
「みんなのコインを始めてみたいけれど、どの銘柄を選べばいいのか分からない」「暗号資産CFDでいきなり全銘柄を触るのは怖い」と感じている人も多いはずです。
みんなのコインは取扱銘柄が5通貨に絞られているぶん選択肢はシンプルですが、その分「最初の1〜2銘柄」をどう決めるかで、値動きの受け止め方や続けやすさが大きく変わります。
本記事では、みんなのコインで取引できる5銘柄の特徴を俯瞰しつつ、初心者目線での「難易度」と「リスク(値動きの荒さ)」を整理します。
とくに最初の一歩として選びやすいビットコイン(BTC)代表的な基準通貨とイーサリアム(ETH)アプリ基盤の通貨を「コア通貨」として置き、他3通貨(XRP・LTC・BCH)をどう扱うかまで、段階的にイメージできるようにまとめます。
なお、「みんなのコイン自体がどんなサービスか」を先に押さえたい方は、 みんなのコインとは?CFD取引に特化した特徴・メリット・評判を初心者向けに解説 もあわせて確認しておくと、この後の内容がスッと入ります。
この記事は「儲かりそうな銘柄探し」ではなく、最初の1〜2銘柄を“失敗しにくい順番”で決めることを目的にしています。
- みんなのコインの5銘柄(BTC/ETH/XRP/LTC/BCH)を「役割・テーマ」でざっくり整理
- 初心者がつまずきやすいポイントを踏まえ、難易度・リスク感を★評価で比較して「レベル感」を数値化
- 投資スタイル別の組み合わせ例と、レバレッジ管理のチェックリストで“やらかし”を減らす
この記事で分かることと前提|みんなのコインの5通貨とCFDの注意点
まずは前提として、みんなのコインは「現物を買って保有する取引所」ではなく、値動きを売買する暗号資産CFD差金決済取引のサービスです。
そのため、同じBTCやETHでも「現物の感覚」で入ると、レバレッジや保有コストの違いで想定外の負担が出ることがあります。ここでは、記事を読むうえで必要な前提と、この記事のゴールを先に揃えます。
みんなのコインは「暗号資産CFD専門」のサービス
みんなのコインは、トレイダーズ証券が提供する暗号資産CFD現物を持たない差金取引専用のサービスです。
現物を保有する取引所とは異なり、価格の上昇・下落による差額だけをやり取りする仕組みのため、ウォレット管理やハッキングリスクなどを気にせず、価格変動そのものにフォーカスした取引ができます。
CFDの仕組みや「現物と何が違うのか」を先に整理したい方は、 暗号資産CFDとは?現物取引との違いと、みんなのコインを使うメリット・デメリット も参考になります。
「そもそも安全面が不安」という方は、 みんなのコインは危ない?暗号資産CFDのリスクとトレイダーズ証券グループの安全性 もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
取扱銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の5種類のみと、とてもシンプルです。
また、みんなのコインでは最大2倍までレバレッジ預けた資金の倍率取引をかけられる一方、保有中のポジションに対して建玉管理料保有中にかかるコスト(0.04%/日)が発生します。取引手数料は無料ですが、レバレッジと建玉管理料の仕組みを理解したうえで銘柄を選ぶことが大切です。
みんなのコインのコスト構造(スプレッド・建玉管理料など)を詳しく知りたい方は、 みんなのコインの手数料・スプレッドは高い?暗号資産CFDならではのコスト構造を徹底解説 もあわせてどうぞ。
現物取引の経験しかない人は、「レバレッジ2倍」「建玉管理料がかかる」というCFD特有のルールを、最初に必ずチェックしておきましょう。
同じビットコインでも、現物で長期保有するのと、CFDで短期〜中期の値動きを狙うのとでは、リスクと前提がまったく異なります。
取引前に「やりがちな失敗」と回避策をまとめて確認したい方は、 初心者がみんなのコインで失敗しないための5つのポイント|レバレッジ・ロスカット・資金管理 も先に押さえておくと安心です。
この記事のゴールと読み進め方
本記事のゴールは、「5銘柄のうち、最初に触る1〜2銘柄を決められる状態になること」です。具体的には、次の3つがイメージできればOKです。
- 5銘柄それぞれのざっくりとした役割とテーマ
- 初心者から見た「難易度」と「リスク」のイメージ
- 自分の投資スタイルに合う、最初の組み合わせ例
まずは5銘柄の全体像を俯瞰し、そのうえで「コア通貨」としてのBTC・ETH、「一歩進んだ銘柄」としてのXRP・LTC・BCHを順番に見ていきましょう。
みんなのコインで取引できる5銘柄の特徴をざっくり整理
次に、みんなのコインで取引できる5銘柄を「役割・テーマ」で一気に俯瞰します。
ここで全体像を掴んでおくと、後半の「BTC・ETHがコアになりやすい理由」や「XRP・LTC・BCHを次のステップに回す理由」がスムーズに理解できます。
みんなのコインの取扱銘柄一覧と役割イメージ
みんなのコインで取引できる5銘柄は、すべて「メジャー通貨」と呼べる比較的知名度の高いコインです。まずは、役割と初心者から見た難易度・リスク感をざっくり比較してみましょう。
| 銘柄 | 主な役割・テーマ | 難易度 / リスク(イメージ) |
|---|---|---|
| BTC(ビットコイン) | デジタルゴールド的な位置づけの代表的な暗号資産 | 難易度★ / リスク★★ |
| ETH(イーサリアム) | DeFi・NFTなどのアプリが動く基盤となる通貨 | 難易度★〜★★ / リスク★★ |
| XRP(リップル) | 国際送金インフラを目指すプロジェクトの通貨 | 難易度★★★ / リスク★★★ |
| LTC(ライトコイン) | ビットコインをベースにした決済寄りの通貨 | 難易度★★ / リスク★★★ |
| BCH(ビットコインキャッシュ) | ビットコインから派生し、決済向け拡張を目指す通貨 | 難易度★★ / リスク★★★ |
あくまで上の表は、みんなのコインでCFD取引をする初心者がイメージしやすいように「ざっくりとしたレベル感」を示したものです。実際の値動きやリスクは、市場環境やニュースによって大きく変わる点には注意しましょう。
5銘柄の特徴をもう少し細かく(現物との違いも含めて)整理したい場合は、 みんなのコイン取扱銘柄一覧|CFD対応通貨の特徴と現物との違い も参考になります。
初心者の「コア通貨」はBTC・ETH|まず押さえたい2通貨の基礎
ここからは、初心者が最初に触りやすい「コア通貨」としてのBTC・ETHを整理します。
ニュースの追いやすさ・情報量・市場の厚みという意味で、最初の練習台になりやすい2通貨なので、みんなのコインの操作や損益の動きに慣れる目的で向いています。
BTC|最初の1銘柄として選ばれやすい基準通貨
初めてみんなのコインを使うなら、多くの人にとって最初の候補になるのがビットコインです。最初に誕生した暗号資産であり、ニュースや解説記事も非常に多いため、値動きの背景を追いやすいというメリットがあります。
一般的には、ビットコインは「メジャー通貨」であるぶん、マイナーなアルトコインよりもボラティリティ価格変動の大きさが抑えめになりやすいと言われます。とはいえ、FXなどと比べれば十分に値動きが大きい資産なので、「他のコインよりは落ち着いている」程度のイメージで捉えておくのが安全です。
みんなのコインでBTCを取引する際は、まずはレバレッジをかけすぎず、1倍相当の小さなロットから始めるのがおすすめです。価格が動いたときに、どのくらい損益が変化するのかを体感しながら、自分に合ったポジションサイズを探っていきましょう。
ETH|アプリケーションの基盤となるインフラ通貨
イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ通貨で、NFTやDeFiなど多くのサービスがこのネットワーク上で動いています。通貨そのものというより、「ブロックチェーン上のアプリケーション基盤」としての側面が強いのが特徴です。
イーサリアムは、アップデートや手数料(ガス代)の仕組み変更、ETF関連のニュースなど、技術や金融の両面からさまざまなイベントが発生しやすい通貨でもあります。そのぶん短期的な値動きが大きくなる局面もあり、ニュースに敏感に反応することが多い点には注意が必要です。
みんなのコインでETHを取引する場合は、BTCと同じく少額から始めつつ、「イベント前後はいつもより値動きが荒くなりやすい」という前提でロットを抑えるなど、リスクの取り方を調整していくと良いでしょう。
BTCとETHのどちらから始める?初心者向けの選び方
「ビットコインとイーサリアム、結局どちらから始めるべき?」と迷う人も多いはずです。ざっくりとした目安としては、次のような考え方が分かりやすいでしょう。
- まずはシンプルに暗号資産の値動きに慣れたい人:BTCから少額で
- NFTやDeFiなどの話題にも興味があり、ニュースを追うのが苦にならない人:ETHも含めて検討
迷った場合は、「BTCをメイン、ETHを少額だけ」など、どちらかを軸にしつつ、もう一方をサブ的に試してみる構成が無難です。どちらにしても、最初から複数銘柄を同時に大きなロットで持つのではなく、1つずつ値動きのクセを確認していくイメージで進めるのがおすすめです。
一歩進んだ3銘柄|XRP・LTC・BCHの特徴と難易度
BTC・ETHで“値動きの癖”に少し慣れてきたら、次の候補として見えてくるのがXRP・LTC・BCHです。
ただし、ニュースの難しさや急変動の出やすさが上がる場面もあるため、最初から主力にせず「少額で試す」前提で特徴を押さえておきましょう。
XRP|送金インフラを目指す通貨ならではのニュース感度
リップル(XRP)送金向けの通貨は、国際送金の効率化を目指すプロジェクトに紐づいた通貨です。銀行や決済事業者との提携ニュース、規制や訴訟に関する報道など、「金融インフラ」に近いテーマで値動きが出やすいのが特徴です。
こうしたニュースは専門用語が多く、背景事情も複雑になりがちです。そのため、「何が起きているのか」「市場がどう評価しているのか」を理解する難易度は、BTCやETHよりも高くなりやすいと言えます。
みんなのコインのようなレバレッジ取引でXRPを触る場合は、ニュースに敏感に反応して急騰・急落する場面もあることを前提に、ロットを小さめに抹えたり、あらかじめ損切りラインを決めておくなど、より慎重なリスク管理が求められます。
XRP・LTC・BCHの「ニュースの追い方」や実需ストーリーまで踏み込んで整理したい方は、 みんなのコインで狙う実需・送金系CFD銘柄|XRP・LTC・BCHの特徴とニュースの追い方 もあわせてどうぞ。
LTC・BCH|ビットコイン派生の決済寄り通貨
ライトコイン(LTC)とビットコインキャッシュ(BCH)は、どちらもビットコインの仕組みをベースにしつつ、「決済で使いやすくする」「取引処理を高速化する」といった方向性を目指して開発された通貨です。
テーマとしてはビットコインと似ている部分も多い一方、市場規模はビットコインより小さく、出来高が少ない時間帯には値動きが荒くなりやすい場面もあります。そのため、同じ価格変動でも、BTCより大きく上下して見えることも珍しくありません。
これらの通貨をCFDで取引する場合は、ビットコインとの相関を意識しつつ、「BTCが大きく動くときは、より値動きが大きく出やすい」というイメージを持っておくと、ポジションサイズや損切り幅の決め方が少し楽になります。
まずは「慣れてから触る」候補として考える
XRP・LTC・BCHはいずれも、テーマが明確で面白い通貨ですが、ニュースの難易度や値動きの荒さを考えると、最初の1〜2銘柄として選ぶよりは、「BTC・ETHで感覚をつかんでから少額で触ってみる」くらいの距離感が安全です。
とくにみんなのコインのようにレバレッジ取引前提のサービスでは、「動きが激しい銘柄ほど、レバを抑えた少額トレードから始める」というルールを自分の中に作っておくと、ムダな損失を抑えやすくなります。
難易度とリスク★評価で比較|5銘柄の「レベル感」を数値化
銘柄の説明だけだと、初心者ほど「結局どれが簡単で、どれが怖いの?」となりがちです。
そこでこのセクションでは、みんなのコインで取引する初心者目線に合わせて、5銘柄の“レベル感”を★評価で見える化します(※あくまで目安として活用してください)。
難易度★〜★★★の基準
ここでは、みんなのコイン初心者が銘柄を選ぶときの目安として、「難易度」と「リスク」を★〜★★★でざっくりと示してみます。あくまで参考指標ですが、次のようなイメージで考えると分かりやすくなります。
- 難易度:ニュースやテーマの分かりやすさ、情報量の多さ
- リスク:値動きの大きさ(ボラティリティ)や急変動の頻度
なお、実際の相場では、普段は落ち着いている銘柄でも突然大きく動くことがあります。★の数はあくまで「平常時のイメージ」として捉え、いつでもロスカット証拠金維持率低下で強制決済が起こり得るという前提を忘れないようにしましょう。
実際の「ボラティリティの違い」で短期向き・スイング向きを整理したい方は、 みんなのコイン5銘柄のボラティリティ比較|短期トレード向き・スイング向き銘柄の選び方 も参考になります。
投資スタイル別:みんなのコインでの銘柄組み合わせ例
最初の銘柄選びは「性格」と「生活リズム」によって正解が変わります。
ここでは、慎重派・短期派(経験者向け)・FXトレーダーのサブ運用など、よくあるスタイル別に「最初の組み合わせ例」を提示します。
少額でゆっくり慣れたい慎重派
「いきなり大きく稼ぐというより、まずは暗号資産CFDの値動きに慣れたい」という慎重派の人は、銘柄もロットもできるだけシンプルに抑えるのがおすすめです。
- メイン:BTCを中心に、レバレッジ1倍相当の少額トレード
- サブ:余裕が出てきたらETHを少量だけ追加してみる
この組み合わせなら、ニュースも追いやすく、「どの銘柄で何が起きているのか」を整理しながら、みんなのコインの画面操作や決済タイミングの感覚を掴みやすくなります。
値動き重視の短期トレード派(経験者向け)
すでにFXや他社の暗号資産レバレッジ取引の経験があり、「ある程度の値動きの荒さには慣れている」という人であれば、ETHやXRPなど、イベント時の動きが大きくなりやすい通貨に比重を置く選択肢もあります。
ただし、みんなのコインでは建玉を持ち越すと建玉管理料が発生するため、「数日〜数週間単位でのスイング」を狙う場合でも、保有期間が長くなりすぎないように意識することが大切です。
FXトレーダーのサブ運用として使いたい人
みんなのコインは、同じトレイダーズ証券グループの「みんなのFX」と併用しやすいサービスです。FXがメインの人がサブ運用として使うなら、次のような考え方がイメージしやすいでしょう。
併用時の注意点(値動きの違い・レバレッジ感覚のズレなど)は、 みんなのコインとみんなのFXの違いは?FXトレーダーが暗号資産CFDを始める前に知っておきたいポイント にも詳しくまとめています。
- 平日はFX、週末や時間があるときだけBTC・ETHを少額で取引する
- FXとは異なる値動きやニュースの反応を観察する「実験枠」として使う
FXと同じ感覚で大きなレバレッジをかけてしまうと、暗号資産特有の急変動で想定外の損失を出してしまう可能性があります。最初は「FXとは別物」と割り切って、あくまで少額・低レバレッジで試すことを強くおすすめします。
失敗を減らすためのチェックリスト|銘柄選びとレバレッジ管理
銘柄選び以上に、損失を広げやすい原因になりやすいのが「レバレッジのかけ方」と「ロットの大きさ」です。
最後に、取引前に毎回確認したいポイントをチェックリストとしてまとめます。ルールを“作業化”しておくと、感情的なエントリーを減らしやすくなります。
取引前に確認したい4つのポイント
銘柄選びと同じくらい重要なのが、レバレッジとポジションサイズの管理です。最後に、みんなのコインで取引を始める前に確認したいポイントを整理しておきましょう。
取引ボタンを押す前に、次のポイントを一つずつ確認しておくと、思わぬ損失を減らしやすくなります。
- 最初から複数銘柄に分散しすぎず、1〜2銘柄に絞れているか
- レバレッジ2倍をフルに使わず、1倍相当から始めているか
- 1回の損失額が、口座全体の資金に対して大きくなりすぎないロットか
- ロスカット水準や証拠金維持率のルールを理解したうえで、ポジションを建てているか
このチェックリストを毎回見直すクセをつけておくと、「勢いでエントリーしてしまった」という失敗をかなり減らせます。
そもそも「どれくらいの資金でやるべきか」が不安な方は、 なぜ「余剰資金」以外で投資してはいけないのか?生活を守る資金計画の立て方 も一度チェックしておくのがおすすめです。
まとめ|最初は「BTC+ETH」で感覚をつかみ、徐々に他銘柄へ
最後に結論を整理します。みんなのコインは5銘柄だけですが、だからこそ「順番」が大事です。
最初はBTC・ETHでCFDの損益変化と値動きに慣れ、余裕が出てきたらXRP・LTC・BCHを“追加する”くらいの段階的な広げ方が、結果的に失敗を減らしやすくなります。
5銘柄すべてを理解しなくても大丈夫
みんなのコインでは、ビットコイン・イーサリアム・リップル・ライトコイン・ビットコインキャッシュの5銘柄だけに絞って取引できます。選択肢が少ないからといって、最初から全銘柄を理解しようとする必要はありません。
この記事で見てきたように、最初の一歩は「BTCとETHを中心に、小さなロットで値動きに慣れる」ことに集中し、XRP・LTC・BCHは経験がついてから少額で試していくくらいのスタンスが、暗号資産CFDを長く続けるうえでは現実的です。
「銘柄選び=リスクとの付き合い方」を決めること
銘柄選びは、「将来性のありそうなコインを探す作業」というよりも、「自分がどの程度の値動きと付き合うのか」を決める作業でもあります。同じ5銘柄でも、BTC・ETH中心でゆっくり進めるのか、XRPなどの値動きの大きい通貨を増やしていくのかによって、日々のストレスや損益の振れ幅は大きく変わります。
まずは自分の生活リズムとメンタルに合う形で「みんなのコインとの付き合い方」を決め、そのうえで本記事の内容を参考に、少しずつ銘柄の幅を広げていってください。

