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みんなのコイン5銘柄のボラティリティ比較|短期トレード向き・スイング向き銘柄の選び方

みんなのコイン5銘柄のボラティリティ比較|短期トレード向き・スイング向き銘柄の選び方

「みんなのコインの5銘柄のうち、どれが一番激しく動くの?」「短期トレード向きとスイング向きの銘柄って分けられるのかな?」と感じている方も多いはずです。
同じ暗号資産でも、銘柄ごとに値幅の出やすさや、トレンドの出方、イベント時の跳ね方は大きく異なります。

そしてその違いを知らないままロットを決めてしまうと、「たまたま選んだ銘柄のボラティリティにメンタルがついていかない」という状態になりやすくなります。
だからこそ本記事では、みんなのコインで取引できる5銘柄(BTC・ETH・XRP・LTC・BCH)を、ボラティリティ(値動きの大きさ)という観点で“相対比較”しながら整理します。

あわせて「短期トレード向きか」「スイング向きか」という時間軸との相性や、許容リスクに合わせて銘柄を選ぶときの考え方をまとめます。
単に“人気だから”ではなく、自分のスタイルに合った銘柄の選び方・組み合わせ方をイメージできるようになることを目指します。

この記事のポイント
  • みんなのコインの5銘柄(BTC・ETH・XRP・LTC・BCH)をボラティリティでざっくり比較し、体感の違いを整理
  • 「短期(数時間〜1日)」「スイング(数日〜数週間)」で向き・不向きが出る理由を時間軸別に解説
  • 銘柄ごとの特徴を踏まえ、ロットを変える発想とメンタル消耗を防ぐ考え方を紹介
  • 最後に“相性マップ”で、自分に合う組み合わせ/避けたい組み合わせを見える化

この記事でわかることとボラティリティの前提

この記事でわかることとボラティリティの前提

まずは「ボラティリティをどう捉えるか」と「みんなのコインで5銘柄を比較するときの前提」を揃えます。
ここを曖昧なまま比較すると、銘柄の良し悪しではなく“自分の時間軸やロット設計に合うかどうか”を判断できなくなってしまうため、最初に土台から確認していきましょう。

みんなのコイン自体の特徴(現物ではなくCFDで、最大2倍レバレッジで取引できる等)を先に押さえたい場合は、みんなのコインとは?CFD取引に特化した特徴・メリット・評判を初心者向けに解説もあわせて確認しておくと理解がスムーズです。
また「5銘柄以外はあるの?」「現物とどう違うの?」を整理したい方は、みんなのコイン取扱銘柄一覧|CFD対応通貨の特徴と現物との違いも参考になります。

なぜボラティリティを基準に銘柄を選ぶのか

銘柄選びというと、「どれが上がりそうか」という視点に目が行きがちですが、実際のトレードでは「どれくらい動くか」を把握しておくことも同じくらい重要です。ボラティリティの違いを意識して銘柄を選ぶことで、次のようなメリットがあります。

  • 1回あたりの想定値幅から、損切り幅とロットサイズを具体的に設計できる
  • 短期トレードとスイングで「向き・不向き」のある銘柄を事前に切り分けられる
  • 自分のメンタルが耐えられる上下幅かどうかをイメージしやすくなる

たとえば、同じ1万円の含み損でも、「1日の値幅が大きい銘柄で一瞬で動いた1万円」と「比較的おとなしい銘柄で数日かけて動いた1万円」では、感じるストレスがまったく違います。事前にボラティリティのイメージを持っておくことで、「自分にはこの銘柄・この時間軸は合わないかもしれない」と気づきやすくなるのです。

「みんなのコイン5銘柄」を比較するときの前提

みんなのコインでは、BTC・ETH・XRP・LTC・BCHの5銘柄を、レバレッジ2倍までの円建て暗号資産CFD差金決済型の取引として取引できます。
ボラティリティは相場環境やニュースによって日々変化しますが、本記事では「常に◯%動く」といった具体的な数値ではなく、あくまで相対的なイメージとして、「この銘柄は相場全体のなかでどのくらいの激しさなのか」を整理していきます。

「CFDって結局なに?現物と何が違うの?」が曖昧な状態だと、ボラの比較もロット設計もブレやすくなります。必要に応じて、暗号資産CFDとは?現物取引との違いと、みんなのコインを使うメリット・デメリットで前提を確認しておくのがおすすめです。

また、ここでのボラティリティ比較は、スプレッド売値と買値の価格差や約定状況も含めた“体感ベース”のイメージが前提です。実際のトレードでは、最新の相場状況や取引画面の情報を確認しながら、「今はどの銘柄がどのくらい動いているのか」を自分の目で確かめていくことが欠かせません。

とくに短期トレードではスプレッドの影響が利益を削りやすいので、コスト構造の全体像は別記事で押さえておくと安心です。みんなのコインの手数料・スプレッドは高い?暗号資産CFDならではのコスト構造を徹底解説も必要に応じて参照してください。

みんなのコイン5銘柄のボラティリティざっくり比較

みんなのコイン5銘柄のボラティリティざっくり比較

次に、5銘柄の「普段の相場での体感ボラ」をざっくり整理します。
ここでは厳密な数値比較ではなく、BTCを基準にして「どの銘柄がどの場面で荒く感じやすいか」を掴むことを目的に、表とあわせてイメージを固めていきます。

5銘柄の“平均的な激しさ”イメージ

まずは、みんなのコインの5銘柄について、「普段の相場」でどのくらい値幅が出やすいかという感覚をざっくり整理しておきましょう。ここでは、BTC/JPYを基準としたときの相対イメージとして考えてみます。

銘柄短期(数時間〜1日)のボラ感スイング(数日〜数週間)のボラ感
BTC基準となる水準トレンドが出ればしっかり伸びる
ETHBTCよりやや高めイベント前後で値動きが拡大しやすい
XRPニュース次第で一気に加速しやすいイベント放置リスクを意識したい
LTCBTCと同程度〜やや高め時間帯によって振れ幅が増す場面あり
BCHBTCより上下に振れやすいトレンド時の値幅は魅力だが乱高下も大きい

あくまでイメージではありますが、「BTC=ボラティリティの基準」「ETH=やや高め」「XRP・LTC・BCH=状況によってはBTC以上に激しく感じる場面がある」と捉えておくと、このあと時間軸やロットを検討するときの土台として役立ちます。

日中〜夜間での“体感ボラ”の違い

同じ銘柄でも、時間帯によって「どのくらい動いているように感じるか」は変わります。とくに暗号資産は、欧米市場の参加者が増える時間帯に値動きが大きくなりやすく、深夜〜早朝にはスプレッドの広がりやヒゲが目立つこともあります。

  • 日本の夜〜深夜:海外投資家が参加しやすく、値幅が出やすい時間帯
  • 日本の早朝〜日中:相対的に落ち着きやすいが、指標やニュースで急変することもある
  • 出来高が薄い時間:特にLTCやBCHでヒゲが出やすく、ストップに当たりやすい

実際にチャートを見ながら、「自分がトレードに使える時間帯で、その銘柄はどのくらい動いているのか」を観察してみると、同じBTCでも人によって“体感ボラ”が違う理由が見えてきます。時間軸だけでなく、生活リズムとの相性もボラティリティを考えるうえで重要な要素です。

ボラティリティ比較表(イメージレベル)

ここまでの話を踏まえ、「短期」と「スイング」でのボラティリティを、イメージベースでマトリクスにしてみます。数値ではなく、相対的な“感覚”として眺めてみてください。

銘柄短期トレード向きボラ感スイング向きボラ感
BTC◯ 値幅と安定感のバランスが良い◎ トレンドが出れば持ちやすい
ETH◎ 値幅が出やすく短期向き◯ イベント前後の管理がカギ
XRP◎ ニュースイベント次第で一気に動く△ イベントリスク管理が難しい
LTC◯ BTCに近い感覚で扱いやすい◯ ほどほどのボラでスイングも可能
BCH△ 上下のブレが大きく小ロット向き△ メインにするには覚悟が必要

実際にどの銘柄を選ぶかは、「どのくらいの値幅なら許容できるか」「どのくらいチャートを見ていられるか」といった個人の条件によって変わります。この表はあくまで一つの目安として、「自分の感覚とどこが違うか」を確認するきっかけにしてみてください。

「そもそも最初に触るならどれ?」という観点で、難易度とリスク感を先に掴みたい場合は、初めてのみんなのコインで選ぶならどの銘柄?|BTC・ETH中心に5通貨の難易度とリスクを比較もあわせてどうぞ。

時間軸別に見た「短期トレード向き」「スイング向き」の考え方

時間軸別に見た「短期トレード向き」「スイング向き」の考え方

同じ銘柄でも、短期(数時間〜1日)とスイング(数日〜数週間)では“しんどさ”の種類が変わります。
この章では、時間軸ごとに「必要なボラ」「避けたいボラ」の条件を整理し、自分に合わない組み合わせを先に回避できるようにします。

短期トレードで重視したいボラティリティの条件

数時間〜1日程度の短期トレードでは、「ある程度の値幅が期待できる」ことが重要です。値動きが小さすぎると、スプレッドや手数料を差し引いたあとに残る利益が少なくなり、トレード回数ばかり増えて疲れてしまいます。

  • 1日のなかで、狙いたい時間帯にしっかり値幅が出ているか
  • スプレッドに対して十分なボラティリティがあるか
  • イベント時に一方的な急変動が多すぎないか

短期派にとって理想的なのは、「動くときはしっかり動くが、想定外のイベントで一撃退場になりにくい銘柄」です。BTCやETHはこの条件に比較的近い一方で、XRPのようにニュースに敏感な銘柄は、「イベント前後のルール作り」がより重要になります。

スイングで重視したいボラティリティの条件

数日〜数週間のスイングトレードでは、1日単位のノイズよりも、「方向感が出たときにトレンドが伸びるか」「保有期間中のメンタル・コスト負担に耐えられるか」がポイントになります。
日々の上下が大きすぎる銘柄をスイングで持ち続けると、含み益と含み損を大きく行き来し、「正しい方向にポジションを持っているのに途中で降りてしまう」ということが起きやすくなります。

スイングに向いているボラティリティの条件としては、次のようなイメージです。

  • 日々のノイズはほどほどで、方向が出たときにトレンドが続きやすい
  • 保有期間中に大型イベントが入りにくい、または事前に把握しやすい
  • 建玉管理料やメンタルの負担を含めても「この期間なら持てる」と思える

BTCやETHは、大きなテーマが出たときに比較的素直にトレンドが伸びることが多く、スイングとも相性が良い銘柄です。一方、イベント次第で一気に評価が変わりやすいXRPは、スイングで大きなポジションを長期間放置するのには向きにくい側面があります。

「時間軸 × ボラ」で自分に合わないパターンを避ける

ボラティリティを考える一番の目的は、「自分に合わない組み合わせを避けること」です。どんなに人気のある銘柄でも、自分の生活リズムやメンタル、経験値に合わない時間軸とボラティリティでトレードを続けると、ストレスが先に限界を迎えてしまいます。

たとえば、次のようなパターンは、避けたほうが無難な例です。

  • 昼間は忙しくチャートを見られないのに、深夜の高ボラ時間帯にXRPやBCHを大きなロットで保有し続ける
  • 含み損に慣れていないのに、高ボラ銘柄をスイングで長期間持ち続ける
  • ニュースを追う時間が取れないのに、イベント依存度の高い銘柄をメインにする

最初のうちは、「短期ならこの銘柄・スイングならこの銘柄」と、時間軸ごとに使う銘柄を分けてしまうのも一つの方法です。慣れてきたら、少しずつ高ボラ銘柄や難しい時間帯にチャレンジしていくほうが、長く続けやすくなります。

なお、レバレッジやロスカット、資金管理の“事故りやすいポイント”を先に潰しておきたい方は、初心者がみんなのコインで失敗しないための5つのポイント|レバレッジ・ロスカット・資金管理もあわせて確認しておくと安全です。
取引サービスとしての安全性・注意点(CFD特有のリスク含む)を整理したい場合は、みんなのコインは危ない?暗号資産CFDのリスクとトレイダーズ証券グループの安全性も参考になります。

銘柄別:BTC・ETHのボラティリティと向いている時間軸

銘柄別:BTC・ETHのボラティリティと向いている時間軸

ここからは銘柄別に掘り下げます。まずは基準になりやすいBTCと、イベント感度が高くボラが出やすいETHを整理し、ロット調整の基準(ものさし)を作っていきます。

BTC/JPY|全体の基準となるボラとトレンドの伸び

ビットコイン(BTC)は、暗号資産市場全体の“基準通貨”として見られることが多く、みんなのコインの5銘柄のなかでも、ボラティリティの基準として扱いやすい銘柄です。
1日の値幅は決して小さくありませんが、出来高も大きく、極端に薄い板で一気に持っていかれるような値動きは相対的に少ないため、短期トレードとスイングのどちらにも対応しやすいと言えます。

とくに、マクロ環境やETF、半減期などの大きなテーマが意識されている局面では、方向感のあるトレンドが出やすく、スイングトレードの軸として使いやすい銘柄です。一方で、短期トレードでも値幅は十分にあるため、「まずはBTCでボラと時間軸の感覚を掴む」という始め方は、現実的な選択肢の一つです。

ETH/JPY|BTCよりやや高めのボラとイベント感度

イーサリアム(ETH)は、BTCと同じく時価総額の大きな主要銘柄ですが、DeFiやNFT、ネットワークアップデートなど、プロジェクト固有の材料が多い分、短期的なボラティリティはBTCより高く感じられる場面も少なくありません。

アップデートやETF関連などのイベント前後では、期待と失望の振れ幅が大きくなり、短期トレードでは魅力的な値幅が出る一方、スイングでポジションを抱えていると、「イベントのたびに大きく上下する」ストレスを感じることもあります。
そのため、ETHは「デイトレ〜数日のスイング」くらいの時間軸と相性が良く、「数週間〜数ヶ月単位でほったらかす」運用をするならば、イベントスケジュールの把握が欠かせません。

BTC・ETHを軸にボラを“相対評価”する

ここまで見てきたように、BTCとETHは、どちらもボラティリティが高い一方で、出来高や流動性の面で安定感があり、「短期〜スイングの両方を検討しやすい銘柄」です。
実務的には、「BTC=ボラレベル3」「ETH=ボラレベル3.5」くらいのイメージで捉え、これを基準にXRP・LTC・BCHのボラを相対的に評価していくと、話を整理しやすくなります。

具体的には、「BTCではこのロットで1日の値幅に耐えられるなら、ETHではロットを少し落とす」「BTCと同じロットをXRPに入れるのは危険かもしれない」といった具合に、銘柄ごとにロットを変える発想を持つことが重要です。すべての銘柄で同じロットにしてしまうと、高ボラ銘柄ほどリスクを取り過ぎる結果になってしまいます。

銘柄別:XRP・LTC・BCHのボラティリティと向いている時間軸

銘柄別:XRP・LTC・BCHのボラティリティと向いている時間軸

続いて、ニュースや時間帯の影響を受けやすく、体感ボラがブレやすいXRP・LTC・BCHを見ていきます。
「短期だと魅力がある一方、放置すると事故りやすい」といったクセを前提に、向いている時間軸と距離感を整理します。

XRP/JPY|イベント時の爆発力が高い“ニュース敏感銘柄”

XRPは、国際送金や金融インフラをテーマにしたプロジェクトに紐づく銘柄で、規制や訴訟、金融機関との提携など、ニュースの影響を強く受けやすい通貨です。
普段の相場でも値動きはありますが、とくに訴訟や規制に関する大きなニュースが出たときには、短時間で大きな値幅が出ることがあり、「イベントドリブンなボラティリティ」が特徴と言えます。

XRP・LTC・BCHのような“実需・送金系”の材料は、ニュースの種類によって値動きの出方が変わりやすいので、追い方の型を作っておくと判断が安定します。必要に応じて、みんなのコインで狙う実需・送金系CFD銘柄|XRP・LTC・BCHの特徴とニュースの追い方も参考にしてみてください。

短期トレードの観点では、この爆発力は魅力でもありますが、内容を理解しないまま「動きそうだから」という理由だけで事前にポジションを膨らませると、想定と逆方向に動いたときのダメージが大きくなります。
スイングでXRPを保有する場合は、「突発ニュースで一晩のうちに大きく評価が変わるリスク」を、他の銘柄以上に意識しておく必要があります。

LTC/JPY|BTC連動+時間帯によっては荒く感じる場面あり

ライトコイン(LTC)は、BTCの仕組みをベースにしつつ、「軽くて速い決済通貨」を目指して作られた銘柄です。値動きの方向性としてはBTCと連動することが多く、「BTCと同じ方向に動いている」場面がよく見られます。

一方で、市場規模はBTCより小さいため、出来高が薄くなる時間帯には、同じようなチャート形状に見えても、上下のヒゲが大きく出ることがあります。短期トレードでは、BTCと同じ感覚でロットを入れると、「思った以上に損切り幅が大きくなってしまった」と感じる場面が出てきやすい銘柄です。

デイトレ〜数日のスイングであれば、BTCとの連動性を意識しつつ、「時間帯によってはLTCのほうが荒い」と割り切ってロットを調整することで、扱いやすくなります。長期にわたって大きなポジションを持ち続けるよりも、「トレンドが出ている期間だけ参加する」スタンスのほうが、ストレスを抑えやすいでしょう。

BCH/JPY|トレンド時の値幅は魅力だが、上下も大きいスパイス銘柄

ビットコインキャッシュ(BCH)は、BTCから分岐した通貨で、「日常的な支払いにも使いやすいビットコイン」を志向していると説明されることが多い銘柄です。トレンドが出ている局面では、BTC以上に大きな値幅が出ることもあり、短期トレードの対象としては魅力を感じやすい通貨です。

その一方で、出来高や板の厚みはBTCほど十分ではないため、特に相場が薄い時間帯には、上下に大きく振れる乱高下が発生しやすくなります。
こうした特徴から、BCHは「メイン銘柄として大きな比率を占める」というよりは、「ポートフォリオのなかでスパイスとして小さめのロットで扱う」ほうが現実的な距離感になります。スイングで長く持つよりも、「明確なトレンドが出ている期間だけ参加する」スタイルのほうが、ボラティリティを活かしやすいでしょう。

ボラティリティ別に見る「短期トレード向き」「スイング向き」マップ

ボラティリティ別に見る「短期トレード向き」「スイング向き」マップ

ここまでの内容を、時間軸×銘柄の“相性マップ”としてまとめます。
自分の生活リズム(チャートを見られる時間)とメンタル耐性を前提に、どの銘柄を主役にして、どれをサブ/実験枠にするかを決めやすくします。

時間軸×銘柄マトリクスでみる“相性表”

ここまでの内容を、「時間軸 × 銘柄」のマトリクスとして整理してみます。あくまでイメージベースですが、「どの時間軸でどの銘柄を主役にしやすいか」を考えるときの参考になります。

時間軸BTCETHXRPLTCBCH
短期(数時間〜1日)◯ 値幅と安定感のバランス◎◎ ボラが出やすく短期向き◎ イベント時の爆発力あり◯ BTC連動で扱いやすい△ 小ロットならチャンスも
デイトレ〜数日◎ トレンドが伸びれば狙いやすい◎ イベント意識で運用しやすい◯ ニュース確認できる人向き◯ BTCとセットで使いやすい△ 値動きが荒くメインには向きにくい
スイング(数日〜数週間)◎ メイン軸として扱いやすい◯ メイン候補だがイベント要注意△ ニュース放置リスクが高い◯ サブ銘柄としては検討可△ スパイス枠として小ロット向き

「◎だから必ず使うべき」「△だから触ってはいけない」という意味ではなく、自分の経験値やニュースへの対応力、チャートを見られる時間との兼ね合いで、どこまで踏み込むかを調整していくための目安として活用してみてください。

典型パターン別:どの銘柄を主役にするか

実際の運用では、「自分はどの時間軸をメインにするのか」に応じて、主役にする銘柄を決めておくと迷いが減ります。ここでは、いくつかの典型パターンをイメージとして挙げておきます。

  • 短期中心で動きたい:BTC・ETHを軸に、イベント時だけXRPやLTC・BCHを小ロットで追加する
  • デイトレ〜数日のスイングがメイン:BTC・ETH・LTCを中心に、XRPはニュースが追えるときだけ触る
  • スイング中心でじっくり:BTCをメイン、ETHをサブとし、XRP・LTC・BCHは「実験枠」に留める

こうしたパターンをあらかじめ決めておくことで、「なんとなく目についた銘柄に手を出す」頻度を減らしやすくなります。自分の得意な時間軸とボラティリティを軸に、「この枠はこの銘柄だけ触る」といったルールを作ってみるのも有効です。

「やめておいたほうがいい」組み合わせ例

一方で、ボラティリティの観点から見ると、避けておいたほうが良い組み合わせも存在します。あくまで一例ですが、次のようなケースは注意が必要です。

  • 高ボラ銘柄(XRP・BCH)を、短期なのにフルロット・タイトな損切りで繰り返しエントリーする
  • ニュースをほとんど追えないのに、XRPをスイングのメイン銘柄にして長期間放置する
  • ボラティリティに慣れていない段階で、5銘柄すべてに同じロットでポジションを持つ

こうしたパターンは、「そのときはたまたまうまくいっても、長期的には再現が難しい」という共通点があります。まずは避けたい組み合わせを明確にしておき、その範囲に踏み込まないようにするだけでも、ボラティリティとの付き合い方はかなり安定してきます。

ボラティリティに合わせたロット設計とメンタル管理

ボラティリティに合わせたロット設計とメンタル管理

ボラティリティの理解は、最終的に「ロット設計」と「メンタル消耗の回避」に落とし込んで初めて意味が出ます。
この章では、許容損失から逆算する考え方と、特に高ボラ銘柄で消耗しやすい人向けの“ノーポジ時間”の作り方を整理します。

1日の許容損失額から逆算してロットを決める

ボラティリティを意識した銘柄選びとセットで考えたいのが、ロット設計です。とくに高ボラ銘柄では、「いつもの感覚」でロットを決めると、想定よりも早く許容損失に到達してしまうことがあります。

現実的なやり方としては、まず「1日(または1トレード)で許容できる損失額」を決め、そこから逆算してロットを計算する方法が考えられます。

  • BTCで許容できる損失額と損切り幅から、基準ロットを決める
  • ETHでは、その基準ロットより◯〜△割程度ロットを落とす前提で考える
  • XRP・BCHなど高ボラ銘柄では、BTCの半分以下のロットを上限にする、といったルールを作る

このように、「銘柄ごとにロットを変える前提」で設計しておくことで、高ボラ銘柄だけ過剰なリスクを取ってしまう状況を避けやすくなります。

なお、そもそも「どこまでの損失なら許容できるか」「全財産にしない線引き」を先に作りたい場合は、リスク許容度から逆算するポートフォリオ戦略|仮想通貨を「全財産」にしない線引きも参考になります。

ボラが高い銘柄ほど「ノーポジ時間」を意識する

高ボラ銘柄は、値幅が出やすい反面、ポジションを持ちっぱなしにすると、メンタルの消耗も激しくなります。
とくにXRPやBCHのようにイベントで一気に動きやすい銘柄は、「常にポジションを持っている」状態が、そのまま「常にイベントリスクを抱えている」状態につながりかねません。

そのため、高ボラ銘柄ほど、

  • トレードする時間帯を決め、それ以外の時間は原則ノーポジにする
  • イベント前後はロットを落とすか、そもそもポジションを持たない
  • 一定期間連敗が続いたら、高ボラ銘柄からいったん距離を置く

といった「ノーポジ時間をあえて作るルール」を持っておくことが重要です。ポジションを持っていない時間を増やすことは、負けを避けるだけでなく、冷静に相場を観察する余裕を取り戻すことにもつながります。

ボラティリティと相性が合わないときは“撤退”も戦略

どれだけ人気のある銘柄でも、「どうしてもこの銘柄のボラティリティとは相性が悪い」と感じることはあります。
何度トライしても同じようなミスを繰り返してしまうのであれば、その銘柄をメインから外す、または「実験枠」や「観察だけ」に切り替える決断も立派な戦略です。

自分のボラ耐性をチェックするための簡単な問い

次のような問いに対して、正直に答えてみると、自分と銘柄のボラティリティが合っているかどうかを確認しやすくなります。

  • 1日でどのくらいの含み損までなら、落ち着いていられるか
  • その金額は、今触っている銘柄のTypicalな値幅と比べて現実的か
  • 「この銘柄だけなぜか負けが続く」というパターンがないか

もし「この銘柄とだけ相性が悪い」と感じるのであれば、無理に克服しようとせず、いったん距離を置いてBTCやETHといった基準銘柄に戻るのも、一つの賢い選択です。

まとめ|ボラティリティを“怖さ”ではなく“設計の材料”として使う

まとめ|ボラティリティを“怖さ”ではなく“設計の材料”として使う

最後に、5銘柄の特徴を「怖い/怖くない」で終わらせず、時間軸とロットを組み立てるための“設計材料”として使う視点でまとめます。
まずはBTC・ETHを基準にしつつ、無理のない範囲で検証を重ねていく流れを作っていきましょう。

ボラティリティを理解すると銘柄選びが変わる

みんなのコインの5銘柄は、どれも魅力的なテーマを持っていますが、「どれが自分に合うか」は、ボラティリティと時間軸の組み合わせによって大きく変わります。
BTC・ETHを基準に、「XRPはイベント時の爆発力」「LTC・BCHは時間帯によって荒くなりやすい」といった特徴を踏まえておくことで、単に人気や話題性だけに引きずられない銘柄選びができるようになります。

最初はシンプルな組み合わせから検証していく

最初から5銘柄すべてをフルに使いこなそうとする必要はありません。
まずは「BTCを軸にETHをサブ」「短期ではETHとXRPを小ロットで試す」といったシンプルな組み合わせから始め、実際のボラティリティと自分の感覚のズレを少しずつ修正していくほうが、長く続けやすくなります。

ボラティリティは、怖がるためのものではなく、ロットと時間軸を設計するための材料です。本記事で整理したイメージを参考にしながら、自分の資金・メンタル・生活リズムに合った銘柄の組み合わせを、少しずつ組み立ててみてください。

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