
「GMOコインは取扱通貨が多いけど、結局どの銘柄を選べばいいのか分からない…」。
そんなモヤモヤを抱えたままなんとなく有名どころだけを買ってしまうと、「他にも自分に合う通貨があったのでは?」と後から迷いや不安が出てきがちです。
このページでは、GMOコインの
取扱通貨をジャンル別に整理しながら、「基軸通貨・メジャーアルト」「ステーキング対応銘柄」「NFT・ゲーム・Web3系」「ステーブルコイン・国内プロジェクト系トークン」といった切り口で特徴を解説します。
さらに、つみたて暗号資産で選ばれやすい銘柄や、目的別のおすすめ組み合わせ例も紹介し、「GMOコインではどの通貨をどのくらい持つべきか」を自分で考えやすくなることを目指しています。
GMOコインの取扱通貨を、単なる一覧ではなく役割ごとのジャンルで整理し、「どの銘柄をコアにして、どの銘柄をサブにするか」をイメージしやすく解説します。
- GMOコインの取扱通貨ラインアップを、「基軸通貨・メジャーアルト/ステーキング・PoS系/NFT・Web3系/ステーブルコイン・国内プロジェクト系」などのジャンル別に整理
- ステーキング対応銘柄やつみたて対象銘柄の選び方を、「コア」と「分散・体験枠」に分けて解説し、自分に合う銘柄を絞り込むための考え方を紹介
- 初心者・ステーキング重視・Web3体験重視・ハイリスク許容など、目的別の銘柄組み合わせ例と、迷ったときに役立つFAQで「どの通貨を買うべきか」を整理できる内容になっている
GMOコインの取扱通貨の全体像
「GMOコインは通貨が多い」と聞いていても、実際にはどんな種類の銘柄があって、どこまでカバーしているのかはパッと見では分かりにくいものです。
まずは、ビットコインや主要アルトコインに加え、ステーキングやIEOなどのサービスとあわせて、全体像をざっくりつかんでおきましょう。
GMOコインそのもののサービス内容やメリットから確認したい人は、
GMOコインってどう?実際に使う前に知っておきたい特徴・評判・使い方
もあわせて読んでおくとイメージしやすくなります。
このセクションでは、GMOコインがどのような通貨ラインアップをそろえているのか、
「取扱数」「サービスごとの対応範囲」「国内プロジェクト系トークン」といった切り口から整理していきます。
後続の一覧表や銘柄選びの話を読む前の、前提となるイメージづくりとしてチェックしてみてください。
国内トップクラスの取扱数とラインアップの特徴
GMOコインは国内でもトップクラスの 取扱通貨売買できる通貨の種類 をそろえた暗号資産サービスです。ビットコイン(BTC)はもちろん、 イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)といった主要通貨に加えて、 ポルカドット(DOT)やコスモス(ATOM)、ソラナ(SOL)など、 いわゆる アルトコインビットコイン以外の通貨 も幅広く対応しています。
「アルトコインってそもそも何?」という人は、 アルトコインとは?ビットコインとの違いと注目の通貨を初心者向けに解説! も先にチェックしておくと、各銘柄のおおまかな立ち位置を理解しやすくなります。
さらに、預けることで報酬がもらえる ステーキング預けて報酬を得る仕組み 対応銘柄や、IEOを通じて上場した国内プロジェクトのトークンなど、「長期保有」「運用」「新規プロジェクトへの投資」までカバーできるラインアップになっているのが特徴です。
サービスごとに見た取扱範囲
GMOコインでは、同じ通貨でもサービスごとに利用できる範囲が少しずつ異なります。
たとえば、ビットコインは現物取引・つみたて暗号資産・レバレッジ・暗号資産FXなど多くのサービスに対応していますが、
一部のアルトコインは「現物のみ」といったケースもあります。
全体像をつかみやすくするために、代表的なサービスと通貨の関係をざっくり整理すると次のようなイメージです。
- 販売所取引所と直接売買する窓口: 少ない銘柄で手軽に売買しやすい
- 取引所ユーザー同士が板で売買: 取扱銘柄が多く、スプレッドを抑えて売買しやすい
- つみたて暗号資産自動で定期購入するサービス: 人気の高い通貨を中心に、対応銘柄が厳選されている
- レバレッジ・暗号資産FX:一部の通貨ペアに限定されるが、トレード向きのラインアップ
- ステーキング:PoS系など、ネットワーク運営に参加できる通貨が中心
販売所と取引所の仕組みや違いをもう少し詳しく知りたい人は、
取引所と販売所の違いとは?初心者でもわかる仮想通貨の買い方ガイド
を先に押さえておくと理解しやすくなります。
また、GMOコインで使える各サービスの内容は
GMOコインでできること完全ガイド|現物・積立・レバレッジ・ステーキング・IEO・貸暗号資産
で、サービスごとの手数料感は
GMOコインの手数料は安い?スプレッド・取引所・送金手数料を他社比較
を読むと具体的にイメージしやすくなります。
どのサービスを使うかによって選べる通貨が変わるため、「この通貨で何をしたいか(長期保有・積立・トレード・ステーキング)」を決めたうえで対象銘柄を確認すると、ミスマッチを防ぎやすくなります。
IEO・国内プロジェクト系の銘柄にもアクセスできる
GMOコインの特徴として、上場前に取引所が販売を行う IEO取引所経由のトークン販売 にも積極的に取り組んでいる点が挙げられます。サッカークラブや不動産サービスなど、 国内プロジェクトと紐づいたトークンがIEOを通じて販売され、その後も現物取引の対象になっているケースがあります。
こうした「国内プロジェクト・コミュニティ系」の通貨は、
一般的なメジャー通貨とは値動きの性質が異なることも多いため、
ポートフォリオの一部として少額で組み入れるイメージで検討するとよいでしょう。
GMOコインのIEO案件の実績やリスクを詳しく知りたい場合は、
GMOコインのIEOは儲かる?仕組み・過去案件(FCR・NACなど)の実績とリスク
もあわせてチェックしてみてください。
GMOコイン取扱通貨一覧|ジャンル別にざっくり整理
GMOコインでは多くの通貨を扱っているため、「とりあえず有名どころを買っておく」だけだと、 どうしてもポートフォリオが偏りやすくなります。 どの銘柄が「土台」で、どの銘柄が「サブ」なのかをイメージしておくことが大切です。
このセクションでは、GMOコインの取扱通貨を 「基軸通貨・メジャーアルト」「ステーキング・PoS系」「NFT・ゲーム・Web3系」 「ステーブルコイン・決済寄り」「国内プロジェクト・IEO関連」といったジャンル別にざっくり整理します。 まずは全体を俯瞰しながら、自分のポートフォリオでどの役割をどのジャンルに担わせるかを考えるヒントにしてみてください。
GMOコイン取扱通貨の全体マップ(★付きざっくり一覧)
まずは、GMOコインで現時点で取扱いのある代表的な通貨を、
「ジャンル」と「将来性の★評価」の2軸でざっくり一覧にまとめました。
各銘柄の詳細や最新情報は、通貨名からリンクしている
当サイト内の通貨辞書ページもあわせてチェックしてみてください。
★評価は、プロジェクトの知名度や実用性、市場での位置づけなどをもとにした
当サイト独自の主観的な目安です。
将来の値上がりや損失回避を保証するものではないため、最終的な判断は必ずご自身で行ってください。
★のざっくり目安:
★★★★★…長期視点でも中心になりやすいメジャー銘柄
★★★★☆…有力プロジェクトだが、価格変動には要注意
★★★☆☆…テーマ性はあるが、市場や競合次第で変化しやすい
★★☆☆☆…値動き・流動性・競合などの不確実性が大きい
| 通貨名 | ジャンル | 将来性(★1〜5) |
|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 基軸通貨・価値保存 | ★★★★★ |
| イーサリアム(ETH) | スマートコントラクトL1 | ★★★★★ |
| ビットコインキャッシュ(BCH) | 決済通貨・ビットコイン分岐 | ★★☆☆☆ |
| ライトコイン(LTC) | 決済通貨 | ★★★☆☆ |
| エックスアールピー(XRP) | 送金・決済インフラ | ★★★★☆ |
| ステラルーメン(XLM) | 国際送金・決済 | ★★★☆☆ |
| テゾス(XTZ) | スマートコントラクトL1 | ★★★☆☆ |
| ポルカドット(DOT) | マルチチェーン基盤 | ★★★★☆ |
| コスモス(ATOM) | マルチチェーン基盤 | ★★★★☆ |
| カルダノ(ADA) | L1プラットフォーム | ★★★★☆ |
| ダイ(DAI) | ステーブルコイン | ★★★★☆ |
| チェーンリンク(LINK) | オラクル・データ連携 | ★★★★☆ |
| FCRコイン(FCR) | スポーツクラブ連動・IEO | ★★★☆☆ |
| ドージコイン(DOGE) | ミームコイン | ★★☆☆☆ |
| ソラナ(SOL) | 高速L1・NFT/ゲーム基盤 | ★★★★☆ |
| アスター(ASTR) | 日本発L1・Web3基盤 | ★★★★☆ |
| ファイルコイン(FIL) | 分散型ストレージ | ★★★★☆ |
| サンド(SAND) | メタバース・ゲーム | ★★★☆☆ |
| チリーズ(CHZ) | スポーツ・ファントークン | ★★★☆☆ |
| アバランチ(AVAX) | 高速L1プラットフォーム | ★★★★☆ |
| NOT A HOTEL COIN(NAC) | RWA・国内不動産IEO | ★★★☆☆ |
基軸通貨・メジャーアルト|ポートフォリオの土台になる銘柄
まずは、どの取引所でも中心的に扱われる「基軸通貨・メジャーアルト」から見ていきましょう。
これらの通貨は、長期投資のコアになりやすい銘柄群です。
迷ったときは、この中から2〜3銘柄を軸にするイメージを持つと判断しやすくなります。
| 通貨 | 分類 | ざっくり特徴 |
|---|---|---|
| BTC(ビットコイン) | 基軸通貨 | 発行上限が決まった「デジタルゴールド」のような位置づけ |
| ETH(イーサリアム) | メジャーアルト | 多くのDeFiやNFTの土台になるスマートコントラクト基盤 |
| XRP(リップル) | メジャーアルト | 国際送金など、送金ネットワークの実用性を重視したプロジェクト |
| LTC(ライトコイン) | メジャーアルト | ビットコインに似た仕組みで、決済向きの軽さを目指した通貨 |
| BCH(ビットコインキャッシュ) | メジャーアルト | ビットコインから分岐し、送金や決済での利用を意識した設計 |
これらの通貨は、ニュースや解説記事の情報量も多く、初心者でもリサーチしやすいというメリットがあります。 まずは情報が集めやすいメジャー銘柄からスタートし、徐々に他のアルトコインにも範囲を広げていくと、 無理なく学びながら投資を進めやすくなります。
ステーキング・PoS系通貨|保有しながら報酬を狙える銘柄
GMOコインの強みの一つが、
ステーキング対象となるPoS(プルーフ・オブ・ステーク)系の通貨を複数扱っている点です。
こうした通貨は、長期保有を前提にしつつ、ネットワーク運営への参加の対価として追加の報酬を狙える候補になります。
ステーキングの基本的な仕組みをもう少し丁寧に押さえておきたい人は、
ステーキングとは?仮想通貨を預けて稼ぐ仕組みを初心者向けにやさしく解説!
を先に読んでおくと安心です。
| 通貨 | 立ち位置 | 特徴のイメージ |
|---|---|---|
| ETH(イーサリアム) | L1プラットフォーム | DeFi・NFTなど多様なアプリケーションの基盤 |
| ADA(カルダノ) | L1プラットフォーム | 研究開発志向が強く、長期的な発展を目指す設計 |
| DOT(ポルカドット) | マルチチェーン基盤 | 複数チェーンをつなぐハブ的な役割を目指す |
| ATOM(コスモス) | マルチチェーン基盤 | 「インターネットオブブロックチェーン」を掲げるプロジェクト |
| SOL(ソラナ) | 高速チェーン | 高速・低コストなトランザクションを売りにしたエコシステム |
| ASTR(アスター) | 日本発プロジェクト | 日本企業や国内Web3との連携に力を入れるチェーン |
ステーキング対応銘柄は、「長く持つつもりの通貨をどれにするか」を考えるうえで重要な候補になります。
ただし、利回りだけで選ぶのではなく、プロジェクトの方向性や価格のボラティリティも含めて検討することが大切です。
NFT・ゲーム・Web3系通貨|体験を重視したい人向け
最近は、NFTマーケットやブロックチェーンゲーム、Web3サービスの基盤として注目される通貨も増えています。
代表的な例としては、NFTやゲームのエコシステムが発展しているソラナ(SOL)や、
国内外のdAppsが展開されているアスター(ASTR)などが挙げられます。
NFTそのものの仕組みや活用事例については、 NFTとは?特徴・仕組み・活用事例をわかりやすく解説【初心者向け】 を先に読んでおくと、これらの通貨がどのような場面で使われているかイメージしやすくなります。
こうした通貨は、「値上がり期待」だけでなく、実際にNFTを買ったりアプリを使ったりするための“チケット”としての側面もあります。
価格変動は大きくなりがちなので、投資というよりは「体験コストを含めた少額保有」から始めると、失敗しにくくなります。
ステーブルコイン・決済寄り通貨|値動きを抑えたいときの選択肢
ポートフォリオの一部を一時的に避難させたいときや、別の銘柄を買うまでの“待機資金”として役立つのが、
法定通貨に価値を連動させる
ステーブルコイン価格を安定させた通貨
です。
また、ライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)のように、決済での利用を意識した通貨もあります。
これらは「長期の値上がり益」を狙うよりも、「値動きを抑えつつ暗号資産の枠内に資金を置いておく」用途で使われることが多い通貨です。
利用している取引所やサービスによって扱いが異なるため、使う前にGMOコインでの対応状況を確認しておくと安心です。
国内プロジェクト・IEO関連銘柄|応援・体験に近いポジション
GMOコインで取り扱われている通貨の中には、国内のスポーツクラブやサービスと紐づいたトークンや、
IEOを通じて新規上場したプロジェクトの銘柄も含まれます。
これらは「そのクラブやサービスを応援したい」「プロジェクトの成長を期待して参加したい」といった気持ちから購入されることも多い銘柄です。
ただし、メジャー通貨に比べて出来高や情報量が少ないケースも多く、
価格の上下も激しくなりがちです。
資産の中核というよりは、ポートフォリオのごく一部にとどめ、
「応援・体験枠」として少額を割り当てるくらいのスタンスで向き合うのが無難です。
ステーキング対応銘柄一覧と特徴
GMOコインで長期保有を考えるなら、「ステーキング対応銘柄」をどう選ぶかは大きなポイントになります。
ただ、同じステーキングといっても通貨ごとに役割やエコシステム、リスクの大きさが異なるため、
「とりあえず利回りが高いものを選ぶ」だけでは後から不安になりがちです。
このセクションでは、GMOコインでステーキング対象になっている代表的な通貨のラインアップと、
それぞれのざっくりとした特徴、銘柄を選ぶときに意識したい3つの視点を整理して紹介します。
どの銘柄を長く持っていくかを考える際の、土台となるイメージづくりに役立ててください。
GMOコインのステーキング対象銘柄のラインアップ
GMOコインでは、イーサリアム(ETH)やカルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、
ソラナ(SOL)、アスター(ASTR)など、複数のステーキング対象銘柄を扱っています。
これらの通貨をGMOコインの口座内で保有しておくだけで、条件を満たせば自動的にステーキング報酬を受け取れる仕組みになっているサービスもあります。
対象銘柄や条件は変更される可能性があるため、実際に利用する際は必ず公式サイトのステーキング説明ページで最新情報を確認するようにしましょう。
銘柄ごとのざっくり特徴を押さえる
ステーキング銘柄と一口に言っても、その役割やエコシステムはさまざまです。
たとえば、ETHはDeFiやNFTの中心的な基盤となっており、ADAやDOT、ATOMはそれぞれ独自の技術思想やマルチチェーン構想を掲げています。
SOLやASTRは、トランザクションの高速性や国内との親和性に強みを持つチェーンとして注目されています。
どの通貨を選ぶかを考えるときは、「技術的な特徴」だけでなく、自分が今後触れてみたいサービスやエコシステムとの相性も重要です。
気になるチェーンのdAppsやNFTプロジェクトを軽く調べてみると、長期で付き合えるかどうかのヒントが得られます。
ステーキング銘柄を選ぶときの3つの視点
ステーキング対応銘柄を選ぶときは、利回りだけで判断せず、次の3つの視点を意識するのがおすすめです。
- 通貨そのものの将来性:プロジェクトの方向性や開発状況、コミュニティの活発さなど
- 価格ボラティリティ:短期的な値動きが激しすぎないか、自分の許容度と合っているか
- ステーキング条件:ロック期間の有無、報酬の変動幅、途中解約の可否など
これらのポイントを踏まえたうえで、「長期で持ち続けてもよい」と思える銘柄の中から、
ステーキング対象になっている通貨を選ぶと、ストレスの少ない運用につながりやすくなります。
ロック期間中の価格暴落リスクや資金拘束についてさらに詳しく知りたい人は、
ロックアップと流動性|ステーキング中の「価格暴落」に備えるリスク管理戦略
も参考になります。
つみたて暗号資産で人気の銘柄と選び方
「毎月いくら積み立てるか」は決まっても、「どの銘柄を選べばいいのか」が決めきれない……という人は少なくありません。
とくにGMOコインのように対応銘柄が多いサービスでは、ビットコインだけにするのか、イーサリアムやアルトコインも混ぜるのかで悩みがちです。
このセクションでは、GMOコインのつみたて暗号資産で選ばれやすい代表的な銘柄と、
「コアになる通貨」と「分散のために加える通貨」をどう切り分けるかという考え方を整理します。
これから積立を始める人が、自分に合った銘柄の組み合わせをイメージしやすくなることを目指しています。
サービスの具体的な仕組みや設定手順については、
GMOコインの「つみたて暗号資産」はどう?メリット・デメリットとおすすめ活用法
で詳しく解説しています。
また、「積立=ドルコスト平均法」で値動きの激しさとどう付き合うかを知りたい人は、
積立投資が安心なワケ|仮想通貨の激しい値動きと上手につき合うコツ
もあわせてチェックしてみてください。
つみたて対象銘柄のイメージをつかむ
GMOコインのつみたて暗号資産では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、
ソラナ(SOL)など複数の銘柄を選んで、毎月・毎日といったペースで自動購入できます。
少額から複数銘柄を同時に積み立てられるため、「どの銘柄にどのくらいの割合で配分するか」を自分で設計しやすいのが特徴です。
ただし、すべての取扱通貨がつみたて対象というわけではありません。
対応銘柄は随時見直される可能性もあるため、実際に積立設定を行う前に、GMOコインのつみたて暗号資産ページで最新の一覧を確認しておきましょう。
コアになりやすいBTC・ETHから考える
積立投資の「コア」として選ばれやすいのが、ビットコインとイーサリアムです。
どちらも長年にわたって多くの投資家に支持されている通貨であり、ニュースや解説情報も豊富にあります。
具体的な比率は人それぞれですが、たとえば「BTCを中心にしつつ、ETHも一定割合加える」、 または「BTCとETHを半々くらいにしておき、他の通貨はサブ的に少額だけ」というように、 まずはこの2銘柄を軸にした設計から始めると、極端な偏りを避けやすくなります。
分散のために加えたいアルト・ステーキング銘柄
余裕が出てきたら、ステーキング対応のPoS系通貨や、NFT・Web3文脈で注目されるアルトコインを
「サブ枠」として少量ずつ積み立てるという選択肢もあります。
たとえば、ADA・DOT・ATOM・SOL・ASTRなどを、合計で全体の数割までに抑えて加えるイメージです。
こうした通貨は値動きが大きくなる傾向がありますが、
長期で見たときに成長余地があると感じられるプロジェクトも多く、
BTC・ETHだけでは得られないリスク・リターン特性をポートフォリオに加えることができます。
「コアはBTC・ETH、サブはアルト複数」という構図を意識すると、バランスを取りやすくなります。
目的別:どの銘柄をどう組み合わせる?
「通貨ごとの特徴はなんとなく分かったけれど、実際にどんな組み合わせにすればいいのか分からない……」という人も多いはずです。
同じ銘柄でも、初心者としてまず1〜2銘柄に絞りたいのか、ステーキングで枚数を増やしたいのか、
あるいはWeb3やNFTの体験を重視したいのかによって、適したポートフォリオは変わってきます。
このセクションでは、「初心者向け」「ステーキング重視」「Web3・NFT体験重視」「ハイリスク許容」といった目的別に、
どのような銘柄の組み合わせ方が考えられるかを整理して紹介します。
あくまで一例ではありますが、自分のリスク許容度や興味の方向性に照らし合わせながら、
ポートフォリオ設計のたたき台としてイメージしてみてください。
「どのくらい分散すべきか」や「自分のリスク許容度に合ったポートフォリオバランス」をもう少し体系的に学びたい人は、 【投資の基本】仮想通貨で「分散投資」が生命線である理由|BTC・ETH以外に何をどう組み合わせるか や リスク許容度から逆算するポートフォリオ戦略|仮想通貨を「全財産」にしない線引き を先に読んでおくと、ここで紹介するパターンを自分仕様にアレンジしやすくなります。
初心者向け|まずはBTC+ETH中心に2〜3銘柄
初めて暗号資産を買う場合は、あれこれ手を出しすぎず、
まずはビットコインとイーサリアムを中心に2〜3銘柄に絞るのがおすすめです。
この2銘柄だけでも十分に分散が効いており、情報収集もしやすいため、
無理なく学びながら投資を続けやすくなります。
イメージとしては、次のような組み合わせを参考にしつつ、自分の好みに合わせて比率を微調整していくとよいでしょう。
- パターンA:BTCを多め(例:BTC 70%・ETH 30%)
- パターンB:BTCとETHを半々(例:BTC 50%・ETH 50%)
- パターンC:BTC+ETHに、少額のXRPやSOLを加える(合計2〜3銘柄にとどめる)
どのパターンを選ぶにしても、「最初から10銘柄以上に分散する」といったやり方は、 管理や学習の負担が大きくなりやすいため避けたほうが無難です。
ステーキング重視派|PoS銘柄を複数組み合わせる
「長期で保有しながら、枚数を増やすことも意識したい」という人は、
ステーキング対応のPoS系通貨を複数組み合わせるパターンが向いています。
たとえば、ETH・ADA・DOT・ATOM・SOL・ASTRといった銘柄を少しずつ持つことで、
複数チェーンのエコシステムに分散して参加するイメージになります。
ただし、どれか1銘柄に集中させると、その通貨特有のリスクをモロに受けてしまいます。
ポートフォリオ全体の中で「ステーキング系はこのくらいまで」と上限を決めたうえで、
その範囲内で複数通貨に分散しておくと、リスクを抑えつつリターンを狙いやすくなります。
Web3・NFT体験重視派|SOLなど体験に直結する銘柄を少額で
NFTやブロックチェーンゲーム、Web3サービスを実際に使ってみたい人は、
そのチェーンのネイティブ通貨を少額だけ持っておくと、体験の幅が広がります。
ソラナ(SOL)やアスター(ASTR)など、実際にdAppsやNFTマーケットが動いているチェーンの通貨を、
「使ってみるためのコスト」と割り切ったうえで確保しておくイメージです。
こうした銘柄は、値動きが激しい一方で、エコシステムの成長次第では大きなチャンスにつながることもあります。
とはいえ、ポートフォリオの中心に置くというよりは、
「体験枠」としてごく一部(数%〜多くても1〜2割程度)にとどめておくのが安心です。
GMOコインの口座から実際にNFTを購入してみたい人は、 GMOコイン×Adam byGMOでNFTを始める方法|入金から購入までの流れとメリット を参考に、少額から体験してみるのもおすすめです。
ハイリスク許容派|IEO・国内プロジェクトはポートフォリオの一部に
リスク許容度が高く、新しいプロジェクトにも積極的に参加したい人は、
IEOや国内プロジェクトのトークンも候補に入ってきます。
ただし、こうした銘柄は値動きが極端になりやすく、情報が限られていることも多いため、
手を出すとしてもポートフォリオのごく一部にとどめるのが前提になります。
目安としては、全体の5〜10%程度までに抑え、それ以上は増やさないルールを自分の中で決めておくと、
「応援・チャレンジ的な投資」と「資産の土台部分」を切り分けやすくなります。
暗号資産全体の主なリスク要因を整理しておきたい人は、
仮想通貨のリスクとは?詐欺・暴落・ハッキングの回避法を初心者向けに解説
も事前に読んでおくと安心です。
GMOコイン取扱通貨に関するよくある質問(FAQ)
GMOコインの取扱通貨について調べていると、
「結局いま何銘柄あるの?」「これからも増えていくの?」「全部がステーキングやつみたて対象なの?」といった、
細かい疑問がどうしても出てきます。
通貨数やサービス対応状況は変化する部分でもあるため、公式情報とあわせて押さえておくと安心です。
このセクションでは、GMOコインの取扱通貨に関してよくある質問をQ&A形式でまとめました。
「まずここだけ知っておけばOK」という前提を確認しつつ、
迷ったときにどこをチェックすればよいかもあわせて整理しているので、
必要なところから気になる質問だけ拾って読んでみてください。
Q. GMOコインでは何銘柄くらい取引できますか?
GMOコインの取扱通貨数は、国内でもトップクラスの水準です。
ただし、新規上場や取扱終了などにより、通貨数は時期によって変動する可能性があります。
正確な最新数を知りたい場合は、GMOコイン公式サイトの「取扱銘柄一覧」や
取引画面の通貨リストを確認するようにしましょう。
本記事では、あくまで代表的な通貨の特徴や選び方の考え方を解説しています。
Q. 取扱通貨は今後も増えていきますか?
暗号資産市場全体がまだ成長途中にあることもあり、
今後も新しい通貨の上場や、IEOを通じたプロジェクトの追加などが行われる可能性があります。
一方で、需要や安全性の観点から、取扱いが見直される通貨が出てくることも考えられます。
取扱通貨の変更や新規追加に関する情報は、GMOコイン公式のお知らせとして発表されるため、 気になる人は定期的にニュース欄やメール配信をチェックしておくとよいでしょう。
Q. すべての通貨がステーキング・つみたて対象ですか?
すべての取扱通貨がステーキングやつみたて暗号資産の対象になっているわけではありません。
ステーキングは主にPoS系通貨が中心で、つみたて暗号資産も人気の高いメジャー通貨や一部アルトに絞られています。
どの通貨がどのサービスに対応しているかは、GMOコインの各サービスページや
取引画面で確認できます。
「この通貨を長期で積み立てたい」「ステーキングも使いたい」といった具体的な目的がある場合は、
事前にサービス対応状況をチェックしてから購入すると、後から「このサービスでは使えなかった」というミスマッチを防げます。
Q. どの銘柄から買うべきか決められません
銘柄が多いほど迷いやすくなりますが、基本は「コアとサブを分けて考える」ことが大切です。
まずはビットコインとイーサリアムといったコア通貨を中心に据え、
ステーキング対応のPoS系や、NFT・Web3系のアルトコインはサブ枠として少額にとどめる——
という考え方を持つと整理しやすくなります。
さらに詳しく知りたい場合は、本サイト内の各通貨辞書ページで、 個別銘柄の特徴や将来性を確認しながら、自分に合う通貨を1つずつ選んでいくのがおすすめです。
まとめ|GMOコインの豊富な取扱通貨を「選んで使う」
ここまで見てきたように、GMOコインではビットコインやイーサリアムといった王道銘柄から、
ステーキング対応のPoS系通貨、NFT・Web3関連、IEO・国内プロジェクト系トークンまで、
さまざまな通貨にアクセスできます。
一方で、選択肢が多いからこそ「どれをどのくらい持つか」を自分で決めることが、長く付き合っていくうえで欠かせません。
最後に、GMOコインの取扱通貨と向き合うときに意識しておきたいスタンスを整理しつつ、
今後ポートフォリオを組んでいくうえでの考え方を振り返っておきましょう。
「なんとなく買う」段階から一歩進んで、「目的に合わせて選んで使う」視点を持てると、
暗号資産との付き合い方がぐっとクリアになっていきます。
豊富なラインアップを自分の目的に合わせて絞り込む
GMOコインは、ビットコインやイーサリアムといったメジャー通貨に加え、 ステーキング対応のPoS系銘柄や、NFT・Web3関連通貨、IEOを通じて上場した国内プロジェクトのトークンまで、 幅広い銘柄を扱う国内トップクラスの取引所です。
しかし、銘柄が多いほど重要になるのが、「どの通貨をどのくらい持つのか」を自分で選び取る姿勢です。
なんとなく話題の通貨を買い足していくのではなく、
コア通貨・ステーキング銘柄・体験枠・チャレンジ枠といった役割で整理すると、
ポートフォリオ全体を俯瞰しやすくなります。
そもそも「GMOコイン自体が自分に合っているか」を確認したい場合は、 GMOコインが向いている人・向いていない人|Coincheck・BITPOINTとの比較でタイプ診断 もチェックしておくと、他の取引所との役割分担も含めて考えやすくなります。
最後に、GMOコインで取扱通貨を選ぶときに意識しておきたいポイントを、あらためて整理します。
- まずはBTC・ETHなどのコア通貨を中心に据え、2〜3銘柄からスタートする
- ステーキングやPoS系通貨は、長期保有前提の範囲で複数銘柄に分散する
- NFT・Web3系やIEO・国内プロジェクトは、「体験・チャレンジ枠」としてごく一部にとどめる
- 各通貨の詳細や最新の取扱状況は、必ず公式情報と個別解説ページで確認する
こうしたスタンスを持ちながら、GMOコインの豊富な取扱通貨の中から自分に合った銘柄を選び、 長期的な視点でポートフォリオを育てていくことで、暗号資産との付き合い方がよりクリアになっていくはずです。

