりも、「どんな役割を持つ通貨なのか」がパッと分かるように整理しています。
| 銘柄名 | ティッカー | ジャンル | 一言特徴 |
|---|---|---|---|
| ビットコイン | BTC | 基軸通貨 | 最初の暗号資産・デジタルゴールド的な存在 |
| イーサリアム | ETH | 基軸通貨 / L1 | スマートコントラクトの代表格でDeFi/NFTの土台 |
| ビットコインキャッシュ | BCH | 決済・送金系 | ビットコインから派生した決済重視の通貨 |
| ライトコイン | LTC | 決済・送金系 | 送金速度の速さを意識した古参L1 |
| リップル(XRP) | XRP | 決済・送金系 | 国際送金インフラを目指すプロジェクトの通貨 |
| ステラルーメン | XLM | 決済・送金系 | 個人向け少額送金などを想定した通貨 |
| テゾス | XTZ | L1インフラ系 | 自己修正機能やガバナンスに特徴のあるL1 |
| ポルカドット | DOT | L1インフラ系 | 複数チェーンをつなぐマルチチェーン構想 |
| コスモス | ATOM | L1インフラ系 | ブロックチェーン同士の相互運用性を重視 |
| カルダノ | ADA | L1インフラ系 | 研究開発色が強いPoS型スマートコントラクト基盤 |
| ダイ | DAI | ステーブルコイン | 暗号資産担保型の分散型ステーブルコイン |
| チェーンリンク | LINK | インフラ周辺 | オンチェーンに現実世界のデータを届けるオラクル |
| ドージコイン | DOGE | ミーム | インターネットミーム発のコミュニティ通貨 |
| ソラナ | SOL | L1インフラ系 | 高速処理を強みとする次世代L1 |
| ファイルコイン | FIL | インフラ周辺 | 分散型ストレージネットワークの通貨 |
| ザ・サンドボックス | SAND | テーマ / NFT・ゲーム | メタバース型ゲームプラットフォームの通貨 |
| チリーズ | CHZ | テーマ / スポーツ | スポーツクラブのファントークン基盤通貨 |
| アバランチ | AVAX | L1インフラ系 | 高速・低コストなスマートコントラクトL1 |
基軸&L1インフラ系(長期コア候補)
上の一覧のうち、長期の積立の「土台」になりやすいのが、BTC・ETHに加え、ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZといったレイヤー1基盤となるチェーンです。
これらは、暗号資産やWeb3アプリケーションが動く「インフラ」に近い位置づけで、単なる決済手段というより「土台となるネットワーク」としての性質が強い通貨です。
すべてを同じ比率で持つ必要はありませんが、「コアに近い中長期枠」として、サテライトの中でも少し厚めに配分を検討できるグループと言えるでしょう。
L1インフラ系(ETH・ADA・DOT・ATOM・SOLなど)をもう少し深掘りしたい場合は、 GMOコインで買えるステーキング・インフラ銘柄一覧|ETH・ADA・DOT・ATOM・SOL・ASTRの特徴と選び方 もあわせて確認してみてください。
決済・送金系&レガシー系
XRP・XLM・BCH・LTCは、主に「素早く・安く送る」ことを意識して設計された決済・送金系の通貨です。ビットコイン以前・以後に登場し、それぞれ異なる技術やネットワークを持ちながら、送金インフラを目指してきた歴史があります。
これらの通貨は、最近では新しいL1やテーマ銘柄に注目が集まる中でも、依然として一定の認知度とユーザーを持つ「レガシーL1」としての側面もあります。
積立ポートフォリオでは、「コアの補完」もしくは「決済テーマに賭ける少額枠」として位置づけるとバランスを取りやすくなります。
ステーブル・インフラ周辺・テーマ系の位置づけ
DAI・LINK・FIL・SAND・CHZ・DOGEといった通貨は、「何と紐づいているか」がそれぞれ異なります。
- DAI:暗号資産担保で価値を安定させるステーブルコイン価格安定を目指す通貨
- LINK:DeFiやスマートコントラクトに現実世界のデータを届けるオラクル外部データ連携役
- FIL:分散型ストレージというインフラ周辺のテーマ
さらに、SAND(メタバース/GameFi)、CHZ(スポーツクラブ・ファントークン)、DOGE(ミーム文化・コミュニティ)など、エンタメ性やコミュニティ性の強い通貨も含まれます。これらは、期待も大きい分、値動きも激しくなりやすいため、「遊びすぎない範囲のサテライト枠」として考えるのが基本です。
テーマ銘柄(NFT・ゲーム・スポーツ)をまとめて把握したい場合は、 GMOコインで買えるNFT・ゲーム・スポーツ銘柄一覧|SAND・CHZ・FCR・NACの特徴と選び方 も参考になります。
ミーム系を検討する場合は、値動きのクセとリスク感も含めて GMOコインで買えるミーム・コミュニティ通貨まとめ|DOGE・FCRなど高ボラ銘柄の基礎知識 を先に確認しておくと安心です。
ジャンル別:つみたて対象18通貨の特徴
ここでは、18通貨をジャンルごとにまとめて「どんな役割の銘柄なのか」を整理します。
先に役割が分かると、「自分はコアを厚めにしたいのか」「テーマ枠を少し入れたいのか」といった方向性が決めやすくなります。
基軸通貨:BTC・ETH|まずは土台を作る2通貨
つみたて暗号資産を使ううえで、最初に検討したいのがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)です。
BTCは、最初に誕生した暗号資産であり、「デジタルゴールド」のような価値保存手段として注目されてきました。ETHは、単なる通貨にとどまらず、DeFiやNFTといった多くのアプリケーションが動くプラットフォームのガソリン的な役割も果たしています。
積立を始める段階では、この2通貨だけでポートフォリオの5〜8割程度を構成するくらいのシンプルさでも問題ありません。
まずは「コアの2通貨で長期の土台を作る」→「慣れてきたら他の通貨を少しずつ追加する」という順番のほうが、結果的にブレにくい積立になりやすいです。
L1インフラ&スマートコントラクト系:ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZ
ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZは、いずれもスマートコントラクトやアプリケーションの基盤となるレイヤー1チェーンです。強みや思想は通貨ごとに異なりますが、共通して「Web3の土台を支えるインフラ枠」として意識されることが多いグループです。
たとえば、
- ADA:研究ベースの開発プロセスやPoSの設計にこだわったL1
- DOT:複数チェーンをつなぐマルチチェーン構想の中心
- ATOM:異なるチェーン同士の相互運用性を重視したエコシステム
- AVAX・SOL:高速処理・スループットの高さを強みとする次世代L1
- XTZ:オンチェーンガバナンスや自己修正を打ち出すチェーン
これらは、BTC・ETHほどの「絶対的なコア」とまでは言えないものの、「インフラの分散」「成長テーマへの分散」という意味で、ポートフォリオに少量ずつ組み込む価値があります。
決済・送金&レガシーL1:XRP・XLM・BCH・LTC
XRP・XLM・BCH・LTCは、決済・送金の利便性を高めることに焦点を当てた通貨です。いずれも比較的歴史が長く、暗号資産市場の初期から存在している「古参組」にあたります。
これらの通貨を積立でどう位置づけるかは、「決済インフラとしての暗号資産の将来性に、どれだけ期待したいか」によって変わってきます。
コアをBTC・ETHに置いたうえで、「決済系も少しだけ持っておきたい」と感じる場合に、XRPやXLM、BCHやLTCをサテライト枠として少額加えるイメージが無難です。
ステーブル&インフラ周辺:DAI・LINK・FIL
DAI・LINK・FILは、「価格安定」や「データ連携」「ストレージ」といったインフラ周辺の役割を担う通貨です。
- DAI:暗号資産担保を用いた分散型ステーブルコイン。相場の上下とはやや違う動きをするため、ポートフォリオの一部を落ち着かせる役割も期待できます。
- LINK:DeFiやオンチェーンアプリが、金利や価格などの現実世界のデータを参照するためのオラクルネットワークの通貨。
- FIL:分散型ストレージネットワークのインセンティブとして機能する通貨で、「データ保存」というニッチだが重要なテーマを担っています。
これらは、いずれも「特定のテーマへのピンポイント投資」になりやすいため、ポートフォリオの一部を割り当てるサテライト枠として検討するのが自然です。
NFT・スポーツ・ミーム:SAND・CHZ・DOGE
SAND・CHZ・DOGEは、それぞれエンタメ性やコミュニティ性の強いテーマ銘柄です。
- SAND:メタバース型ゲーム「The Sandbox」の通貨で、ゲーム内の土地やNFTと結びついたエコシステムを持ちます。
- CHZ:サッカークラブを中心としたファントークンプラットフォーム「Socios.com」で使われる通貨で、スポーツコミュニティとの関係が深い銘柄です。
- DOGE:インターネットミームをきっかけに広がった通貨で、コミュニティの盛り上がりやSNS上の話題性が価格に大きく影響しやすい特徴があります。
いずれも「テーマとしては面白い」が、「ボラティリティも非常に高い」通貨です。積立では、ポートフォリオ全体のごく一部を割り当てる“遊び枠”として扱うくらいがちょうど良いバランスになるでしょう。
投資スタイル別|つみたて暗号資産の組み合わせ例
次に、実際に「どんな比率で組むと考えやすいか」を、投資スタイル別に例として示します。
厳密な正解を作るというより、まずは叩き台を持って、あとから自分に合う形へ調整していくイメージで読んでみてください。
シンプル長期積立プラン(初心者〜保守派向け)
まずは、もっともシンプルな組み合わせ例です。「あれこれ悩みたくない」「まずは王道だけでいい」という人向けのイメージとして、次のような配分が考えられます。
- BTC:60〜70%
- ETH:30〜40%
この2通貨だけであれば、情報も多く、長期視点で語られることも多いため、「何を積み立てているのか」が常に把握しやすいというメリットがあります。
「他の通貨にも興味が出てきたら、サテライト枠を追加する」くらいの心構えでスタートするのも十分アリです。
インフラ分散プラン(中級者向け)
コアはBTC・ETHに置きつつ、「インフラ系も少し広く持っておきたい」という人向けのパターンです。例として、
- BTC:40〜50%
- ETH:30〜40%
- ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZ合計:10〜20%
といった配分がイメージしやすいでしょう。
L1インフラ系の内訳は、「すべてに均等に振る」「好きなチェーンを厚めにする」など、好みに応じて調整して構いません。ただし、全体としてコアを上回らないようにしておくと、リスクの取りすぎを防ぎやすくなります。
テーマミックスプラン(Web3・NFT・スポーツ好き向け)
メタバースやゲーム、スポーツ、ミーム文化といったテーマにも一定額を振り分けたい場合は、次のような配分イメージが考えられます。
- コア(BTC+ETH):50〜60%
- L1インフラ系(ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZ):20〜30%
- テーマ枠(SAND・CHZ・FIL・LINK・DOGEなど):10〜20%
テーマ枠は、「ワクワクするテーマであるほど、金額は絞る」くらいの気持ちがちょうど良いバランスです。
気になる銘柄が増えた場合も、テーマ枠全体の比率を固定したうえで、その内訳だけを調整するようにすると、全体のリスクをコントロールしやすくなります。
自分で配分を決めるときのチェックポイント
自分で自由に比率を決めたい場合も、いきなり細かいパーセンテージにこだわる必要はありません。次のようなステップで考えると、整理しやすくなります。
- 毎月(あるいは毎週)積み立てられる総額を先に決める
- そのうち何割をコア(BTC・ETH)に置くか決める(目安として5〜7割など)
- 残りを「インフラ系」「決済系」「テーマ系」などの枠に分けていく
一度決めた配分も、永遠に固定する必要はありません。半年〜1年に一度、「今の自分の興味や状況に合っているか」を見直しながら、ゆるやかに調整していくくらいがちょうど良いペースです。
配分に悩んだら、次の3点をチェックしてみてください。
- コア(BTC・ETH)がポートフォリオの半分以上になっているか
- テーマ枠・ミーム枠が全体の2割程度以内に収まっているか
- 毎月の積立額が「無理なく続けられる金額」かどうか
GMOコインのつみたて暗号資産を始める手順(ざっくり)
ここからは、「始めたい」と思った人が迷わないように、準備→設定→見直しまでの流れをざっくり整理します。
細かな画面表示はアップデートで変わることもあるため、本章では“手順の全体像”を掴むことを目的にしています。
事前準備:口座開設〜日本円入金
つみたて暗号資産を利用するには、まずGMOコインの口座開設と本人確認が必要です。
そのうえで、日本円をGMOコインの口座に入金しておき、「この範囲なら毎月積み立てても生活に影響しない」という予算の目安を決めておきましょう。
つみたて暗号資産の設定方法の流れ
実際の設定の流れは、概ね次のようなイメージです。
- GMOコインの会員ページから「つみたて暗号資産」のメニューを開く
- 積み立てたい銘柄を選ぶ(複数銘柄も可)
- 銘柄ごとに積立金額(1銘柄500円〜)と頻度(毎日・毎週・毎月)を設定する
- 開始日や合計金額を確認し、設定を確定する
複数銘柄を設定する場合は、「合計いくら積み立てることになるか」を最後に必ず確認しておくと、想定外の金額になってしまうリスクを抑えられます。
見直しタイミングと注意点
設定したあとの積立は、いつでも金額や頻度の変更・停止が可能です。ただし、反映タイミングによっては、すぐ次の積立日からは変わらない場合もあるため、余裕を持って手続きするようにしましょう。
また、相場が大きく動いたときほど、「積立をやめたくなる」「一気に金額を増やしたくなる」といった感情が動きやすくなります。こうしたタイミングこそ、「もともとの目的や配分が妥当だったか」を振り返り、必要であれば冷静にリバランスすることが大切です。
よくある質問(FAQ)|つみたて暗号資産まわりの疑問
最後に、つみたて暗号資産を始める前後でよく出る疑問をまとめます。
「途中で変更できる?」「ステーキングとどう使い分ける?」など、つまずきやすいポイントから先に潰しておきましょう。
積立途中で銘柄・金額・頻度は変更できる?
つみたて暗号資産では、基本的に銘柄・金額・頻度ともにあとから変更することができます。
「最初はBTCとETHだけだったけれど、ADAやDOTも少し足したい」「毎月から毎週に変えたい」といったニーズにも対応できるため、完璧な配分を最初から決める必要はありません。
変更内容が反映されるタイミングや、積立日との関係については、GMOコインの公式ヘルプやサービス説明ページで最新のルールを確認するようにしましょう。
ステーキング対象銘柄との使い分けは?
ATOMやDOT、ADAなど、一部の銘柄は「つみたて暗号資産」の対象であると同時に、ステーキングの対象でもあります。
長期保有を前提としている場合は、つみたてで少しずつ枚数を増やしつつ、別途ステーキングサービスの利用も検討する、という組み合わせも考えられます。
ステーキングの仕組みと注意点の基礎は、 ステーキングとは?仮想通貨を預けて稼ぐ仕組みを初心者向けにやさしく解説! で確認できます。
つみたて対象銘柄の中で「積立×ステーキング」を両立したい場合は、 積立×ステーキングの「二刀流」ができるGMOコイン銘柄一覧|ETH・ADA・DOT・SOLなど中長期向けコインの選び方 も参考にしてください。
ただし、ステーキングにはそれぞれルールやリスクもあるため、「よく分からないうちは無理に併用しない」「まずはつみたてだけで慣れる」といった段階的な使い方のほうが安心です。
つみたて対象外の銘柄はどうする?
GMOコインには、現物取引のみ対応で、つみたて暗号資産では積立できない銘柄もあります。そうした通貨を長期で持ちたい場合は、スポット(その都度の現物購入)で買い増していくしかありません。
つみたて対象外も含めて「GMOコインで買える銘柄」をまとめて確認したい場合は、 GMOコイン取扱通貨一覧|アルトコイン・ステーキング対応銘柄の特徴と選び方 を参照すると整理しやすくなります。
そのため、「まずはつみたて暗号資産の18通貨で土台を作り、そのうえで気になる銘柄があればスポットで少し追加する」という役割分担を意識しておくと、ポートフォリオ全体の整理がしやすくなります。
まとめ|18通貨を「コア」と「遊びすぎないサテライト」に分けて選ぼう
18通貨すべてを同じ熱量で追いかける必要はありません。
最初は「自分が長く持ち続けやすい土台」を作り、そこから興味のあるテーマを少しずつ足していく──この順番が、積立を続けるうえでいちばん現実的です。
18通貨のジャンルと役割のおさらい
GMOコインのつみたて暗号資産では、BTC・ETHをはじめとする18通貨を積立対象として選べます。
本記事では、これらを次のような役割に整理しました。
- コア:BTC・ETH
- 成長インフラ枠:ADA・DOT・ATOM・AVAX・SOL・XTZ
- 決済/送金・レガシー枠:XRP・XLM・BCH・LTC
- ステーブル・インフラ周辺:DAI・LINK・FIL
- テーマ/NFT・スポーツ・ミーム:SAND・CHZ・DOGE
どの通貨も魅力的なストーリーを持っていますが、すべてを同じ重さで積み立てる必要はありません。まずはコアを固め、そのうえで自分の興味やテーマに合わせてサテライトを少しずつ追加していく、という順番を意識しましょう。
失敗しにくい積立の考え方の再確認
つみたて暗号資産で大切なのは、「続けられる仕組み」と「無理のないリスク量」です。具体的には、
- 毎月(あるいは毎週)どのくらいまでなら安心して積み立てられるか、先に予算を決める
- コアにどのくらいの比率を置くか(目安として5〜7割以上)を決める
- 残りをジャンルごとのサテライト枠として、少額ずつ広げていく
この3ステップを意識するだけでも、「気づいたらテーマ銘柄ばかりになっていた」といった偏りを、防ぎやすくなります。
次に検討したいステップ
ここまで読んで、「自分はこのあたりの配分が良さそうだな」というイメージが湧いてきたら、次は具体的な金額と銘柄を決めて、つみたて暗号資産の設定画面でシミュレーションしてみましょう。
あわせて、「ステーキング・インフラ銘柄」「NFT・ゲーム・スポーツ銘柄」といった切り口のページも読んでおくと、それぞれの銘柄がポートフォリオの中でどんな役割を持ちうるのか、さらに理解が深まるはずです。
18通貨すべてを完璧に理解する必要はありません。
自分なりのコアとサテライトのバランスを少しずつ探りながら、長く付き合える積立スタイルを育てていきましょう。

