
コインチェックには、ビットコインやイーサリアムなど海外発のメジャー通貨だけでなく、日本企業や国内コミュニティが中心となって進めている暗号資産もいくつか上場しています。
「どうせなら日本発プロジェクトも応援したい」「モナコインやフィナンシェトークンってどんなコインなの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
このページでは、コインチェックで買える日本発・国内プロジェクト銘柄をピックアップし、どんなジャンルのプロジェクトなのか・どんな人と相性が良いのかを初心者向けに整理します。
あわせて、ブラッドクリスタル(BC)のように取扱条件が変わりやすい通貨についての注意点や、「日本発だから安心」と思い込みすぎないための考え方も解説していきます。
コインチェックで買える日本発・国内プロジェクト銘柄を、ジャンルやプロジェクトの背景とあわせて整理し、「どの分野を応援したいか」「どのくらいリスクを取るか」を考えやすくすることを目的にしたページです。
- モナコイン・フィナンシェトークン・BRIL・BC・FPLなど、代表的な日本発・国内プロジェクト銘柄の一覧とざっくり特徴を把握できる
- ゲーム・スポーツ・アーティスト支援・ネット文化など、ジャンル別に「どんな世界観のプロジェクトか」をイメージしながら、自分に合う銘柄を考えられる
- ブラッドクリスタル(BC)のような取扱条件の変化や「日本発=安全」という思い込みに注意するポイントを確認しつつ、応援したい分野とリスク許容度から投資スタンスを決めるヒントが得られる
コインチェックで「日本発・国内プロジェクト銘柄」を探したい人へ
コインチェックには、ビットコインやイーサリアムといった海外プロジェクトだけでなく、日本企業や国内コミュニティが主導する暗号資産も複数上場しています。
「せっかくなら、日本発のプロジェクトを応援したい」「国産のWeb3・ゲーム・エンタメ系トークンをまとめて知りたい」という人向けに、このページでは
日本発・国内プロジェクト銘柄日本主体で運営される銘柄
にフォーカスして整理します。
コインチェックそのものの特徴やメリット・デメリットを押さえておきたい場合は、
Coincheckとは? 特徴・評判・使い方を初心者向けに解説!
もあわせてチェックしてみてください。
ここで紹介する銘柄は、「日本企業が主体になっている」「国内発のコミュニティ・サービスを軸にしている」といった観点からピックアップしたものに絞っています。
すべての取扱通貨を横断的に確認したい場合は、別途まとめている
コインチェック取扱通貨一覧
もあわせてチェックしてみてください。
コインチェックで買える日本発・国内プロジェクト銘柄一覧
コインチェックには、ビットコインやイーサリアムといった海外プロジェクトだけでなく、日本企業や国内コミュニティが主体となって進める暗号資産プロジェクトも複数上場しています。
ここでは、その中から代表的な5銘柄をピックアップし、「どんなジャンルの通貨なのか」「ざっくりどんなプロジェクトなのか」を一覧で確認できるように整理します。
コインチェックで利用できるサービス全体のイメージもあわせて掴みたい場合は、
コインチェックでできること完全ガイド|積立・IEO・NFT・ステーキング・でんき/ガス活用
も参考にしてみてください。
なお、ブラッドクリスタル(BC)については、関連ゲームのサービス状況にともない、執筆時点(2025年12月)では
Coincheck販売所での新規購入が一時停止
されています(販売所での売却と、取引所での売買は利用可能)。
実際に取引する際は、必ずコインチェック公式サイトやお知らせページから、最新の取扱状況を確認するようにしてください。
日本発・国内プロジェクト銘柄の一覧表(主な例)
まずは、コインチェックで買える日本発・国内プロジェクト銘柄の中から、代表的な5銘柄を一覧表で整理します。
銘柄ごとの詳しいスペックやチャートは、各通貨の辞書ページから確認できるようにしておくと便利です。
| 銘柄名 | ティッカー | ジャンル・一言メモ |
|---|---|---|
| モナコイン | MONA | 日本のインターネット文化から生まれたコミュニティ色の強いコイン |
| フィナンシェトークン | FNCT | トークン型クラファン・ファントークンプラットフォームを支える基盤トークン |
| ブリリアンクリプトトークン | BRIL | 日本企業発の大型ブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」関連トークン |
| ブラッドクリスタル | BC | 「Eternal Crypt - Wizardry BC -」内で使われるゲーム内通貨的なトークン(※現在、Coincheck販売所での新規購入は一時停止中/販売所での売却と取引所での売買は利用可能) |
| ファンプラ | FPL | アーティストとファンのエンタメ経済圏を作ることを目指す日本発プロジェクト |
上記はあくまで「日本発・国内プロジェクト」という切り口に絞った一例です。
特にブラッドクリスタル(BC)は、関連ゲームのサービス終了に伴い、執筆時点(2025年12月)ではCoincheck販売所での新規購入が一時中止されています。
実際に投資する際は、プロジェクトの公式サイトやホワイトペーパー、コインチェックのお知らせなどもあわせて確認し、最新の取扱状況を必ずチェックするようにしましょう。
ジャンル別ざっくりマップでイメージを掴む
同じ日本発銘柄でも、目指している世界やユースケースはかなり異なります。
ざっくりとしたジャンル分けをしておくと、「自分が応援したいのはどのタイプか」をイメージしやすくなります。
たとえば、ブロックチェーンゲームとトークンを組み合わせた GameFiゲームと金融の融合領域 や、ファンやコミュニティの活動を支える コミュニティ通貨コミュニティ支援重視の通貨 など、同じ「日本発」でも性格はさまざまです。
- モナコイン(MONA):日本のネット文化・コミュニティ色が強い「コミュニティ通貨」寄り
- フィナンシェトークン(FNCT):スポーツクラブやクリエイター支援など、トークン型クラファン基盤寄り
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)・ブラッドクリスタル(BC):ゲームプレイとトークン価値が結び付きやすいGameFi寄り(※BCは販売所での新規購入が一時停止中)
- ファンプラ(FPL):アーティスト・IP・ファンコミュニティを軸にしたエンタメ寄りのトークン
どれが「優れているか」というよりも、「どの分野を応援したいか」「どのくらい値動きの大きさを許容できるか」で合う銘柄は変わってきます。
NFTやゲーム関連のサービス自体について知りたい場合は、
コインチェックNFT(β版)の特徴と他マーケットとの違い
を読むと、国内からNFTに触れるときの全体像もイメージしやすくなります。
銘柄ごとの特徴と「日本発プロジェクトらしさ」
同じ「日本発・国内プロジェクト銘柄」といっても、ネット文化から生まれたコミュニティ通貨もあれば、スポーツクラブやクリエイターを支えるトークン、ゲーム内経済を動かすトークンまで、その成り立ちや世界観はかなり違います。
このセクションでは、モナコイン・FNCT・BRIL・BC・FPLといった代表的な銘柄について、「どんな背景から生まれたプロジェクトなのか」「日本発ならではの文脈がどこにあるのか」を整理していきます。
価格の上下だけでなく、
「どんなコミュニティに支えられているか」「どんなサービスやコンテンツと結びついているか」
に目を向けることで、「応援したい/付き合ってみたい」と感じる銘柄が見つかりやすくなります。
それぞれのプロジェクトの「らしさ」を意識しながら読み進めてみてください。
モナコイン(MONA)|日本のネット文化から生まれたコミュニティ通貨
モナコインは、日本のインターネット掲示板文化から生まれた暗号資産で、国内コミュニティの盛り上がりとともに育ってきた歴史があります。
いわゆる「草コイン」「ミームコイン」に近い側面もありますが、長く続いているコミュニティやサービスが多い点は、日本発ならではの特徴といえます。
価格だけではなく、「コミュニティ活動」「クリエイター文化」「ちょっとした投げ銭的な使い方」といった文脈も含めて楽しむ銘柄なので、 短期の値動きだけで判断しないことが大切です。より詳しい内容は、 モナコイン(MONA)の解説ページ も参考にしてみてください。
フィナンシェトークン(FNCT)|トークン型クラファンの基盤トークン
フィナンシェトークン(FNCT)は、スポーツクラブやクリエイター、eスポーツチームなどが独自のトークンを発行し、ファンと一緒にプロジェクトを盛り上げていく「トークン型クラウドファンディング」を支える基盤トークンです。
日本発のサービスからスタートしつつ、海外クラブへの展開も進んでいる点が特徴です。
個別プロジェクトのトークンとFNCTは役割が異なるため、「どのチームやプロジェクトを応援したいか」と合わせて、エコシステム全体の仕組みを理解しておくとイメージしやすくなります。
サービスの利用状況や提携先クラブの広がりなど、トークン以外の指標もチェックしておくとよいでしょう。
ブリリアンクリプトトークン(BRIL)|日本企業発の大型GameFi銘柄
ブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、日本企業が開発するブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」のゲーム内経済を支えるトークンです。
「ゲームとして面白いか」「長く遊ばれるか」といった要素が、トークン需要にも影響しやすい典型的なGameFi銘柄といえます。
GameFi銘柄は、ゲームのアップデートやキャンペーン、ユーザー数の増減などによって価格が大きく動きやすく、値動きのボラティリティも高くなりがちです。
投資というより「ゲームと一緒にプロジェクトを応援する」というスタンスで、余裕資金の範囲で付き合うことが重要です。
ブラッドクリスタル(BC)|Wizardry BCのゲーム内通貨的トークン
ブラッドクリスタル(BC)は、日本発のブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt - Wizardry BC -」内で利用されるトークンで、ゲーム内の経済圏と密接に結び付いています。
「ゲームタイトルの盛り上がり」と「トークンの需要」がセットで動きやすいため、ゲームユーザーでない人には値動きの背景が少し分かりにくいこともあります。
なお、関連ゲームのサービス終了の影響もあり、執筆時点(2025年12月)ではCoincheck販売所におけるBCの新規購入が一時中止されています。
一方で、販売所での「売却」や、取引所での「買い・売り注文」は引き続き利用できるため、既に保有している人や板取引を利用する人は、この点も踏まえてポジション管理を行う必要があります。
取扱い状況やゲームのアップデートは、公式サイトやコインチェックのお知らせから確認する必要があります。
ゲーム内での役割や、今後予定されているイベント・アップデートなどもあわせてチェックし、「ゲームとして楽しめるか」「世界観が好きか」といった感覚も大事にするとよいでしょう。
ファンプラ(FPL)|アーティストとファンのエンタメ経済圏トークン
ファンプラ(FPL)は、日本のエンタメ企業が手掛ける「アーティストとファンの新しい経済圏」を目指すプロジェクトで、ライブやファンクラブ、グッズ販売などとトークンを組み合わせる構想を持った銘柄です。
いわば「エンタメ×Web3」に特化した、日本発のファンコミュニティ向けトークンといえます。
FPLは、コインチェックが提供する
IEO取引所主導のトークン販売
を通じて販売された銘柄であり、プロジェクト側の開示情報も比較的追いやすいのが特徴です。
IEO全体の仕組みや過去案件の値動きについては、
コインチェックIEOは儲かる?仕組み・過去案件の実績・リスクと参加前チェックリスト
を読んでおくと、より立体的にイメージしやすくなります。
ただし、将来のアーティストラインナップやサービス展開、利用シーンの広がりによって評価が変わるタイプのトークンでもあるため、「応援したいアーティストがいるか」「サービスとして魅力を感じるか」という視点を大切にしましょう。
日本発・国内プロジェクト銘柄に投資するメリットと注意点
日本発・国内プロジェクト銘柄は、「情報を日本語で追いやすい」「国内企業やコミュニティが関わっている」という意味で、海外プロジェクトとは少し違った安心感があります。
一方で、「日本発だから大丈夫」「国産プロジェクトだから長く続くだろう」と過信してしまうと、思わぬ値動きや取扱い変更に振り回されるリスクもあります。
このセクションでは、日本発・国内プロジェクト銘柄ならではのメリットと、誤解されやすい注意点を整理しつつ、「どんなスタンスで付き合うのが現実的か」という視点でまとめていきます。
これから銘柄を選ぶ人も、すでにいくつか保有している人も、一度立ち止まって考える材料として活用してみてください。
日本語情報・国内規制のもとで追いやすい安心感
日本発・国内プロジェクト銘柄の分かりやすいメリットは、プロジェクト情報やニュースを日本語で追いやすいことです。
公式サイトやプレスリリース、コインチェックのお知らせなども日本語で公開されることが多く、「英語だと細かいニュアンスが分からない」というストレスが少なくなります。
また、コインチェック自体が国内の暗号資産交換業者として金融庁に登録されており、一定の基準に沿って銘柄を審査・監視しています。
ただし、これはあくまで「取引所としての管理・モニタリングが行われている」という意味であり、トークン価格やプロジェクトの成功が保証されるわけではありません。
「日本発だから安全」という思い込みには要注意
日本企業が関わっているからといって、価格が下がらないわけでも、損失が出ないわけでもありません。
特にGameFiやコミュニティ通貨、IEO銘柄などは、プロジェクトの方針転換や利用状況の変化によって、大きく値動きする可能性があります。
過去には、日本発プロジェクトでも、取扱いが終了した暗号資産が存在します。
「日本発=安全」「国内プロジェクト=長期的に安泰」という短絡的な判断は避け、あくまで1つのリスク資産として向き合うことが重要です。
取引所そのものの安全性については、
コインチェックは危ない?過去のハッキングと現在の安全性のポイント
で、ハッキング事例や現在のセキュリティ体制を別軸で確認しておくと安心です。
応援したい分野・コミュニティから逆算して銘柄を選ぶ
日本発・国内プロジェクト銘柄は、「どの分野を応援したいか」「どんな世界観が好きか」で選びやすいのが特徴です。
スポーツやクリエイター支援に興味があるならFNCT、ゲームが好きならBRILや(販売所での新規購入が一時停止中の)BC、アーティストやバンドを応援したいならFPLといった形で、自分の興味関心から逆算して考えてみるとよいでしょう。
具体的な銘柄を選ぶ前に、次のポイントをざっくり確認しておくと、自分に合わない銘柄を避けやすくなります。
- どの分野(ゲーム/スポーツ/アーティスト/ネット文化など)を応援したいかイメージできているか
- 値動きが大きくなっても精神的に耐えられる額の範囲におさめているか
- プロジェクトのニュースやアップデートを継続的に追う時間・興味があるか
すべてに完璧に当てはまる必要はありませんが、「何となく話題だから買う」状態から一歩抜け出しておくと、後悔しづらいポジションづくりにつながります。
日本発・国内プロジェクト銘柄に関するよくある質問(FAQ)
ここまで、日本発・国内プロジェクト銘柄の特徴や選び方を見てきましたが、いざ実際に買うことを考えると、
「日本の銘柄ならやっぱり安全なの?」「どれから少額で試すべき?」「これからも新しい日本発トークンって増えるの?」といった疑問も出てきやすいと思います。
このセクションでは、そんなよくある疑問をピックアップし、できるだけシンプルに整理しておきます。
具体的な銘柄を選ぶ前に、一度このQ&Aをざっと確認しておくと、
「期待しすぎてガッカリするポイント」や「誤解しがちなリスク」を事前に把握しやすくなります。
気になるところだけ拾い読みする形でも構わないので、自分の考え方と照らし合わせながらチェックしてみてください。
日本発の銘柄なら価格が下がりにくいですか?
いいえ、日本発かどうかと価格の下がりやすさ・上がりやすさは直接は関係ありません。
プロジェクトの方針転換やサービスの利用状況、市場全体のトレンドなどによって、大きく値動きする可能性は海外銘柄と同じです。
「日本だから安心」ではなく、1つのリスク資産として、余裕資金の範囲で付き合うことを基本にしましょう。
どの銘柄から少額で試すのがおすすめですか?
一般論として「これが正解」という銘柄はありませんが、「自分が興味を持てる分野かどうか」を基準に選ぶと、情報収集や継続的なウォッチがしやすくなります。
たとえば、ゲームが好きならBRILや(販売所での新規購入が一時停止中の)BC、スポーツやクリエイター支援に関心があるならFNCT、アーティストやバンドが好きならFPL、といった選び方です。
いずれの場合も、まずは少額から試し、値動きやプロジェクトのニュースの追いやすさを体感してみるのがおすすめです。
今後もコインチェックで日本発・国内プロジェクト銘柄は増えますか?
将来どの銘柄が上場するかは事前には分かりませんが、IEOなどを通じて新しい日本発プロジェクトが登場する可能性はあります。
ただし、「新しく上場したから必ず買う」というスタンスではなく、プロジェクトの内容やリスク、応援したいと思えるかどうかを確認したうえで判断することが大切です。
新規上場やIEOの情報は、コインチェック公式サイトやお知らせページを定期的にチェックしておくと把握しやすくなります。
まとめ|日本発・国内プロジェクト銘柄は「応援したい分野」とリスク許容度から選ぼう
日本発・国内プロジェクト銘柄は、ゲームやスポーツ、アーティスト、ネット文化など、それぞれ違った世界観やコミュニティを持っています。
「どのプロジェクトを応援したいか」「どのくらいの値動きなら許容できるか」を軸に選ぶことで、自分らしいポートフォリオを組みやすくなります。
- モナコイン・FNCT・BRIL・BC(※BCはCoincheck販売所での新規購入が一時停止中)・FPL など、コインチェックには日本発プロジェクトが複数上場している
- 日本語情報を追いやすい一方で、「日本発=安全」ではないため、あくまでリスク資産として扱うことが大切
- 応援したい分野やコミュニティ、ニュースを追えるかどうかを基準に、無理のない金額から少しずつ付き合っていくのがおすすめ
さらに理解を深めたい場合は、コインチェック全体のサービスを解説した Coincheckの特徴・メリット・デメリット解説記事 なども活用してみてください。
FPLやBRILのようなIEO銘柄や、長期目線での運用を検討している場合は、 コインチェックIEOの仕組み解説記事や、 ステーキング vs レンディングの長期運用比較 も参考になります。日本発プロジェクトならではの面白さを味わいつつ、自分のペースでリスク管理しながら付き合っていきましょう。

