
コインチェックは、アプリから仮想通貨を購入したり、積立や保有を続けたりする用途では使いやすい取引所です。
ただし、購入した仮想通貨を外部ウォレットや他社取引所へ頻繁に送る場合は、送金するたびに発生する手数料が負担になりやすくなります。
特に、少額を何度も送る使い方では、送金数量に対する手数料の割合が大きくなります。
販売所で購入してから送金する場合は、購入価格に含まれるスプレッドと送金手数料の両方を考慮しなければなりません。
この記事では、コインチェックの通貨ごとの送金手数料、少額・頻繁な送金で負担が増える理由、販売所で購入して外部へ送る場合の総コストを整理します。
あわせて、購入・積立・保有用と送金用で取引所を使い分け、送金コストを抑える方法も解説します。
送金目的でコインチェックをおすすめできない理由
コインチェックは、アプリを使った仮想通貨の購入や積立、保有を中心に利用する場合には便利な取引所です。
一方、購入した仮想通貨を外部ウォレット(自分で管理する保管先)や他社取引所へ頻繁に移す場合は、送金のたびに発生する手数料が負担になります。
特に、少額を何度も送金する場合は、送金額に対する手数料の割合が大きくなります。
販売所で購入してから外部へ送る場合は、購入時のコストと送金手数料の両方を負担するため、購入から送金までの総コストで判断しなければなりません。
そのため、コインチェックだけですべての用途を完結させるのではなく、購入・積立・保有用と送金用で取引所を使い分ける方法が現実的です。
コインチェックを利用しないと決めるのではなく、送金する通貨や回数に合わせて他社取引所を併用することが、負担を抑えるポイントになります。
コインチェック自体が使えないという話ではなく、利用目的との相性が重要です。
普段使いの口座と送金用の口座を分けるように、購入・積立・保有と外部送金で取引所の役割を分けると考えてください。
送金するたびに通貨ごとの手数料が発生する
ここで扱う送金とは、コインチェックから外部ウォレットや他社取引所へ仮想通貨を移すことです。
外部へ送金する場合は、ビットコインやイーサリアムなど、送る通貨ごとに設定された送金手数料が発生します。
送金手数料は、送金数量に応じて増減するものではなく、基本的に1回の送金ごとに差し引かれます。
そのため、1回あたりの負担が小さく感じられても、複数回に分けて送ると、そのたびに手数料を負担することになります。
一部の通貨では、ブロックチェーンの混雑状況などに応じて送金手数料が変動します。
実際に外部へ送る場合は、通貨名だけでなく、送金時点で適用される手数料まで確認する必要があります。
少額を何度も送る使い方では手数料の割合が大きくなる
送金数量が少なくても、送金1回分の手数料が少額になるとは限りません。
同じ手数料が差し引かれる場合、まとまった数量を送るときよりも、少額を送るときの方が送金額に対する手数料の割合は大きくなります。
さらに、少額を複数回に分けて送ると、送金回数に応じて手数料が積み重なります。
外部ウォレットへ定期的に移す場合や、他社取引所へ少しずつ送る場合は、1回分ではなく、月間や年間の送金回数を含めて負担を考えることが重要です。
少額で仮想通貨を購入できても、その後の送金コストまで小さくなるわけではありません。
購入額だけで判断せず、実際に外部で受け取れる数量まで確認する必要があります。
販売所で購入して送金すると複数のコストがかかる
コインチェックの販売所(提示価格で売買する形式)は、購入する数量や金額を入力して仮想通貨を買えるため、初めて利用する人でも操作を進めやすい方法です。
ただし、販売所の買値には、買値と売値の差であるスプレッド(買値と売値の差)が含まれています。
販売所で仮想通貨を購入し、そのまま外部ウォレットや他社取引所へ送る場合は、購入時のスプレッドに加えて送金手数料も発生します。
取引手数料が無料と表示されていても、購入から送金までのコストがすべて無料になるわけではありません。
外部送金を前提に購入する場合は、購入画面の使いやすさだけでなく、購入時の価格差と送金時に差し引かれる手数料を合わせて判断する必要があります。
少額購入と外部送金を繰り返す使い方では、複数のコストが重なる点に注意が必要です。
購入・保有用と送金用で取引所を使い分ける
送金手数料がかかるからといって、コインチェックを利用しないと決める必要はありません。
アプリでの購入や積立、国内での保有にはコインチェックを利用し、外部へ送る予定の通貨は送金条件の合う他社取引所で購入する方法があります。
取引所を使い分ける場合は、コインチェックを購入・積立・保有用、他社取引所を外部送金用とするなど、それぞれの役割を決めておくと管理しやすくなります。
送金手数料だけで他社を選ばず、取扱通貨、購入時のコスト、最低送金数量、対応ネットワークなども確認することが重要です。
コインチェックで利用できる機能を目的別に整理したい方は、コインチェックの使い方|売買・積立・運用・出金・送金を目的別に整理も参考にしてください。
自分が購入、積立、保有、送金のどれを重視するのかを決めたうえで、必要な機能に合う取引所を組み合わせましょう。
コインチェックの送金手数料で確認するポイント
コインチェックの送金手数料を確認するときは、表示されている金額だけで判断するのではなく、送る通貨、1回あたりの送金数量、予定している送金回数まで含めて考える必要があります。
同じ取引所から送金する場合でも、選ぶ通貨によって差し引かれる数量は異なります。
また、送金数量が少なくても手数料が安くなるわけではありません。
少額送金や定期的な送金を予定している場合は、1回分の手数料ではなく、受取数量や年間の総負担を確認しましょう。
送金手数料は通貨ごとに異なる
コインチェックから外部ウォレットや他社取引所へ送る際の手数料は、すべての通貨で統一されているわけではありません。
ビットコイン、イーサリアム、リップルなど、利用する通貨ごとに異なる数量が設定されています。
主要通貨の送金手数料は以下のとおりです。
表に記載した内容は2026年7月14日時点の公式情報であり、実際に送金する際は最新の手数料を確認してください。
| 通貨 | 送金手数料 | 手数料の扱い |
|---|---|---|
| BTC | 0.0005 BTC | 変動型 |
| ETH | 0.005 ETH | 変動型 |
| XRP | 0.15 XRP | 掲載額 |
| LTC | 0.001 LTC | 掲載額 |
| XLM | 0.01 XLM | 掲載額 |
| SOL | 0.01 SOL | 掲載額 |
BTCやETHには、ネットワーク手数料の状況に応じて適用額が変わる変動型送金手数料(混雑状況で変動する方式)が導入されています。
表に記載した数量より高い区分が適用される可能性があるため、固定された手数料として判断しないようにしましょう。
なお、コインチェックから外部へ送る場合とは異なり、Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
外部送金以外の費用も含めて確認したい方は、コインチェックで手数料を抑えて使う方法|損してしまう行動と対策を整理も参考にしてください。
送金額が少なくても同じ手数料がかかる場合がある
コインチェックでは、送金数量によって送金手数料は変わりません。
同じ通貨を送る場合、少額だからという理由で1回分の手数料が安くなるわけではないため、送金数量が少ないほど手数料の割合は大きくなります。
例えば、0.0005 BTCの送金手数料が適用される場合、0.002 BTCを送ると手数料は送金数量の25%に相当します。
一方、0.02 BTCを送る場合は2.5%に相当するため、同じ手数料でも送金数量によって負担の割合は大きく異なります。
ただし、変動型送金手数料が導入されている通貨では、送金数量ではなくネットワーク手数料の区分によって適用額が変わる場合があります。
「少額だから手数料も少ない」と考えず、送金数量から手数料を差し引いた受取数量を確認しましょう。
1回の手数料ではなく送金回数を含めて考える
送金手数料の負担を判断するときは、1回あたりの数量だけでなく、一定期間に何回送る予定なのかも確認する必要があります。
同じ通貨を同じ条件で送る場合でも、月1回と週1回では年間に支払う手数料が大きく異なります。
月1回の送金であれば年間の送金回数は12回ですが、週1回では年間約52回になります。
1回分の手数料が同じであれば、週1回の総負担は月1回と比べて4倍を超えます。
外部ウォレットへ定期的に移す場合や、複数の取引所へ少しずつ送る場合は、月間または年間の予定回数をもとに総手数料を計算しましょう。
送金回数を減らせば手数料の発生回数も減りますが、まとめて送るまでの保有期間や価格変動も含めて判断する必要があります。
最新の手数料は送金前に公式画面で確認する
暗号資産の送金手数料は、Coincheckのサービス内容やネットワークの状況によって変更される可能性があります。
特に変動型送金手数料の対象通貨は、以前送ったときと同じ数量が適用されるとは限りません。
記事や比較表は送金コストを把握する参考になりますが、最終的な送金数量は手続きを進めた時点の表示で判断する必要があります。
送金を確定する前に、適用される手数料と受取数量を確認してください。
Coincheck公式の手数料ページに加えて、実際の送金確認画面に表示される通貨、送金数量、手数料、受取数量を確認してから手続きを進めましょう。
この記事に掲載している手数料は2026年7月14日時点の情報です。
掲載内容と送金画面の表示が異なる場合は、送金時点の公式表示を基準にしてください。
少額送金や頻繁な送金では負担が大きくなりやすい
コインチェックの送金手数料は、送金数量に応じた割合ではなく、1回の送金ごとに通貨単位で設定されています。
そのため、同じ手数料が適用される場合でも、送金数量が少ないほど手数料の割合は大きくなります。
また、外部ウォレットや他社取引所へ何度も送る場合は、送金するたびに手数料が必要です。
1回分だけでは小さく感じても、月間や年間の送金回数を含めると、受け取れる数量や保有残高に与える影響は大きくなります。
少額送金では受取額が想定より減りやすい
外部へ送金する場合は、送金する数量とは別に送金手数料が必要です。
保有している仮想通貨をすべて送ろうとすると、残高から手数料分を確保する必要があるため、実際に送金できる数量は保有数量より少なくなります。
例えば、同じ送金手数料が適用される場合、まとまった数量を送るときよりも、少額を送るときの方が送金数量に占める手数料の割合は大きくなります。
購入した仮想通貨の大部分を外部で使う予定でも、送金後に受け取れる数量が購入数量と同じになるとは限りません。
少額購入ができることと、少額送金の負担が小さいことは別です。
購入額だけで判断せず、送金数量と手数料を合計した残高が必要になることを確認しておきましょう。
送金回数が増えるほど年間の総負担も増える
外部送金を複数回に分ける場合は、送金するたびに手数料が発生します。
同じ通貨を同じ条件で送る場合、年間の総手数料は、1回分の手数料に送金回数を掛けた数量になります。
月1回の送金であれば年間12回ですが、週1回送る場合は年間約52回です。
1回分の負担だけを比較すると大きく感じなくても、週1回の送金では、月1回と比べて年間の手数料が4倍を超えます。
外部ウォレットへ購入のたびに移す場合や、複数の取引所へ少しずつ送る場合は、予定している回数から年間の負担を計算する必要があります。
送金頻度が高い人は、購入後にまとめて送る方法だけでなく、送金条件の合う取引所で最初から購入する方法も検討しましょう。
荷物を何度も小分けで送ると、そのたびに送料がかかるのと同じです。
まずは1か月に何回送る予定なのかを書き出し、「1回分の手数料×年間の予定回数」で負担を計算してみましょう。
送金をまとめても価格変動リスクは残る
送金回数を減らし、複数回分をまとめて送れば、手数料が発生する回数は減らせます。
ただし、送金する数量が貯まるまでコインチェック内で保有する間も、仮想通貨の価格は変動します。
価格が下落した場合は、送金手数料を抑えられても、保有資産の日本円換算額が減る可能性があります。
反対に価格が上昇した場合は、同じ通貨数量に対する手数料の日本円換算額も変わります。
そのため、送金をまとめるかどうかは、手数料の発生回数だけで決めるものではありません。
外部で仮想通貨を使う時期、送金する数量、保有中の価格変動を含めて、送金のタイミングを判断することが重要です。
販売所で購入して送金する場合の総コスト
コインチェックから外部ウォレットや他社取引所へ仮想通貨を送る場合は、送金手数料だけでなく、購入時に発生するコストも含めて判断する必要があります。
特に販売所で購入する場合は、購入価格に含まれるスプレッドと、外部へ送る際の送金手数料をそれぞれ負担します。
販売所の取引手数料が無料と表示されていても、購入から送金までのすべてのコストが無料になるわけではありません。
外部送金を予定している場合は、購入方法を決める段階から、最終的に受け取れる数量まで確認することが重要です。
販売所では買値と売値の差が実質的なコストになる
コインチェックの販売所では、購入時の価格と売却時の価格がそれぞれ提示されます。
この買値と売値の差をスプレッド(買値と売値の差)といい、販売所を利用する際の実質的なコストになります。
スプレッドは、購入後に別途請求されるものではなく、販売所が提示する価格に含まれています。
そのため、購入画面に「取引手数料無料」と表示されていても、市場価格と同じ条件で購入できるという意味ではありません。
販売所では、提示された購入価格で仮想通貨を買うため、購入後に別の取引手数料が加算されるわけではありません。
ただし、提示価格には手数料相当額が含まれており、買値と売値には差があります。
外部送金を目的に購入する場合は、「取引手数料無料」という表示だけで判断せず、実際に購入できる数量を確認しましょう。
スプレッドは、市場の価格変動や流動性、注文数量などによって変わります。
購入額に対して何枚の仮想通貨を受け取れるのかを確認し、外部へ送るまでのコストを考える必要があります。
購入時のスプレッドと送金手数料が重なる
販売所で購入した仮想通貨を外部へ送る場合は、購入時のスプレッドに加えて、送金時にも通貨ごとの送金手数料が発生します。
スプレッドと送金手数料は発生する段階が異なりますが、どちらも外部で受け取れる数量に影響します。
例えば、日本円で仮想通貨を購入するときは、販売所の提示価格によって購入できる数量が決まります。
その仮想通貨を外部ウォレットへ移すときは、さらに送金手数料が必要になるため、購入した数量をそのまますべて受け取れるとは限りません。
外部送金を目的に販売所で購入する場合は、送金手数料だけを比較しても総コストを判断できません。
投入した日本円、購入できた仮想通貨の数量、送金後に受け取れる数量を順番に確認することが重要です。
特に、少額購入と外部送金を繰り返す場合は、購入時と送金時のコストを何度も負担します。
送金頻度が高い人ほど、販売所で購入してその都度送る方法が自分の用途に合っているかを検討する必要があります。
販売所で購入して外部へ送る流れは、商品価格に含まれる価格差と、発送時の送料を両方負担するイメージです。
投入した日本円だけで判断せず、最終的に外部で受け取れる仮想通貨の数量を確認してください。
送金する予定なら購入方法から考える
外部送金を予定している場合は、仮想通貨を購入したあとで送金方法を考えるのではなく、購入前に取引形式と送金条件を確認しましょう。
購入操作の簡単さだけで決めると、購入後に想定していなかったコストが発生する可能性があります。
送金を前提に購入先を選ぶ場合は、以下の項目を確認します。
- 購入できる取引形式:販売所と取引所のどちらで購入できるか
- 購入時のコスト:スプレッドや取引手数料がどの程度か
- 送金手数料:利用する通貨を外部へ送る際に必要な数量
- 最低送金数量:予定している数量を送金できるか
- 対応ネットワーク:送金先と同じネットワークを利用できるか
コインチェックの取引所で購入できる通貨であれば、販売所とは異なる方法で購入する選択肢があります。
ただし、取引所の対応通貨や注文条件は販売所と同じではないため、送る予定の通貨が対象かどうかを事前に確認してください。
対応環境や取扱通貨、注文時の条件については、コインチェックの取引所はアプリで使えない?対応環境・対応銘柄・注文条件を整理で解説しています。
購入方法と送金条件の両方を確認したうえで、外部送金にかかる総コストを判断しましょう。
コインチェックと他社取引所を併用する方法
送金コストを抑えたい場合は、コインチェックを使わないと決めるのではなく、用途ごとに役割を分けて使う方法があります。
購入、積立、国内での保有はコインチェック、外部ウォレットや他社取引所への送金は送金条件の合う取引所という形で分けると、必要以上に送金手数料を負担せずに済みます。
特に、送金を前提に仮想通貨を買う場面では、どこで購入するかによって購入時のコストや送金時の条件が変わります。
アプリの使い勝手だけで判断せず、購入後にどう使うかまで含めて取引所を選ぶことが重要です。
コインチェックは購入・積立・保有用として使う
コインチェックは、アプリから仮想通貨を購入したい場合や、積立を設定して保有を続けたい場合に向いています。
外部送金を頻繁に行わないのであれば、購入、積立、資産確認をひとつのアプリ内で進められる点がメリットになります。
例えば、毎月一定額を積み立てながら中長期で保有する場合は、その都度ほかの取引所へ送る必要がないため、送金手数料の影響は小さくなります。
反対に、購入するたびに外部ウォレットへ移す使い方では、コインチェックの強みより送金コストの負担が目立ちやすくなります。
コインチェックで積立と都度購入をどう使い分けるか確認したい方は、Coincheckつみたては都度購入とどう使い分ける?毎日・毎月の違いと設定後の扱いも参考にしてください。
自分の利用目的が購入、積立、保有のどこにあるのかを整理すると、送金の必要性も判断しやすくなります。
外部へ送る通貨は送金条件の合う取引所で購入する
外部ウォレットや海外取引所へ送る予定がある通貨は、最初から送金条件の合う国内取引所で購入する方法があります。
こうすると、コインチェックで購入してから別の場所へ送る流れを省けるため、送金回数を減らせます。
ここで確認したいのは、送金手数料だけではありません。
送る予定の通貨を取り扱っているか、対応ネットワークが送金先と一致しているか、最低送金数量を満たせるかまで確認する必要があります。
また、購入時のコストが小さくても、送金手数料が高い取引所では総負担が増える場合があります。
反対に、送金手数料だけを見て選ぶと、購入時の価格差や日本円の出金条件で不利になることもあるため、購入と送金をまとめて判断することが大切です。
日本円を取引所間で移して用途を分ける
コインチェックから他社へ仮想通貨を送るのではなく、用途ごとに日本円を使い分ける方法もあります。
購入、積立、保有はコインチェックで行い、外部送金に使う資金は別の取引所へ入金して、その取引所で必要な通貨を購入する考え方です。
すでにコインチェックで保有している仮想通貨を他社側の用途に回したい場合は、いったん売却して日本円として出金し、別の取引所で買い直す選択肢もあります。
この方法なら、コインチェックから仮想通貨を直接送る場面を減らせます。
流れを整理すると、次のようになります。
- コインチェックで保有している仮想通貨を必要に応じて売却する
- 日本円を銀行口座へ出金する
- 送金に使う取引所へ日本円を入金し、必要な通貨を購入する
コインチェックで仮想通貨を売却して日本円へ戻す流れを確認したい方は、コインチェックで仮想通貨を売却して日本円を出金する方法|売却方法・受取額・出金条件を整理も参考にしてください。
ただし、売却と再購入を行う場合は、その過程で価格変動や購入時のコストも発生するため、送金手数料だけで有利不利を判断しないようにしましょう。
手数料だけでなく取扱通貨や出金条件も比較する
送金用の取引所を選ぶときは、送金手数料が安いかどうかだけで決めるべきではありません。
実際には、どの通貨を扱っているか、購入時のコストはどの程度か、日本円の入出金は行いやすいかなど、複数の条件が関係します。
比較するときは、以下のような項目をまとめて確認すると判断しやすくなります。
| 比較項目 | 確認する内容 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 取扱通貨 | 送金したい通貨を購入できるか | 購入できない通貨は送金用に使えないため |
| 購入時のコスト | 販売所のスプレッドや取引所の手数料 | 送金手数料が低くても購入時の負担が大きい場合があるため |
| 送金手数料 | 通貨ごとの手数料と変動の有無 | 外部送金の総負担に直結するため |
| 最低送金数量 | 少額でも送金できるか | 予定している数量を外部へ移せるか判断するため |
| 対応ネットワーク | 送金先と同じネットワークを使えるか | 対応が合わないと送金できないため |
| 日本円の出金条件 | 出金手数料や反映までの流れ | 日本円を移して使い分ける場合の負担に関わるため |
送金目的で使う取引所は、ひとつの数字だけで決めるものではありません。
どの通貨を、どのくらいの頻度で、どこへ送るのかを基準にして、購入時と送金時の条件をまとめて比較することが重要です。
取引所を増やす前に、「送る通貨」「1回の数量」「1か月の回数」「送金先」の4点をメモしてください。
その条件でコインチェックと候補の取引所を比較すると、送金手数料だけに偏らず購入先を判断できます。
コインチェックの送金に関するよくある質問
コインチェックから外部へ仮想通貨を送る場合は、送金できるかどうかだけでなく、手数料、対応ネットワーク、受取側の条件まで確認する必要があります。
ここでは、送金コストや他社取引所との併用を検討するときに生じやすい疑問を整理します。
コインチェックから他社取引所へ送金できますか?
コインチェックと受取側の取引所が、同じ通貨とネットワークに対応していれば送金できます。
ただし、通貨名が同じでも、送金元と受取側で対応するネットワークが異なる場合は送金できません。
コインチェックでは、送金時に利用するネットワークを自由に選ぶのではなく、通貨ごとに決められたネットワークで送金します。
手続きを進める前に、送金先の取引所がそのネットワークでの受取に対応しているか確認してください。
また、送金手数料、最低送金数量、宛先タグなどの入力条件も通貨によって異なります。
送金先アドレスだけで判断せず、受取側が案内している入金条件まで確認することが重要です。
送金手数料を無料にする方法はありますか?
コインチェックから外部へ送る場合、設定や操作方法を変えるだけで送金手数料を常に無料にすることはできません。
外部送金の負担を抑えるには、少額を何度も送らずに送金回数を減らすか、送金条件の合う他社取引所で最初から購入する方法があります。
なお、Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
ただし、この記事で扱っている外部ウォレットや他社取引所への送金とは条件が異なるため、外部送金も無料になるわけではありません。
送金回数を減らす場合も、必要な数量が貯まるまでの価格変動や送金時期を考慮する必要があります。
手数料だけを減らすのではなく、外部で仮想通貨を使う時期に合う方法を選びましょう。
送金手数料が安い通貨へ交換して送る方がお得ですか?
送金手数料が安い通貨へ交換してから送っても、必ず負担を抑えられるとは限りません。
送金前の交換、送金後の買い直し、価格変動によって、送金手数料以外のコストが発生するためです。
販売所で通貨を交換する場合はスプレッドが含まれ、取引所を使う場合も対応通貨や取引手数料、注文の成立条件を確認しなければなりません。
送金先で元の通貨へ戻す場合は、受取後にも交換コストが発生します。
また、送金先が交換後の通貨やネットワークに対応していなければ、その方法は利用できません。
交換前後のコストと送金後の受取数量を合計して比較することが重要です。
コインチェックは送金を一切しない人向けですか?
コインチェックは、外部送金を一切しない人だけに向いているわけではありません。
必要なときだけまとまった数量を送る人であれば、送金手数料を確認したうえで利用する選択肢があります。
一方、購入するたびに外部ウォレットへ移す人や、他社取引所へ少額を頻繁に送る人は、送金手数料の影響を受けやすくなります。
コインチェックが適しているかどうかは、送金の有無ではなく、送金する数量と頻度によって判断する必要があります。
アプリでの購入、積立、国内での保有を中心に利用し、外部送金が必要な通貨だけ他社取引所で購入する使い分けも可能です。
複数の取引所を使うと管理が複雑になりませんか?
複数の取引所を利用すると、残高や取引履歴を確認する場所は増えます。
ただし、利用する取引所を必要最小限に絞り、それぞれの役割を決めることで管理できます。
例えば、コインチェックは購入・積立・保有用、もう一社は外部送金用と決めておけば、どの資産をどこで扱うのかを区別できます。
送金手数料が安いという理由だけで複数社へ口座を広げず、実際に利用する通貨と目的に合う取引所だけを選びましょう。
取引所を併用する場合は、各社の残高や取引履歴を定期的に確認し、ログイン情報や認証方法も取引所ごとに管理することが重要です。
まとめ
コインチェックでは、購入した仮想通貨を外部ウォレットや他社取引所へ送金できます。
ただし、少額を何度も送る場合は、1回ごとの送金手数料が積み重なり、送金数量に対する負担も大きくなります。
販売所で購入してから外部へ送る場合は、送金手数料だけでなく、購入価格に含まれるスプレッドも考慮しなければなりません。
外部送金を前提とする場合は、購入時のコスト、送金手数料、最低送金数量、対応ネットワークまで確認して購入先を決めることが重要です。
コインチェックは購入・積立・国内での保有に利用し、外部へ送る予定の通貨は送金条件の合う他社取引所で購入する方法があります。
すでにコインチェックで保有している場合は、仮想通貨のまま送る方法と、売却して日本円を移す方法のコストを比較して判断しましょう。
コインチェックだけですべての用途を完結させるのではなく、購入後の使い道に合わせて取引所を併用することが、送金コストの負担を抑えるポイントです。
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