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仮想通貨取引所の取扱通貨数を比較|銘柄の多さと購入方法で選ぶ

仮想通貨取引所の取扱通貨数を比較|銘柄の多さと購入方法で選ぶ

仮想通貨取引所を選ぶとき、取扱通貨数は購入できる銘柄の選択肢を左右する重要な比較ポイントです。取扱通貨が多ければ、BTCやETHだけでなく、さまざまなアルトコインから投資先を探せます。

ただし、取引所全体では取り扱っている通貨でも、販売所では買えて日本円の板取引には対応していないなど、購入方法によって対応状況が異なることがあります。そのため、単純な通貨数だけではなく、買いたい通貨を希望する方法で購入できるかまで確認することが大切です。

この記事では、国内の仮想通貨取引所8社について、現物全体・販売所・日本円の板取引の対応通貨数を比較します。さらに、取扱通貨数が多いメリットや取引ペアの違い、外部送付や流動性なども整理し、自分の条件に合う取引所を絞り込む方法まで解説します。

仮想通貨取引所の取扱通貨数を比較

仮想通貨取引所によって、購入できる通貨の数には大きな差があります。今回比較する8社では、主要なBTCやETHだけでなく、多くのアルトコインを扱う取引所もあり、取扱通貨数が多いほど投資先の選択肢は広がります。

ただし、取扱通貨数だけでなく、買いたい通貨が販売所や日本円の板取引など、希望する方法に対応しているかも確認することが重要です。同じ取引所でも、購入方法によって対応する通貨は異なります。

取扱通貨以外の条件も含めて選びたい場合は、 国内の仮想通貨取引所を用途別に比較した記事 も参考にしてください。

国内8社の取扱通貨数を比較

Coincheck、GMOコイン、bitFlyer、bitbank、SBI VCトレード、Binance Japan、OKJ、BitTradeについて、 現物全体(現物で買える通貨の総数)、 販売所(提示価格で売買する形式)、 日本円の板取引(JPYペアの現物取引) の3項目を比較すると、次のとおりです。

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取引所現物全体販売所日本円の板取引関連情報
Coincheck 35通貨34通貨26通貨 解説記事 / 公式
GMOコイン 24通貨20通貨17通貨 解説記事 / 公式
bitFlyer 40通貨39通貨6通貨 公式
bitbank 44通貨44通貨44通貨 公式
SBI VCトレード 31通貨30通貨8通貨 公式
Binance Japan 65通貨65通貨27通貨 公式
OKJ 47通貨47通貨47通貨 公式
BitTrade 47通貨46通貨17通貨 公式

現物全体では、8社の中でBinance Japanの65通貨が最も多く、OKJとBitTradeが47通貨、bitbankが44通貨と続きます。一方で、販売所や日本円の板取引まで見ると、各社の対応範囲には違いがあります。

取扱通貨が多いほど選択肢が広がる

今回の8社では、現物全体の取扱通貨数に大きな差があります。Binance Japanが65通貨と最も多く、OKJとBitTradeが47通貨、bitbankが44通貨と続きます。

幅広い通貨から購入先を探したい場合は、現物全体の取扱通貨数が取引所を比較する判断材料になります。

購入方法によって対応通貨が異なる

取扱通貨数が多くても、すべての通貨を同じ方法で購入できるとは限りません。販売所には対応していても日本円の板取引には対応していない通貨や、反対に板取引だけで扱われている通貨もあります。

そのため、取引所を選ぶときは現物全体の通貨数だけでなく、購入したい通貨が希望する方法に対応しているかまで確認する必要があります。販売所と板取引でどのように対応通貨が変わるのかは、後ほど具体例を使って詳しく確認します。

取扱通貨数が多いメリット

取扱通貨数が多い取引所を選ぶと、購入できる通貨の選択肢が増えるだけでなく、複数の通貨を1つの口座で管理できるなど、利用を続けるうえでもメリットがあります。

現時点で購入したい通貨が決まっている場合でも、今後別の通貨に興味を持つ可能性があります。取扱通貨数が多ければ、投資対象が広がったときにも同じ取引所をそのまま利用できます。

幅広い通貨から投資先を選べる

取扱通貨数が多い取引所では、BTCやETHなどの主要通貨だけでなく、さまざまなアルトコインから投資対象を選べます。

たとえば、特定のブロックチェーンやサービス、用途などに興味を持った場合にも、対応する通貨を探せる範囲が広がります。どのような通貨がアルトコインに含まれるのか知りたい場合は、 アルトコインの特徴やビットコインとの違いを解説した記事 も参考にしてください。

複数の通貨を1つの取引所で管理できる

複数の通貨を購入する場合、それぞれを別の取引所でしか扱っていなければ、複数の口座を使い分ける必要があります。

取扱通貨数が多い取引所で複数の購入予定通貨をまとめて扱っていれば、残高や取引履歴を1つの口座で確認できます。利用する取引所の数を増やさずに、複数の通貨を保有できる点もメリットです。

新しく興味を持った通貨も同じ取引所で買える

仮想通貨を購入し始めたあとに、別の通貨へ興味が広がることもあります。その通貨をすでに利用している取引所が取り扱っていれば、新たに別の取引所を探して口座を用意する必要はありません。

現在購入したい通貨だけでなく、今後投資対象を広げる可能性まで考えると、取扱通貨数の多さは長く利用する取引所を選ぶ際の判断材料になります。

購入方法や取引ペアによって対応通貨が異なる

取扱通貨数を見るときは、現物全体の数だけでなく、販売所と板取引のどちらに対応しているかも確認する必要があります。同じ取引所でも、すべての通貨を同じ方法で購入できるわけではありません。

また、板取引に対応していても、日本円で直接売買できるとは限りません。販売所・板取引への対応に加えて、板取引では取引ペアまで確認すると、実際に希望する方法で購入できるかを判断できます。

販売所と取引所では対応通貨が異なる

販売所と日本円の板取引では、対応する通貨が一致しない取引所があります。 今回比較する8社のうち、bitbankとOKJは両方の対応範囲が一致しているため、以下では違いがある6社のみを掲載します。

たとえばGMOコインでは、販売所にあって日本円の板取引にはない通貨と、反対に日本円の板取引にあって販売所にはない通貨の両方があります。

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取引所販売所のみ板取引のみ関連情報
Coincheck 9通貨DAI 解説記事 / 公式
GMOコイン 7通貨FCR・ASTR・NAC・WILD 解説記事 / 公式
bitFlyer 34通貨ELF 公式
SBI VCトレード 23通貨NIDT 公式
Binance Japan 38通貨なし 公式
BitTrade 30通貨JOC 公式

GMOコインでは、FIL・SAND・CHZ・AVAX・ZPG・ZPGAG・ZPGPTが販売所にのみ対応し、FCR・ASTR・NAC・WILDは日本円の板取引にのみ対応しています。 CoincheckのDAI、bitFlyerのELF、SBI VCトレードのNIDT、BitTradeのJOCも、販売所にはなく日本円の板取引で扱われている通貨です。

このように、販売所の対応通貨だけを見ても、その取引所で日本円の板取引を利用できる通貨までは把握できません。Coincheckの対応状況は 販売所・取引所別の取扱通貨を整理した記事 、GMOコインは GMOコインの取扱通貨をまとめた記事 で詳しく確認できます。

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同じ取引所でも、販売所と板取引は「別の売り場」のようなものです。 取引所自体がその通貨を扱っていても、使いたい売り場に並んでいるとは限らないので、購入方法まで確認しておきましょう。

取引所によって日本円の板取引への対応範囲が異なる

最初の比較表を見ると、現物全体の取扱通貨数が多い取引所でも、日本円の板取引まで同じ範囲で対応しているとは限らないことが分かります。

OKJは現物全体47通貨のすべて、bitbankも44通貨のすべてが日本円の板取引に対応しています。一方、Binance Japanは現物全体65通貨に対して27通貨、bitFlyerは40通貨に対して6通貨です。

そのため、板取引を利用したい場合は、現物全体の取扱通貨数ではなく、購入したい通貨が日本円の板取引に対応しているかを確認する必要があります。

板取引は取引ペアまで確認する

板取引では、通貨名だけでなく取引ペアも確認します。たとえばBTC/JPYならBTCと日本円、ETH/BTCならETHとBTCを直接売買する取引ペアです。

BTC/JPYとETH/BTCの取引ペアの違い

そのため、ある通貨が板取引に対応していても、暗号資産同士のペアしかなければ日本円から直接購入することはできません。たとえばbitFlyerにはBCH/BTCがありますが、これはBCHとBTCの取引ペアなので、日本円の板取引には含まれません。

日本円から直接購入したい場合は、目的の通貨にJPYペアがあるかまで確認すると、希望する購入方法に対応しているかを判断できます。

条件に合う仮想通貨取引所を選ぶ

取扱通貨数を比較したあとは、購入したい通貨に対応している取引所を候補にして、購入方法や外部送付などの条件を確認します。

通貨数の多さだけで決めるのではなく、買いたい通貨を実際にどのように利用するかまで考えて候補を絞ることが重要です。

  1. 購入したい通貨を選ぶ
  2. 買いたい通貨を扱う取引所に絞る
  3. 希望する購入方法で比較する
  4. 外部ウォレットへ送付できるか確認する
  5. 取扱終了の予定がないか確認する
  6. 購入する通貨の流動性を比較する
  7. 条件を比較して利用する取引所を決める
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まずは「買いたい通貨」を1〜3つ書き出してみましょう。 その通貨を扱っている取引所だけを残せば、8社すべてを細かく比較する必要はありません。

購入したい通貨を選ぶ

まずは、どの通貨を購入するか決めます。BTCやETHなどの主要通貨だけでなく、アルトコインまで含めると、それぞれ用途や特徴、価格が動く要因は異なります。

購入候補を探すときは、 仮想通貨データ一覧で各通貨の特徴を確認 したうえで、自分が購入したい通貨を絞り込みましょう。

買いたい通貨を扱う取引所に絞る

購入したい通貨が決まったら、その通貨を取り扱っている取引所を候補にします。取扱通貨数が多い取引所でも、目的の通貨を扱っていなければ購入先にはなりません。

複数の通貨を購入したい場合は、それぞれの通貨を別々の取引所で買うだけでなく、購入予定の通貨をまとめて扱っている取引所があるかも確認すると、利用する口座を増やさずに済みます。

希望する購入方法で比較する

候補を絞ったあとは、目的の通貨が販売所と日本円の板取引のどちらに対応しているかを確認します。同じ通貨を扱っている取引所でも、利用できる購入方法は同じとは限りません。

販売所を利用したいのか、日本円の板取引を利用したいのかを決めたうえで、希望する方法に対応している取引所を残していきます。

外部ウォレットへ送付できる取引所を選ぶ

購入した通貨を取引所内で保有するだけでなく、外部ウォレットへ移す予定がある場合は、出庫にも対応しているか確認します。

同じ通貨を取り扱っていても、外部への送付可否や対応するネットワークが異なる場合があります。購入後に外部へ移す予定がある通貨は、購入前に出庫条件まで確認しておくことが重要です。

取扱終了の予定がないか確認する

購入予定の通貨について、取扱終了が発表されていないかも確認します。取扱終了が決まっている場合は、サービスごとに終了時期が異なることがあるため、次の期限を確認します。

  • 買付を終了する日
  • 売付を終了する日
  • 外部への出庫を終了する日

取扱終了予定がある場合は、単に「まだ購入できるか」だけで判断せず、その後の売却や出庫まで含めて利用する取引所を決めましょう。

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買いたい通貨が決まったら、注文する前に取引所のお知らせを一度確認しておきましょう。 取扱終了が発表されているなら、「いつまで買えるか」だけでなく「いつまで売れるか・送れるか」まで確認しておくと安心です。

購入する通貨の流動性が高い取引所を選ぶ

同じ通貨の日本円の板取引に複数の取引所が対応している場合は、その通貨・取引ペアの流動性も比較します。

板に十分な注文が並んでいる取引所では売買相手を見つけやすい一方、注文が少ない取引所では、希望する価格付近で十分な数量を売買できないことがあります。

同じ通貨でも取引所によって板の注文量が異なることを示す図

板取引を利用する場合は、目的の通貨を扱っているかだけでなく、その通貨の注文が十分に集まっている取引所かも確認して選びましょう。

条件を比較して利用する取引所を決める

最後に、候補として残った取引所について、取扱通貨、購入方法、外部送付、取扱終了の予定、流動性などを比較します。

すべての条件で優れている取引所を探すのではなく、自分が購入したい通貨と利用方法に必要な条件を満たしているかを基準に選ぶことが大切です。

同じ通貨を購入できる取引所が複数残った場合は、売買や入出金などにかかる費用も判断材料になります。 仮想通貨取引所の手数料を比較した記事 も確認し、利用する取引所を決めましょう。

仮想通貨取引所の取扱通貨数に関するよくある質問

仮想通貨取引所の取扱通貨数を比較するときに、確認しておきたい点をまとめます。

取扱通貨数が多い取引所ほど良いですか?

取扱通貨数が多いほど、購入できる通貨の選択肢は広がります。ただし、最終的には買いたい通貨を扱っているか、希望する購入方法に対応しているかなど、自分に必要な条件で候補を比較することが重要です。

外部ウォレットへ送付する予定がある場合は、対象通貨の出庫対応なども確認して選びましょう。

取扱通貨数はどのように数えていますか?

現物全体は、販売所と現物の板取引で扱われている暗号資産について、重複する通貨を1つとして集計しています。販売所と日本円の板取引については、それぞれ別に対応通貨数を数えています。

日本円の板取引にはBTC建てなどの取引ペアを含めず、JPYで直接売買できる通貨のみを集計しています。また、保管・送付だけに対応する通貨や、レバレッジ取引だけで扱われる通貨など、現物で購入できないものは含めていません。

最新の取扱通貨はどこで確認できますか?

取扱通貨は、新しい通貨の追加や取扱終了によって変わります。最新の対応状況は、各取引所の公式サイトにある取扱通貨一覧、取引ルール、契約書面などで確認できます。

特に購入したい通貨が決まっている場合は、取扱通貨数だけでなく、販売所や日本円の板取引への対応状況もあわせて確認しましょう。

まとめ

仮想通貨取引所は、現物全体の取扱通貨数だけでなく、販売所や日本円の板取引への対応範囲にも差があります。取扱通貨数が多いほど投資先の選択肢は広がりますが、通貨数だけで利用する取引所を決める必要はありません。

  • 買いたい通貨を取り扱っているか確認する
  • 販売所や日本円の板取引など、希望する購入方法に対応しているか確認する
  • 外部送付、取扱終了の予定、流動性なども候補となる取引所同士で比較する

まず取扱通貨から候補を絞り、その後に購入方法や利用条件を比較して、自分に合う取引所を選ぶことが重要です。

取扱通貨以外の条件も含めて比較したい場合は、 国内の仮想通貨取引所を用途別に比較した記事 も参考にしてください。

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