
「コインチェック IEO」「コインチェック IEO リスク」「コインチェック IEO やばい」と検索すると、過去の値上がり実績だけが切り取られていたり、逆にネガティブな体験談だけが強調されていたりして、「実際のところどうなのか」「参加しても大丈夫なのか分からない」という声も少なくありません。
実際には、コインチェックのIEOには抽選方式や申込条件、過去案件ごとの価格推移など、事前に知っておきたい特徴とリスクがいくつもあります。
このページでは、コインチェックIEOの基本的な仕組みと抽選ルール、これまで実施された主要案件(PLT・FNCT・BRIL・FPLなど)の価格推移をざっくり整理します。
そのうえで、「必ず儲かるわけではない」という前提で参加を検討するためのチェックポイントをまとめ、自分の資金計画やリスク許容度に合った付き合い方を考えられるようにすることを目指します。
IEOそのものの仕組みやメリット・デメリットの全体像を先に押さえておきたい場合は、
IEOとは?仕組み・メリット/デメリット
の記事もあわせてチェックしてみてください。
コインチェック全体の特徴やメリット・デメリット、口座開設の流れを知りたい方は、
Coincheck(コインチェック)の特徴・メリット/デメリット
も参考になります。
コインチェックIEOは、過去に大きく値上がりした案件もあれば、公募割れした事例もあるイベントです。このページでは、その両面を踏まえたうえで「期待値」と「リスク」を冷静に比較できるように整理します。
- コインチェックIEOの基本ルール(抽選方式・申込条件・資金ロックなど)の概要を解説
- PLT・FNCT・BRIL・FPLなど過去案件の価格推移をざっくり確認し、「当たれば必ず儲かるわけではない」点を整理
- 参加前に見直したいリスク管理とチェックリストを用意し、自分に合った参加の有無や金額感を考えるヒントを紹介
コインチェックIEOとは?基本ルールと特徴
コインチェックが提供する
IEO取引所主導の販売
は、「抽選倍率が高い」「上場直後に大きく値上がりしやすい」として注目されてきました。
一方で、直近では初値から大きく下落した事例も出てきており、「コインチェックIEOはやばいのでは?」という声も増えています。ここでは、コインチェックIEOのルールと過去案件の実績、参加前に必ず確認したいポイントを整理します。
コインチェックIEOの特徴と参加できる人
コインチェックIEOは、コインチェック株式会社が審査したプロジェクトのトークンを、同社の口座を通じて販売する仕組みです。
参加できるのは、本人確認(KYC)が完了した国内居住のユーザー(個人・法人)で、日本円建てで申し込みを行います。
海外取引所のトークンセールと違い、日本の
暗号資産交換業者金融庁登録事業者
としてのルールに従い、発行体の事業内容やトークンの設計について一定の審査が行われる点が特徴です。
ただし、審査があるからといって価格下落リスクが消えるわけではない点は必ず押さえておきましょう。
2025年11月時点で、コインチェックIEOではパレットトークン(PLT)、フィナンシェトークン(FNCT)、ブリリアンクリプト(BRIL)、ファンプラ(FPL)の4案件が実施されています。
コインチェックではIEO以外にも、つみたて投資や貸暗号資産、ステーキング、NFTマーケット、でんき/ガス連携などさまざまなサービスが提供されています。全体像を整理しておきたい方は、 コインチェックでできること完全ガイド もあわせてチェックしてみてください。
抽選方式と申込条件のざっくり整理
細かい条件は案件ごとに異なりますが、直近のBRIL・FPLなどの事例から、現在のコインチェックIEOの一般的なルールをざっくりまとめると次のようになります。
- コインチェックの口座開設・本人確認(KYC)が完了していることが参加の前提になります。
- 申込は1口=一定枚数のトークンという単位で行い、 公募価格IEO販売時の価格 ×口数分の日本円と手数料を、申込期間中に取引アカウントに用意しておく必要があります。
- 申込期間中、その日本円は ロック出金や取引が不可 され、抽選結果が出るまで他の取引に使えません。
- 直近のIEOでは「1口確定当選方式」が採用されており、販売口数に対して申込口座数が十分であれば、原則として申込者全員に1口が割り当てられ、2口目以降のみが抽選対象になります。
- 販売口数を大きく上回る申込があった場合は、1口目も含めて抽選となり、落選した分の日本円はロック解除後に口座へ戻ります。
案件ごとに申込上限やロック期間、手数料が異なるため、参加前には必ず公式サイトの開示情報や「抽選方法について」のページを確認しておきましょう。
コインチェックIEOの過去案件と価格推移(ざっくり)
コインチェックIEOは、国内IEOの中でも比較的長い実績を持つプラットフォームです。
過去案件を見ると、「初日には大きく値上がりしたが、その後は大きく調整した例」「初値でいきなり公募割れした例」までさまざまです。
以下は、各案件の公募価格と取扱開始初日の最高値、その後のざっくりした傾向をまとめたものです(数値はいずれも公表された報道・コインチェックの発表をもとにした概算です)。
| 案件名 | 公募価格と初日高値 | その後のざっくりした傾向 |
|---|---|---|
| パレットトークン(PLT) | 4.05円 → 初日高値46.1円前後(約11.3倍) | 上場直後に急騰し、その後も一時は20倍超まで上昇したが、相場全体の下落局面では大きく値を崩した時期もある |
| フィナンシェトークン(FNCT) | 0.41円 → 初日高値3.1円前後(約7.5倍) | 初日に数倍まで上昇したのち、ボラティリティは大きいものの、2024年時点ではおおむねIEO価格近辺〜数倍レンジで推移 |
| ブリリアンクリプト(BRIL) | 21.6円 → 初日高値99.6円前後(約4.6倍) | 100円近くまで急騰したあと30円前後まで急落するなど、短時間に大きな値動きが発生 |
| ファンプラ(FPL) | 1.0円 → 初値1.5円前後(約1.5倍) | 取引開始直後に0.4〜0.5円台まで下落し、公募価格を大きく割り込んだ水準で推移した時間帯もある |
コインチェックでは、IEO案件で取り扱われたトークン以外にも多数の銘柄を売買できます。IEO以外でどんな通貨があるのかも含めて比較したい場合は、 コインチェック取扱通貨36銘柄一覧 も参考にしてみてください。
大きく値上がりした初期3案件(PLT・FNCT・BRIL)の特徴
PLT・FNCT・BRILの3案件では、公募価格に対して4〜10倍近い初日高値がついており、特にPLTはピーク時に20倍超まで上昇したと報じられています。
こうした実績から「コインチェックIEOは当たれば大きく儲かる」というイメージを持つ人も少なくありません。
ただし、その後のチャートを見ると、いずれの銘柄も相場環境次第で大きく調整しており、長期で見れば公募価格近辺まで下がった局面もあります。
「初日の高値だけ」を切り取るとリターンが過大に見える 点には注意が必要です。
第4弾FPL:申込倍率は高くても初値が公募割れした例
第4弾のファンプラ(FPL)は、申込倍率9.06倍と人気を集めつつも、上場直後の板寄せで約1.5円の初値を付けたあと、すぐに売りが優勢となり0.4〜0.5円台まで急落しました。
公募価格1円に対して一時は40〜60%安という水準で推移しており、「IEOでも公募割れすることがある」ことを象徴する事例と言えます。
FPLでは販売口数10万口に対し申込口座数が約2.8万口座となり、申込者全員に1口が確定配分されたうえで残りの口数が抽選となりました。
「抽選に当たる=必ず利益が出る」というわけではなく、むしろ当選者の初値売りが売り圧力となって価格を押し下げるケースもあることを意識しておきましょう。
「コインチェック IEOはやばい?」と言われる理由と主なリスク
コインチェックIEOは、過去の高い倍率や初日高騰の実績から「当たればおいしい」「外れたら残念」という宝くじ的なイメージを持たれがちです。
しかし実際には、強い価格変動リスクや資金拘束、プロジェクト固有のリスクなど、押さえておくべきポイントがいくつもあります。
初値高騰と急落リスク(ボラティリティ)
PLT・FNCT・BRILのように、上場初日に公募価格の数倍〜10倍近くまで急騰した例がある一方で、その後短時間で大きく値を崩すケースも少なくありません。
コインチェックIEOは、一般的なアルトコイン投資以上に
ボラティリティ価格変動の大きさ
が高くなりやすいイベントだと考えておきましょう。
初値近辺での値動きは、プロジェクトの将来性というよりも、短期の需給と期待・失望のぶつかり合いで決まる側面が強くなります。
「話題だから」「倍率が高いから」という理由だけで大きな金額を突っ込むのは危険 と言えます。
数分〜数時間のあいだに「倍」と「半値」を行き来するような値動きもあり得るため、スキャルピングに近い短期売買を狙う場合でも、想定外の値動きに備えた資金管理が欠かせません。
抽選・資金ロック・機会損失のリスク
IEOの申込期間中は、申込口数分の日本円と手数料相当額がアカウント内でロックされ、抽選結果が出るまで他の取引に使えません。
そのあいだに相場が大きく動いても身動きが取りづらく、
機会損失他投資のチャンスを逃す
につながる可能性があります。
また、最近の方式では「満額に近い口数で申し込んだ人ほど当選確率が高くなる」設計になっているため、つい予定より大きな金額を申し込みたくなる心理が働きがちです。
しかし、当選すればその金額がまるごと価格変動リスクを負うことになるため、「当たらないかもしれないから多めに申し込む」という発想で金額を膨らませるのは避けたいところです。
プロジェクト固有リスクと長期保有リスク
コインチェックIEOの銘柄は、いずれもプロジェクトの事業拡大やサービス普及にトークンの価値が大きく依存しています。
例えば、ゲーム内通貨やプラットフォームトークンといった
ユーティリティトークンサービス利用権に近い通貨
の場合、ユーザー数や売上、提携状況などが伸び悩めば、長期的にはトークン価格も低迷するリスクがあります。
また、創業チームや投資家へのトークン配分に
ロックアップ一定期間の売却制限
が設定されている場合でも、解除タイミングでまとまった売りが出れば価格に負荷がかかります。
IEOで上場したからといって、「将来の値上がりが約束されたプロジェクト」とは限らない点を忘れないようにしましょう。
規制や税制の変更、競合サービスの登場など、プロジェクトの外部要因によるリスクも存在します。長期保有を検討する場合は、価格チャートだけでなく、プロジェクトのニュースや開示情報も定期的にチェックしておく必要があります。
IEOの価格変動リスクとは別に、「そもそも取引所として安全なのか」が気になる方もいるはずです。コインチェックの過去のハッキング事例や現在のセキュリティ体制については、 コインチェックは危ない?過去のハッキングと現在の安全性のポイント で詳しく解説しています。
参加前チェックリスト|「必ず儲かるわけではない」前提で考える
ここまで見てきたように、コインチェックIEOは「うまくハマれば大きなリターンも狙える」が、「公募割れやその後の下落リスクも決して小さくない」イベントです。
参加を検討するときは、まず「必ず儲かるわけではない」という前提をしっかり受け入れたうえで、次のポイントを順番に確認してみてください。
ステップ1:投資額とリスク許容度を決める
まずは、「いくらまでならIEOで損をしても生活に影響が出ないか」を具体的な金額で決めておきます。
曖昧なまま申し込むと、倍率や期待感に流されて予定以上の金額を入れてしまいがちです。
- 生活費や緊急予備資金とは完全に分けた 余剰資金生活に影響しない資金 の一部だけをIEOに回す。
- 「公募価格×最大当選口数=最悪ここまで損を出しても耐えられるか?」を事前に計算しておく。
- 1回のIEOに全資産の大部分を入れず、ポートフォリオ全体の一部にとどめる。
例えば、「IEOにはごく一部の資金だけを割り当て、残りはビットコインや主要アルトの長期つみたてに回す」といった形で役割を分けるのも一つの方法です。コインチェックでの積立投資について詳しく知りたい場合は、 コインチェックつみたてはどう?メリット・デメリットとおすすめ活用法 もあわせてチェックしてみてください。
ステップ2:プロジェクトとトークン設計をチェックする
次に、「なぜこのプロジェクトにお金を預ける価値があるのか?」という観点で、ホワイトペーパーや公式サイトを確認します。
難しい専門用語はすべて理解する必要はありませんが、少なくとも次のような点は最低限チェックしておきたいところです。
- どんなサービス・ビジネスで収益を上げる計画なのか(ビジネスモデル)。
- トークンの主な使い道(決済・ガバナンス・ゲーム内通貨など)と需要のイメージ。
- 運営・投資家・ユーザーへのトークン配分とロックアップの有無や期間。
これらを見てもピンとこない場合は、「よく分からないものには無理に参加しない」という判断も立派な選択肢です。
ステップ3:参加戦略と売却ルールを決めておく
IEOに参加する前に、「初値付近で短期売却を狙うのか」「数カ月〜数年単位の中長期保有を前提にするのか」を自分なりに決めておきましょう。
どちらを選ぶにしても、事前にルールを決めておかないと、実際の値動きを目の前にして感情的な判断になりがちです。
例えば、「公募価格の◯倍になったら◯割だけ売る」「最大でも◯%の含み損で一度見直す」など、目安となるラインをざっくり決めておくだけでも、いざというときに冷静さを保ちやすくなります。
最後に、ここまでの内容を「参加前に3分で見直せる」チェックリストとして簡単にまとめておきます。実際に申し込む前に、一度立ち止まって確認してみてください。
- 生活に影響しない余剰資金の範囲内か?(当たっても外れても後悔しない金額か)
- プロジェクトの中身とトークン設計を、自分なりに最低限理解できているか?
- 初値売り・中長期保有など、ざっくりとした売却ルールを決めているか?
- 「必ず儲かる」と思い込んでいないか?損失が出るシナリオもイメージできているか?
まとめ|コインチェックIEOとどう向き合うか
コインチェックIEOは、国内有数の実績を持つIEOプラットフォームであり、過去には公募価格から大きく値上がりした案件も存在します。
一方で、FPLのように初値で公募割れし、その後も公募価格を下回る水準で推移したケースも出てきており、「当たれば必ず勝てるイベント」ではないことがはっきりしてきました。
重要なのは、「IEOだから特別安全」「コインチェックだから絶対大丈夫」ではないと理解したうえで、自分の資金計画とリスク許容度に合った付き合い方を選ぶことです。
過去の実績やSNSの盛り上がりだけに流されず、プロジェクトの中身と自分の状況を冷静に見比べながら、「参加する/しない」「いくらまで参加するか」を判断していきましょう。
そもそも「自分はコインチェックとどう付き合うべきか?」を整理したい場合は、 コインチェックが向いている人・向いていない人 の記事も役立ちます。GMOコインやbitFlyerとの比較を通じて、「メイン口座にするか」「サブとして使うか」の判断材料を整理しています。
またコインチェックIEOだけでなく、口座開設の手順や現物取引、つみたて投資、手数料、評判などをまとめて把握したい方は、 Coincheck(コインチェック)は初心者向き?特徴・メリット・デメリット・評判・始め方を徹底解説【アプリ国内No.1】 もあわせてチェックしてみてください。

