
「BitTradeのレバレッジ取引って実際どうなの?」「2倍レバレッジやロスカットが怖くて手を出せない」と感じている人は多いのではないでしょうか。
とくに、BTC/JPYだけを対象にしたシンプルなレバレッジ取引とはいえ、「スプレッドや日次手数料がどれくらいかかるのか」「どの水準で強制ロスカットされるのか」が分からないまま始めてしまうのは不安だと思います。
BitTradeのレバレッジ取引は、最大2倍までの倍率でビットコインを売買できるサービスで、売買手数料は無料な一方、
スプレッド買値と売値の差と
レバレッジ手数料(0.03%/日)建玉ごとの日次コスト
が主なコストになります。
また、証拠金維持率が一定水準を下回るとロスカットが発動する仕組みになっており、「思ったより早く強制決済されてしまった」という事態も起こり得ます。
本記事では、BitTradeのレバレッジ取引について、 仕組み・基本スペック・コスト・ロスカット水準 を丁寧に整理したうえで、GMOコインやSBI VCトレードなど国内の暗号資産CFDとの違いも比較しながら、 「どんな人なら使う意味があるか」「どのような使い方なら現実的か」 を分かりやすく解説します。
先にイメージだけお伝えすると、BitTradeのレバレッジ取引は「ビットコイン1銘柄を、最大2倍で短期〜中期に絞って扱うためのツール」としては悪くありませんが、日次手数料やロスカットリスクを考えると、長期放置や高頻度のギャンブル的なトレードには向きません。
現物や積立をベースにしつつ、余剰資金の一部で“補助的に使う”くらいの距離感がちょうど良いと考えておくと、安全側に寄せやすくなります。
BitTradeのレバレッジ取引を、「仕様・コスト・リスク・他社との違い」の4つの軸から整理し、安易に飛びつかずに判断するための材料をまとめます。
- BTC/JPY・最大2倍レバレッジというBitTradeレバレッジの基本スペックと、現物取引との違い・損益イメージを具体例で解説
- スプレッドとレバレッジ手数料0.03%/日を中心としたコスト構造を整理し、「短期ならどの程度の負担感か」「長期保有がなぜ向かないか」をイメージできるようにする
- 証拠金維持率とロスカット水準(追証モード/非追証モード)の違いを整理し、ロスカットを避けるための証拠金管理の目安を提示
- GMOコインやSBI VCトレードなど他社CFDとの違いを踏まえ、BitTradeレバレッジに向いている人・向いていない人・実務的な口座の組み合わせ方を紹介
BitTradeのレバレッジ取引はおすすめ?先に結論と全体像
最初に、「BitTradeのレバレッジ取引は自分に合っているのか?」という疑問にざっくり答えておきます。ここでは、対応銘柄・レバレッジ倍率・コスト・ロスカットといったポイントをまとめて確認し、「どんな使い方ならアリか/ナシか」の全体像をイメージしてもらうことを目的としています。
細かなルールや他社比較の前に、この章で「BTC/JPYの2倍レバレッジをどう位置づけるか」の感覚を掴んでおくと、以降の章も読み進めやすくなるはずです。
結論|BTC/JPY限定でシンプルだが、中長期の放置には向かない
BitTradeのレバレッジ取引は、基本的に「BTC/JPYを最大2倍で取引できる、シンプルなレバレッジサービス」という位置づけです。
対応銘柄はビットコイン(BTC)だけなので、複数のアルトコインをレバレッジで回したい人には物足りない一方、「とりあえずビットコイン1銘柄でレバレッジを試したい」「現物で持っているBTCのヘッジに使いたい」といった用途にはわかりやすい構成と言えます。
コスト面では、売買手数料は無料ですが、購入価格と売却価格の差であるスプレッド実質的な取引コストと、建玉ごとに発生する日次のレバレッジ手数料建玉保有コスト(0.03%/日)が主な負担になります。短期〜数日のトレードには比較的使いやすい水準ですが、数ヶ月単位でポジションを持ち続けると手数料負担が大きくなりやすく、中長期の放置には向きません。
また、BitTradeでは証拠金維持率の水準によってロスカットや追証のルールが決まっており、証拠金に余裕を持たないポジションを取ると「思ったより早く強制決済されてしまう」こともありえます。
そのため、本記事の結論としては「レバレッジを“メインの投資手段”にするのではなく、現物運用の補助ツールとして慎重に使うならアリ」というイメージで捉えるのがおすすめです。
BitTradeレバレッジ取引の主なメリットとデメリット
ここで、BitTradeレバレッジ取引のメリットと注意点をざっくり整理しておきます。
| ポイント | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 対応銘柄 | BTC/JPYのみ | 1銘柄に絞られシンプル |
| 最大レバレッジ | 2倍 | 国内規制上限に沿った保守的な倍率 |
| 主なコスト | スプレッド+レバレッジ手数料0.03%/日 | 短期向きのコスト構造 |
| ロスカット | 証拠金維持率の低下で発動 | モードにより水準が変わる |
メリットとしては「ビットコインのレバレッジ取引に特化しているため、仕様が比較的わかりやすい」「現物と同じ口座・アプリで完結する」といった点が挙げられます。
一方で、「銘柄がBTCのみで分散しづらい」「日次手数料によって長期保有のコストが膨らみやすい」といったデメリットもあるため、レバレッジを使う目的をはっきりさせてから利用するのが重要です。
BitTradeレバレッジ取引の基本スペックと対応銘柄
ここからは、BitTradeレバレッジ取引の「カタログスペック」をもう少し具体的に見ていきます。対応銘柄や取引時間、注文方式といった基本条件を押さえておくと、「自分の生活リズムやトレードスタイルに合うか」をイメージしやすくなります。
とくに、最小取引数量や注文方法は、少額から試せるかどうか・自動で利確/損切りをセットできるかに直結する部分なので、一度整理しておきましょう。
対応銘柄・最大レバレッジ・取引時間の概要
BitTradeのレバレッジ取引は、2025年時点ではビットコイン(BTC)のみが対象で、通貨ペアはBTC/JPYです。最大レバレッジは2倍となっており、国内の多くの暗号資産CFDと同様、金融庁の規制に沿った水準に設定されています。
取引時間は基本的に24時間365日(システムメンテナンス時間を除く)で、平日・休日にかかわらず、相場が動いている時間帯であればいつでもレバレッジポジションを持つことができます。
ただし、メンテナンス中は新規・決済注文の受付が停止されるため、「メンテナンス時間中に急変動が起きた場合、すぐに手が打てない可能性がある」という点は頭に入れておきましょう。
注文方式と最小取引数量の目安
BitTradeのレバレッジ取引では、以下のような注文方式が利用できます。
- 成行注文(今の価格で即時約定)
- 指値・逆指値注文
- IFD注文(新規と決済のセット)
- OCO注文(2つの決済注文を同時設定)
- IFD-OCO注文(新規+利確・損切りのセット)
最小取引数量は0.0001BTC程度からとされており、ビットコイン価格が高くなっても少額からポジションを持てる設計になっています。
例えば、BTC価格が1BTC=800万円の場合でも、0.001BTCであればおよそ8,000円相当のポジションからスタートできるイメージです。
BitTrade現物との使い分けイメージ
BitTradeは現物取引とレバレッジ取引の両方に対応しているため、「長期保有したい分は現物」「短期で値動きを取りにいく分はレバレッジ」といった使い分けがしやすいのが特徴です。
初心者の場合は、いきなりレバレッジから始めるのではなく、まずは現物でビットコインを少額購入し、値動きや取引画面に慣れてから、必要に応じてレバレッジ取引を検討する流れがおすすめです。
レバレッジは「慣れてから、資金の一部だけで試す」くらいの距離感を保つと、致命的な損失を負うリスクを抑えやすくなります。
BitTradeで現物としてどのような銘柄が買えるかは、 BitTrade取扱銘柄一覧|ソラナ・ドージコインなど人気アルトコインの特徴と選び方 で詳しく整理しているので、「現物+レバレッジ」の全体像を掴むうえであわせてチェックしてみてください。
レバレッジ取引の仕組み|現物との違いと損益の出方
次に、レバレッジ取引そのものの仕組みを確認しておきます。現物と同じ感覚でレバレッジを使ってしまうと、「思った以上に損益の振れ幅が大きい」「ショートの動きがよく分からない」といった戸惑いにつながりがちです。
この章では、現物との基本的な違い・2倍レバレッジでの損益イメージ・現物ポジションとのヘッジの考え方を整理し、「レバレッジ特有のクセ」を押さえておきます。
レバレッジ取引と現物取引の基本的な違い
BitTradeのレバレッジ取引差金決済の取引は、現物の受け渡しを伴わない差金決済損益のみ決済の取引です。
現物取引では、ビットコインを実際に保有しながら価格変動による評価損益が出ますが、レバレッジ取引では「証拠金」を預け入れ、その何倍かの金額で売買を行い、最終的な差額のみが損益として確定します。
最大の違いは、レバレッジ取引では「売り(ショート)」から入ることができる点です。価格が下がると利益、上がると損失になるショートポジションを取れるため、「現物でBTCを持ちながら、レバレッジで下落をヘッジする」といった使い方も可能になります。
その一方で、価格が急激に動いた場合には証拠金を超える損失が発生する可能性もあり、現物取引よりもリスクが高い点には注意が必要です。
差金決済型の暗号資産CFD全体の特徴や、現物との違いは 暗号資産CFDとは?現物取引との違いと、みんなのコインを使うメリット・デメリット でも詳しく解説しているので、「CFDそのものの位置づけ」も整理しておきたい人はあわせて読んでおくと理解が深まりやすくなります。
最大2倍レバレッジでの損益イメージ
具体的なイメージを掴むために、簡単な例を考えてみましょう。
- 証拠金:50万円
- レバレッジ:2倍
- BTC価格:1BTC=500万円
この場合、50万円の証拠金で最大およそ1BTC相当までポジションを取ることができます。
仮に1BTCロング(買い)したあと、BTC価格が10%上昇して550万円になれば、含み益は約50万円となり、証拠金と同じくらいの利益が出る一方、逆に10%下落して450万円になれば、含み損も約50万円と、証拠金全額に相当する損失が出るイメージです。
このように、レバレッジをかけると「値動きに対する損益の変化が大きくなる」ため、同じ値幅でも現物よりも早く大きな利益・損失が出やすくなります。
特に2倍レバレッジは、価格が半分程度まで下がった場合に理論上証拠金をほぼ失う水準となるため、「どこまで逆行したら損切りするか」をあらかじめ決めておくことが重要です。
ロング/ショート+現物とのヘッジの考え方
レバレッジ取引の活用法としては、「ロングで値上がりを狙う」以外に、「現物のヘッジ」という使い方もあります。
- 現物:BTCを長期保有(売る予定はない)
- レバレッジ:短期的に下落しそうな局面でショートを建てる
例えば、長期的にはBTCを保有し続けたいものの、「短期的に大きめの下落が来そう」と感じたときに、BitTradeのレバレッジ取引でショートポジションを持てば、価格が下がったときの損失をある程度相殺することができます。
ただし、ヘッジ目的であっても、ショートポジションにはスプレッドと日次のレバレッジ手数料がかかります。
あくまで「短期的な値動き」への備えとして使い、長期間ショートを放置するような使い方は避けるのが無難です。
BitTradeレバレッジ取引のコスト構造|スプレッド・レバレッジ手数料・その他
レバレッジ取引を検討するうえで、見落としたくないのが「トータルのコスト」です。売買手数料0円と聞くと一見お得に感じますが、実際にはスプレッドや日次手数料が利益を圧迫する要因になります。
この章では、BitTradeレバレッジ取引で発生する主なコストと、その感じ方を取引スタイル別に整理し、「どのくらいの期間なら現実的か」をイメージできるようにしていきます。
主なコストはスプレッド+レバレッジ手数料0.03%/日
BitTradeのレバレッジ取引では、売買手数料自体は無料ですが、実際には以下の2つのコストが中心になります。
- スプレッド買値と売値の差:販売所形式のため、提示される買値と売値の差が実質的な取引コストになる
- レバレッジ手数料建玉ごとの日次手数料:建玉ごとに0.03%/日が発生
レバレッジ手数料0.03%/日は、単純計算で年間およそ10%を超える水準になります(0.03%×365日 ≒ 10.95%)。
もちろん、実際にはポジションを1年近く持ち続けるケースは少ないと思いますが、「数週間〜数ヶ月」の保有を前提にすると、日次手数料の累積は無視できない金額になることがわかるはずです。
BitTrade全体の入出金コストや現物取引のスプレッドも含めた比較は、 BitTradeの手数料は高い?入出金・スプレッド・レバレッジコストを主要取引所と比較 で詳しく解説しています。レバレッジだけでなく、口座全体でどの程度コストがかかるかを把握しておくと安心です。
スプレッド水準のイメージと注意点
BitTradeのBTC/JPYレバレッジ取引のスプレッドは、市場状況にもよりますが、平常時であれば数千円程度に収まっているとされます。
例えば、BTC価格が800万円前後の場合にスプレッドが2,000円であれば、片道で約0.025%、往復(新規+決済)で約0.05%前後のコストに相当します。
ただし、相場急変時や流動性が低下した時間帯にはスプレッドが一時的に大きく広がることもあり、思ったより不利な価格で約定してしまう可能性もあります。
特に重要指標の発表直後や、ビットコイン相場が急落・急騰しているタイミングでは、普段よりもスプレッドが広がりやすい点に注意しましょう。
取引スタイル別に見たコストの感じ方
同じコスト構造でも、取引スタイルによって「どのコストが効いてくるか」は変わります。
- デイトレ・スキャル:スプレッドの影響が大きい(頻繁に売買するため)
- 数日~数週間のスイング:スプレッド+レバレッジ手数料の両方を意識する必要がある
- 数ヶ月以上の保有:日次手数料の累積負担が大きくなりやすく、そもそもレバレッジ向きではない
一般的には、レバレッジ取引は「短期~中期のトレード向け」のサービスです。
BitTradeの0.03%/日というレバレッジ手数料水準も、短期の売買を前提にすれば許容しやすい一方、「なんとなく数ヶ月放置する」といった運用には明らかに不向きと考えておいたほうが良いでしょう。
ロスカット水準と証拠金維持率|どのくらいで強制決済される?
レバレッジ取引で最もシビアに向き合うべきなのが、「どこまで耐えられるか(証拠金維持率)」と「どの水準でロスカットされるか」です。ここを曖昧なまま始めてしまうと、「気づいたら強制決済されていた」という結果になりかねません。
この章では、証拠金維持率の考え方とBitTrade独自のロスカットルール(追証モード/非追証モード)を整理し、ロスカットを避けるための目安も紹介します。
証拠金維持率とロスカットの基本
レバレッジ取引では、口座の安全性を測る指標として証拠金維持率必要証拠金に対する余裕が使われます。通常、以下のような式で計算されます。
証拠金維持率(%)= 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100
必要証拠金に対して純資産が多いほど維持率は高くなり、安全度が高いと言えます。
一方、相場の逆行などで評価損が増えると維持率が下がり、一定の水準を下回ると、取引所が定めたルールに従ってロスカット(強制決済)が行われます。
BitTradeのロスカットルール(追証モード/非追証モード)
BitTradeのレバレッジ取引では、口座設定によって追証モード追加証拠金ありと非追証モード追加証拠金なしを選べる仕様が紹介されています。
- 追証モード:証拠金維持率が50%を下回るとロスカット
- 非追証モード:証拠金維持率が100%を下回ると強制決済
追証モードではロスカット水準が低く設定されている分、相場の逆行に多少耐えやすい反面、維持率が一定水準を下回った場合に追加の証拠金(追証)が必要になる可能性があります。
非追証モードは、証拠金維持率100%未満で比較的早めにロスカットが走る代わりに、追加で証拠金を入れる必要がない仕組みとイメージするとわかりやすいでしょう。
いずれのモードであっても、相場急変時にはロスカットが意図した価格よりも不利なレートで執行される可能性があります。証拠金を上回る損失が発生するケースもゼロではないため、「ロスカットがある=安心」とは考えず、自分でも損切りラインを決めておくことが大切です。
レバレッジ取引におけるロスカットや暴落リスク全般については、 仮想通貨のリスクとは?詐欺・暴落・ハッキングの回避法を初心者向けに解説 や 初心者がみんなのコインで失敗しないための5つのポイント|レバレッジ・ロスカット・資金管理 でも、暗号資産CFD全体の視点から詳しく整理しています。BitTradeに限らず、レバレッジを検討する前に一度目を通しておくと安心です。
ロスカットを避けるための証拠金管理の目安
ロスカットをできるだけ避けるためには、「証拠金維持率の余裕」を意識したポジション管理が重要です。
- 維持率ギリギリ(100~120%付近)までポジションを増やさない
- できれば200~300%以上をキープできるロットに抑える
- 証拠金の大半を1つのポジションにつぎ込まない
また、「急落時に自動でロスカットさせる」のではなく、自分であらかじめ損切りラインを決め、逆指値などで設定しておくことも重要です。
ロスカットはあくまで「最悪の事態を防ぐ最後の安全装置」であり、普段からロスカット任せにしていると、相場急変時に想定外の大きな損失につながるおそれがあります。
他社CFD・暗号資産FXとの違い|GMOコイン・SBI
BitTradeのレバレッジ取引を評価するには、「単体で良し悪しを見る」のではなく、GMOコインやSBI VCトレードなど他社の暗号資産CFD・FXと比べてどうか、という視点も欠かせません。
この章では、「どのサービスもレバレッジ2倍・手数料0円だけど、何が違うのか?」という疑問に答えるため、対応銘柄・コスト・ロスカット水準といったポイントをざっくり比較していきます。
比較対象になる主なサービス
BitTradeのレバレッジ取引を検討する際に比較されやすいのは、以下のような国内サービスです。
- GMOコインってどう?実際に使う前に知っておきたい特徴・評判・使い方:販売所形式のレバレッジ取引(暗号資産FX)
- SBI VCトレード:販売所形式のレバレッジ取引
- みんなのコインとは?CFD取引に特化した特徴・メリット・評判を初心者向けに解説:暗号資産CFDサービス
これらのサービスも、最大レバレッジは原則2倍で、売買手数料は無料、スプレッド+日次の建玉管理料(レバレッジ手数料)がかかるという枠組みは似ています。ただし、対応銘柄数やスプレッド水準、ロスカットルール、アプリの使い勝手などの細かい部分で違いが出てきます。
とくに暗号資産CFDのコスト構造だけを詳しく比較したい場合は、 みんなのコインの手数料・スプレッドは高い?暗号資産CFDならではのコスト構造を徹底解説 も参考になります。BitTradeのレバレッジ手数料0.03%/日が、国内CFDサービス全体の中でどのあたりの水準かを確認しておくとイメージしやすいでしょう。
最大レバレッジ・ロスカット水準・コストのざっくり比較
ここではイメージを掴むために、代表的なポイントをまとめておきます(詳細条件は必ず各社公式サイトで最新情報を確認してください)。
| 項目 | BitTrade | 他社CFD例 |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 2倍 | 2倍が一般的 |
| 対応銘柄 | BTC/JPYのみ | BTC+複数アルトに対応する所も |
| レバレッジ手数料 | 0.03%/日 | 0.03〜0.04%/日前後 |
| ロスカット水準 | 維持率50%または100%未満(モードによる) | 維持率70〜100%未満など取引所により異なる |
他社と比べたときのBitTradeの特徴は、「銘柄は1つに絞られているが、その分仕様がシンプル」「レバレッジ手数料が0.03%/日と、国内水準の中では比較的わかりやすい設定」といった点です。
逆に、複数のアルトコインでレバレッジ取引をしたい場合や、板取引形式のCFDをメインにしたい場合には、他社のほうが選択肢が広いケースもあります。
どんな人ならBitTradeレバレッジを選ぶ意味があるか
他社サービスと比較したうえで、BitTradeのレバレッジ取引がフィットしやすいのは、次のようなタイプです。
- ビットコインの値動きだけをシンプルにトレードしたい人
- すでにBitTradeで現物やIEO、積立などを利用していて、同じアプリ内でレバレッジも完結させたい人
- 「高倍率レバレッジ」よりも、「国内規制範囲内で堅実に2倍まで」を重視する人
一方で、「アルトコインにもレバレッジをかけて積極的にトレードしたい」「スプレッドの狭さ最重視で板形式のCFDを使いたい」といったニーズが強い場合は、BitTrade以外のサービスも併せて検討したほうが選択肢は広がります。
BitTradeレバレッジ取引が「向いている人」「向いていない人」
ここまでの情報を踏まえると、「スペック的には分かったけれど、結局自分は使うべきなのか?」という疑問が出てくると思います。この章では、BitTradeレバレッジがハマりやすいタイプ・あまり向いていないタイプを整理し、判断しやすくしていきます。
なお、BitTradeという取引所全体の「向き・不向き」は、 BitTradeが向いている人・向いていない人|Coincheck・GMOコインとの比較でタイプ診断 で詳しく整理しています。本章ではその中でも「レバレッジ取引」というサービスに絞って考えていきましょう。
あわせて、他社口座との組み合わせ方の例も紹介するので、「1社に絞る」のではなく、うまく役割分担させるイメージを持って読み進めてみてください。
BitTradeレバレッジが向いている人
ここまでの内容を踏まえると、BitTradeのレバレッジ取引が向いているのは、例えば次のような人です。
- ビットコインを中心に運用していて、アルトコインはあまり触らない人
- 現物で長期保有しつつ、短期的な下落局面だけヘッジしたい人
- 最大2倍レバレッジで十分と考え、より高倍率の取引を望んでいない人
銘柄をBTCに絞ることで、ニュースやファンダメンタルズの追いかけも比較的シンプルになります。
「とりあえずビットコインの値動きに慣れたい」「多銘柄を追いかける時間がない」という人には、BitTradeの1銘柄レバレッジは相性が良いと言えるでしょう。
あまり向いていない人・他社も検討したほうが良い人
逆に、BitTradeレバレッジがあまり向いていないのは、次のようなケースです。
- ソラナやドージコインなど、複数アルトコインのレバレッジ取引をメインにしたい人
- スプレッドの狭さや板の厚さを最優先し、CFD専業サービスを使い込みたい中〜上級者
- レバレッジをかけた状態で、数ヶ月〜年単位の長期保有を考えてしまっている人
レバレッジ取引を「なんとなく長期投資の延長線上」で使うと、日次手数料やロスカットリスクによって、現物よりも不利な結果になりやすくなります。
そのようなスタイルを想定している場合は、「そもそもレバレッジは使わない」「現物+積立だけにする」といった選択肢も含めて、運用方針を見直したほうが良いかもしれません。
口座の組み合わせ方の一例
実務的には、1つの取引所に全てを集約する必要はなく、用途ごとに口座を分ける考え方もあります。
- 現物・積立:長期保有しやすい取引所をメイン口座に
- レバレッジ:BitTradeでBTCの短期売買・ヘッジ用に利用
- IEOや特定銘柄:BitTradeや他社のIEO・アルト専用として位置づける
このように「レバレッジはBitTradeでBTCだけ」と割り切ってしまうと、リスク管理や資金管理がシンプルになり、致命的な失敗を避けやすくなります。
複数口座の使い分け方そのものは、
複数取引所を使用するメリット・デメリット|手数料・板の厚み・リスク分散
でも詳しく解説しているので、「どの役割をどの取引所に持たせるか」を考えるヒントとして活用してみてください。
初心者がレバレッジを使うなら?失敗を減らすためのチェックポイント
それでも「少しはレバレッジも経験しておきたい」と感じる人に向けて、この章では失敗を減らすための基本的な考え方をまとめます。レバレッジ自体を完全に否定するのではなく、「どのように付き合えばまだマシか」という視点でチェックポイントを整理していきます。
とくに、1回あたりのリスクの決め方・損切りラインと注文方法・ありがちな失敗パターンは、始める前に一度目を通しておく価値があります。
レバレッジ倍率と1回あたりのリスクの決め方
初めてレバレッジ取引を使うときは、まず「1回のトレードで失ってもよい金額」を先に決めておくことが大切です。
一般的には、口座資金の1〜2%程度を目安とし、それ以上の損失が出そうなロットは持たないようにする方法がよく使われます。
例えば、レバレッジ用に30万円を入金する場合、1回あたりの許容損失を3,000〜6,000円に設定すれば、数回連続で負けても致命傷にはなりにくくなります。
この範囲に収まるように、ロット数・損切り幅・レバレッジ倍率を逆算して決めるイメージを持つとよいでしょう。
レバレッジ取引を始める前に、最低限次の3つだけは確認しておきましょう。
- 1回のトレードで許容できる損失額を「金額」で決めているか
- 証拠金維持率の目安(何%を割ったら危険か)を把握しているか
- ロスカット任せにせず、自分で損切りラインを決めるつもりか
損切りラインと注文方法(IFD・OCO・IFD-OCO)の活用
BitTradeのレバレッジ取引では、IFD・OCO・IFD-OCOといった注文方法を使うことで、新規注文と同時に利確・損切りの注文をセットできます。
特に、IFD-OCOは「新規注文+(利確用指値+損切り用逆指値)」を一度に設定できるため、仕事中や就寝中などチャートを見られない時間帯にポジションを持つ場合に役立ちます。
レバレッジ取引では、感情に任せて損切りを先延ばしにしてしまうと、短時間で想定以上の損失が膨らむことがあります。
あらかじめ「ここまで逆行したら必ず切る」というラインを決め、IFD-OCOなどで自動的に執行されるようにしておくと、メンタルに左右されにくい運用がしやすくなります。
ありがちな失敗パターンと回避策
最後に、初心者がレバレッジ取引で陥りがちなパターンと、その回避策をまとめておきます。
- 証拠金維持率ギリギリまでポジションを増やし、少しの逆行でロスカットされてしまう
- 日次のレバレッジ手数料を意識せずに長期間ポジションを放置し、手数料負担が膨らむ
- SNSやニュースの煽りに反応して、根拠の薄い高レバレッジポジションを建ててしまう
これらを避けるには、「維持率に余裕を持つ」「保有期間をあらかじめ決める」「SNSではなく自分のルールに従う」といった基本を徹底することが有効です。
レバレッジ取引は便利な一方で、中途半端な知識や感情的な判断で使うと、現物以上に損失が大きくなりやすいことを忘れないようにしましょう。
投資全体のリスク管理や資金計画については、 なぜ「余剰資金」以外で投資してはいけないのか?生活を守る資金計画の立て方 や リスク許容度から逆算するポートフォリオ戦略|仮想通貨を「全財産」にしない線引き で詳しく解説しています。レバレッジを検討する際は、これらとあわせて「どこまでリスクをとるか」を言語化しておくと安心です。
また、レバレッジに限らず仮想通貨で損をしやすい人の共通点は、 仮想通貨で損する人はこんな人|共通点と回避策 にもまとめています。自分が当てはまりそうなポイントがないか、一度チェックしてみるのもおすすめです。
まとめ|BitTradeのレバレッジ取引を「攻めすぎず」に使うコツ
BitTradeのレバレッジ取引は、BTC/JPYの最大2倍レバレッジに特化したシンプルなサービスです。
現物と同じ口座・アプリで利用でき、注文方法もIFD・OCO・IFD-OCOなど一通り揃っているため、「ビットコイン1銘柄でレバレッジを試したい」「現物ポジションのヘッジ手段を持っておきたい」という人には十分な機能を備えています。
一方で、銘柄がBTCのみであること、スプレッドと日次0.03%のレバレッジ手数料がかかること、証拠金維持率の低下でロスカットが発動することなど、現物とは異なるリスクも多く存在します。
レバレッジを“儲けを増やす道具”としてではなく、“リスクも増える取引手段”として慎重に扱う意識を持つことが何より大切です。
まずは現物・積立で基礎を固めたうえで、レバレッジは小さなロットから試していきましょう。
「いくらまでなら負けてもいいか」「どの水準で必ず損切りするか」を先に決め、BitTradeのレバレッジ取引をうまく活用していけば、ビットコイン相場との付き合い方の幅を広げることができるはずです。

