
「コインチェック ミームコイン」「コインチェック 草コイン」と検索すると、DOGE(ドージコイン)やSHIB(シバイヌ)の名前は見かけるものの、
「どこまでがネタ枠で、どこからが本気で投資していいラインなのか分からない……」とモヤモヤしている人も多いはずです。
とくにミームコインや草コインは、短期間で大きく値動きする一方で、プロジェクトの情報も限られており、
うまく付き合わないと、気づいたらポートフォリオ全体が高リスク銘柄だらけになっていた
……ということになりがちです。
このページでは、コインチェックで買えるミーム・草コインをピックアップし、
「どんな通貨があるのか」「どんなリスクがあるのか」「ポートフォリオのどの位置づけで持つべきか」
を初心者向けに整理します。
まずは代表的なミームコイン(DOGE・SHIB・PEPE)と草コイン寄りの銘柄の全体像を押さえたうえで、
後半ではリスク管理や始め方のステップまで順番に見ていきましょう。
コインチェックで買えるミーム・草コインの全体像を整理し、ネタ枠だからこそ必要なリスク管理の考え方までまとめて確認できる内容です。
- DOGE・SHIB・PEPEを中心に、コインチェックで触れやすい代表的なミームコインの特徴と違いを解説
- FNCT・FPL・BRIL・BC・MONA など、草コイン寄りの国内/エンタメ系トークンを例にリスクとチェックポイントを整理
- 価格変動・流動性・上場維持リスクを踏まえ、ポートフォリオのスパイスとしてミーム・草コインを組み込むときの考え方や基本ステップを紹介
コインチェックで買えるミーム・草コインとは?
「コインチェックにもミームコインや草コインってあるの?」「DOGEやSHIBは聞いたことがあるけれど、他にどんな銘柄があるのか分からない…」という人向けに、
このセクションではコインチェックで触れやすい“ネタ枠・お遊び枠寄り”の通貨を整理していきます。
あくまでポートフォリオのスパイスになるような位置づけを前提にしつつ、どんな特徴があり、どんなリスクがあるのかをざっくり押さえていきましょう。
ミームコイン・草コインのざっくり定義とこのページの前提
コインチェックでは、ビットコインやイーサリアムのようなメジャー通貨だけでなく、ネットのネタやキャラクターから生まれた
ミームコインネット由来の通貨
や、時価総額が比較的小さく値動きの激しい通貨も取り扱っています。
こうした銘柄は「ネタ枠」「お遊び枠」として語られる一方で、短期間で大きく値動きすることもあり、うまく付き合うには特徴とリスクの両方を理解しておくことが大切です。
一般的に
草コイン時価総額小さめ通貨
という言葉は、「まだ知名度が低く、ボラティリティが高い通貨」を指して使われることが多いですが、厳密な定義が決まっているわけではありません。
本ページでは、
「時価総額や流動性が比較的小さく、値動きやプロジェクトリスクが高めの銘柄」
を便宜上「草コイン寄り」と呼び、その中でもコインチェックで実際に購入できる銘柄に絞って紹介します。
なお、ここでの分類はあくまでCryptoDictionary編集部としての便宜上のものです。
コインチェック公式が「ミームコイン」「草コイン」として認定しているわけではなく、「どういう文脈で語られやすいか」を整理するためのラベルだと考えてください。
詳しいスペックや将来性は、
コインチェック取扱通貨36銘柄一覧
や各銘柄の辞書ページで補完していきます。
ミーム・草コイン以外にコインチェックでどんなサービスが使えるのかは、 コインチェックでできること完全ガイド|積立・IEO・NFT・ステーキング・でんき/ガス活用 で整理しているので、「口座全体でどう使い分けるか」を考える際の参考にしてみてください。
コインチェックで買えるミームコイン一覧(DOGE・SHIB・PEPE)
ここからは、コインチェックで実際に購入できる代表的なミームコインとして、
DOGE・SHIB・PEPEの3銘柄
を取り上げます。
いずれもSNSやミーム文化と結びつきが強く、「ネタとして面白い」「コミュニティのノリが好き」といった理由で語られやすい一方で、価格の振れ幅も大きいカテゴリです。
このセクションでは、まず各銘柄のざっくりした特徴やエピソードを整理し、最後に3つを横並びで比較します。
「どんなミームから生まれた通貨なのか」「どんな広がり方をしてきたのか」をイメージしながら読み進めてみてください。
DOGE(ドージコイン)|元祖ミームコイン
ドージコイン(DOGE)は、柴犬の画像がネットミームとして流行したことをきっかけに生まれた、元祖ミームコインといえる存在です。
「冗談から生まれた通貨」という出自にもかかわらず、SNS上での話題や著名人の発言などを背景に、何度も大きな価格変動を経験してきました。
コインチェックでは、2025年からドージコインの取り扱いが始まり、日本の個人投資家にとっても身近なミームコインになりました。
価格はニュースやX(旧Twitter)での発言、ミームブームの盛り上がりなどに反応しやすく、
「値動きが読みづらい」一方で「短期的なボラティリティが非常に大きい」
という特徴があります。
通貨としての基本情報は、 ドージコイン(DOGE)の辞書ページ で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
SHIB(シバイヌ)|コミュニティ主導で広がったミームエコシステム
シバイヌ(SHIB)は、もともとDOGEを意識して生まれた「柴犬モチーフのミームコイン」です。
その後、分散型取引所(DEX)やNFT、メタバースプロジェクトなどを含むエコシステムの拡張が進み、「単なるジョーク通貨」から一歩進んだプロジェクトとしても注目されるようになりました。
コインチェックでも2023年から取り扱いが開始され、DOGEと並ぶ代表的なミームコインとして個人投資家の関心を集めています。
SHIBはコミュニティの熱量が高く、ニュースだけでなく「コミュニティ側の盛り上がり」も価格に影響を与えやすい銘柄です。
SHIBの仕組みやユースケース、将来性の考え方などは、 シバイヌ(SHIB)の辞書ページ で整理していますので、購入前に一度目を通しておくとイメージが掴みやすくなります。
PEPE(ペペコイン)|急浮上した新興ミームコイン
ペペコイン(PEPE)は、カエルのキャラクターをモチーフにしたインターネットミームから生まれた暗号資産です。
登場からの歴史は比較的浅いものの、海外市場では2024年前後にかけて大きな盛り上がりを見せ、日本国内でも注目度が高まってきました。
コインチェックでは、2025年にPEPEの取り扱いが始まり、DOGE・SHIBに続く「新興ミームコイン」として取引できるようになっています。
新しいミームコインらしく、短期的な価格の上下が激しい場面も多く、
短期間での大きな値動きに翻弄されやすい銘柄
である点には注意が必要です。
PEPEの基本情報は、 ペペコイン(PEPE)の辞書ページ で確認できます。
【比較表】DOGE・SHIB・PEPEのざっくり比較
ここまで紹介した3つのミームコインは、どれも「ネット発のネタコイン」という共通点を持ちながら、元ネタやエコシステムの広がり方には違いがあります。
ざっくりと特徴を整理すると、次のようなイメージです。
| 銘柄名 | シンボル | 元ネタ/キャラクター | 特徴のざっくりイメージ |
|---|---|---|---|
| ドージコイン | DOGE | 柴犬のネットミーム | 元祖ミームコインで、Xなどの話題に反応しやすい |
| シバイヌ | SHIB | DOGEを意識した柴犬モチーフ | DEXやNFTなどを含むエコシステムが拡張中 |
| ペペコイン | PEPE | カエルのミームキャラクター | 新興ミームコインで、短期的なボラティリティが非常に大きい |
どの銘柄も「ネタ性」が強い分、値動きも感情やムードに左右されやすい傾向があります。
どれか1つに集中するよりも、「そもそもミームコインにどの程度の資金を割くか」を先に決め、その範囲内で少額ずつ試していく方が、メンタル的にも安定しやすいでしょう。
コインチェックで買える草コイン候補
ここからは、ミームコインよりももう一段リスクが高くなりやすい
「草コイン寄り」の銘柄
にフォーカスしていきます。
時価総額や出来高が小さい分、うまくハマれば大きく伸びる余地がある一方で、「思っていた以上に値動きが激しい」「売りたいタイミングで売れない」といったリスクも抱えやすいカテゴリです。
このセクションでは、コインチェックで触れられる通貨のうち、
国内プロジェクト/エンタメ系/日本生まれのニッチ通貨
などを例に、「どんな通貨が草コイン寄りと捉えられやすいのか」を整理していきます。
あくまで「ネタではなく、高リスクな成長途上プロジェクト」として付き合う前提で、イメージをつかむ材料にしてみてください。
草コインとは?本記事での定義
「草コイン」という言葉は、しばしば「よくわからないマイナー通貨」「一発狙いの宝くじ枠」といったニュアンスで使われますが、
価値がないという意味ではありません。
時価総額が小さく、情報量や流動性も限られていることが多いため、期待値もリスクも大きく振れやすいカテゴリだと捉えるとイメージしやすいでしょう。
本ページでは、次のような特徴を複数持つ銘柄を「草コイン寄り」として紹介します。
- ビットコインやイーサリアムと比べて時価総額が小さい
- 価格変動(ボラティリティ)が大きくなりやすい
- 国内・海外ともに取扱い取引所が限られている場合がある
もう一度強調しておくと、これはあくまでCryptoDictionary側の便宜的な分類であり、コインチェック公式の見解ではありません。
各プロジェクトにはそれぞれの目的やユースケースがあるため、「草コイン=ネタ」ではなく、
「リスクの高い成長途上プロジェクト」として冷静に見ていくことが重要です。
国内プロジェクト系トークン(FNCT・FPL など)
コインチェックで買える通貨の中には、日本発のプロジェクトが発行するトークンもいくつか存在します。
代表例としては、クラブトークンやファンコミュニティの基盤として使われるフィナンシェトークン(FNCT)や、音楽系の共創プロジェクトで利用されるファンプラトークン(FPL)などがあります。
これらは「国内プロジェクト」「エンタメ寄り」という点で親しみやすさがある一方、ビットコインやイーサリアムと比べると流動性や情報量は限られがちです。
そのため、値動きの振れ幅が大きく、「上がるときは一気に上がるが、下がるときも一気に下がる」タイプの銘柄が多い点には注意が必要です。
FNCTやFPLに興味がある場合は、まずはそれぞれの辞書ページでプロジェクトの目的やトークンの役割を整理しておくとよいでしょう。
なお、FNCTやFPLはコインチェックのIEOを通じて販売された銘柄でもあります。IEOの仕組みや過去案件の値動き・リスクの全体像は、 コインチェックIEOは儲かる?仕組み・過去案件の実績・リスクと参加前チェックリスト で詳しく解説しているので、「どういう経緯で上場した通貨なのか」を押さえておくと判断材料が増えます。
エンタメ・コミュニティ系(BRIL・BC など)
ブロックチェーンゲームやエンタメ系プロジェクトに紐づいたトークンも、草コイン寄りの銘柄として扱われることが多いカテゴリです。
たとえば、ゲーム「Brilliantcrypto」で利用されるブリリアンクリプトトークン(BRIL)や、Wizardry BC 関連のブラッドクリスタル(BC)などが挙げられます(※BCはゲームサービスの終了に伴い、現在コインチェック販売所での取引が中止されており、再開時期は未定です)。
こうした銘柄は、「プロジェクトやゲーム自体の人気・継続性」に強く依存する点が特徴です。
ゲームのユーザー数が増えたり話題性が高まればトークン需要も増えやすい一方で、サービス終了や運営方針の変更によって、取扱い状況が変化するリスクもあります。
実際にブラッドクリスタル(BC)は、ブロックチェーンゲームのゲーム内通貨として登場したものの、その後のサービス方針の変更やゲームサービスの終了により、コインチェック販売所での購入が中止されるなど、取り扱い条件が大きく変化しています。現在もBCの新規取引は中止されたままで、再開時期は公表されていません。
ゲームやサービスの事情が、そのままトークンの流動性や売買しやすさに影響する
という点は、エンタメ系草コインを検討するときの重要なポイントです。
BRILやBCのような銘柄に触れる際は、「トークン単体」ではなく「プロジェクト全体」をセットで見ていくことが欠かせません。
詳細は、
BRIL
や
BC
の辞書ページで確認してみてください(あわせて、最新の取扱状況はコインチェック公式のお知らせでも確認するようにしましょう)。
日本生まれ&ニッチ寄り(MONA など)
モナコイン(MONA)のように、日本発のコミュニティから生まれた暗号資産も、「メジャー通貨とは違う文脈で盛り上がる草コイン寄りの銘柄」として語られがちです。
海外の時価総額ランキングでは上位に入らないものの、国内コミュニティでの投げ銭文化やイベントなど、独自の盛り上がりを見せてきました。
こうしたローカル色の強い銘柄は、「プロジェクトの将来性」だけでなく、「コミュニティの熱量」や「どのくらい長く活動が続いているか」も評価ポイントになります。
単純な価格チャートだけでは見えない部分も多いため、少し時間をかけて情報収集するくらいの構えで付き合うとよいでしょう。
MONAのような日本発の通貨に興味があれば、 モナコイン(MONA)の辞書ページ から、誕生の経緯やこれまでの歩みをチェックしてみてください。
ミーム・草コインを買う前に知っておきたい3つのリスク
ここまでで、コインチェックで買えるミームコインや草コインの種類や特徴をざっくり整理してきました。
「ちょっとネタ枠として買ってみたい」「少額なら遊びで持ってみるのもアリかも」と感じた人も多いと思いますが、楽しく付き合うためには
あらかじめリスクの中身を知っておくこと
が欠かせません。
このセクションでは、細かいチャートテクニックではなく、
ミーム・草コイン特有の注意点として押さえておきたい“3つの代表的なリスク”
をまとめました。
「どこまでなら自分は許容できるか?」を考える材料にしながら、ポートフォリオ全体とのバランスもイメージしてみてください。
価格変動が激しく、一夜で大きく動く
ミームコインや草コインは、ビットコインなどと比べて出来高が小さく、SNSやニュースの影響を強く受けやすい傾向があります。
インフルエンサーの発言やミームの流行だけで価格が急騰・急落することも珍しくなく、
一晩で数十%動くようなケース
もあり得ます。
そのため、「なんとなく面白そうだから」「SNSで話題になっていたから」という理由だけで大きな金額を投入すると、予想外のスピードで含み損が膨らんでしまう可能性があります。
まずはチャートを見て、過去にどのくらいの値幅で動いてきたかを把握したうえで、「自分が許容できる下落幅」を先にイメージしておくことが大切です。
特にミームコインは、SNSインフルエンサーの「買い煽り」やポンプ&ダンプの対象になりやすい側面もあります。
そうした動きに振り回されないためには、
SNSインフルエンサー「煽り」の真実|ポンプ&ダンプを見抜く3つのサイン
で典型的なパターンを知っておくと、冷静に距離を取りやすくなります。
流動性・上場維持リスク(特に草コイン)
草コイン寄りの銘柄は、取引量(出来高)が少なく、売買板も薄くなりがちです。
その結果、「売りたい価格で注文を出してもなかなか約定しない」「成行注文で思ったより不利な価格で約定してしまう」といった状況が起こりやすくなります。
また、ゲームやサービスに紐づいたトークンでは、プロジェクトの方針変更やサービス終了などをきっかけに、取扱い条件が変わったり、販売所での買い付けが一時停止されたりすることもあります。
特に1つの取引所だけで取扱いされている銘柄は、上場維持リスクも合わせて意識しておきたいところです。
少なくとも、次のような点は購入前にチェックしておくと安心です。
- 24時間の出来高が極端に少なくないか
- 国内外で複数の取引所に上場しているかどうか
- 最近、プロジェクトや取引所から重要なお知らせが出ていないか
ここで触れているのは主に「通貨側のリスク」ですが、預け先である取引所そのものの安全性も切り離せないポイントです。
コインチェックのハッキング歴と現在のセキュリティ体制については、
コインチェックは危ない?過去のハッキングと現在の安全性のポイント
で整理しているので、「どこまで預けるか」を決める前に目を通しておくと安心です。
ポートフォリオ内の比率を決めておく重要性
ミーム・草コインは、「当たれば大きいが、外れたときのダメージも大きい」タイプの投資対象です。
だからこそ、全体資産の中でどのくらいの割合まで許容するのか、あらかじめルールを決めておくことが重要です。
たとえば、生活防衛資金や中長期のコア資産とは完全に切り離し、「余剰資金のうち◯%まで」と枠を決めておく方法があります。
一度ルールを決めたら、「どれだけSNSが盛り上がっていても、その枠を超えない」と決めておくと、感情に流されにくくなります。
そもそも「どこまでを投資に回してよいお金とみなすか」という線引き自体は、 なぜ「余剰資金」以外で投資してはいけないのか?生活を守る資金計画の立て方 をベースに考えておくとスムーズです。ミーム・草コインには、その中のごく一部だけを充てるくらいがちょうどよいバランスです。
実際に購入する前に、次のような点を一度自問してみると、冷静な判断につながりやすくなります。
- 最悪ゼロになっても生活に影響のない金額か
- ミーム・草コイン全体で、総資産の何%までと決めているか
- プロジェクト内容やリスクを、自分の言葉で説明できるか
ミーム・草コイン以外も含めた暗号資産全体のリスクや、詐欺・ハッキングへの備え方については、 仮想通貨のリスクとは?詐欺・暴落・ハッキングの回避法を初心者向けに解説 で整理しています。全体像を一度押さえてからミーム・草コインに触れると、過度な期待や不安を持ちにくくなります。
コインチェックでミーム・草コインを始める基本ステップ
ここまでで、コインチェックで買えるミーム・草コインの特徴やリスクのイメージはだいたいつかめてきたと思います。
「じゃあ実際に始めるとしたら、どんな順番で進めればいいの?」という人向けに、ここでは
口座開設から銘柄選びまでの流れをざっくり3ステップ
にまとめました。
難しいテクニックを覚える必要はなく、
「口座を用意する → 予算とルールを決める → 少額で試しながら慣れていく」
というシンプルな流れです。
いきなり大きな金額を動かすのではなく、このステップを意識しながら、自分のペースでミーム・草コインとの付き合い方を整えていきましょう。
口座開設と本人確認を済ませる
コインチェックでミーム・草コインを取引するには、他の暗号資産と同様に、口座開設と本人確認(KYC)を完了させる必要があります。
手順自体はそれほど難しくありませんが、本人確認書類のアップロードや審査に多少時間がかかる場合もあるため、余裕を持って進めておくと安心です。
具体的な手順については、 Coincheck(コインチェック)の始め方・口座開設ガイド の記事で詳しく解説していますので、そちらを参考にしながら進めてみてください。
予算とルールを先に決める
口座が用意できたら、実際にコインを買う前に「ミーム・草コインに使う予算」と「ルール」を先に決めておくのがおすすめです。
目先の値動きに振り回されやすい銘柄だからこそ、事前に枠を決めておかないと、ついつい資金を追加してしまいがちです。
たとえば、次のような決め方があります。
- 総資産の◯%までを「ミーム・草コイン枠」とする
- 1銘柄あたりの上限金額をおおよそ決めておく
- 短期トレード用なのか、中期で様子を見るのかを自分なりに決めておく
こうしたルールを最初に決めておくことで、「盛り上がっているから、つい追加で買ってしまう」という行動を抑えやすくなります。
ミーム・草コインは売買の回数が増えやすく、手数料やスプレッドの影響も無視できません。コインチェックでどのコストに注意すべきかは、 コインチェックの手数料は高い?主要取引所との比較からわかる結論 を一度チェックしておくと、「どのくらいの頻度で売買するか」を決めやすくなります。
少額から複数銘柄を試してみる
いきなり1つの銘柄に大きな金額を入れるのではなく、「ミーム・草コイン枠」の中で少額ずつ複数の銘柄を試すスタイルの方が、リスクを分散しやすくなります。
たとえば、DOGE・SHIB・PEPEの3つを少しずつ持ってみたり、国内プロジェクト系トークンを1〜2銘柄だけ追加したりするイメージです。
実際の行動イメージは、次のようなステップになります。
- ミーム・草コイン全体で使う金額の上限を決める
- その中から、まずは気になる2〜4銘柄を選ぶ
- 一度にまとめて買わず、何回かに分けて少額ずつ購入する
買ったあとも、「どのニュースやイベントで価格が動きやすいのか」「コミュニティがどのように活動しているのか」を観察してみると、単なるギャンブルではなく「学びのある投資体験」にしやすくなります。
まとめ|「ネタ枠」ほど、リスク管理をしっかりと
コインチェックでは、DOGE・SHIB・PEPEといったミームコインに加え、FNCT・FPL・BRIL・BC・MONAなど、いわゆる草コイン寄りの銘柄にもアクセスできます(※BCはゲームサービス終了の影響により、現在コインチェック販売所での取引が中止されており、再開時期は未定です)。
どの銘柄もストーリー性やコミュニティ性が強く、眺めているだけでも楽しい一方で、値動きやプロジェクトリスクも大きいカテゴリです。
だからこそ、
「ミーム・草コインはあくまでポートフォリオのスパイス」
と捉え、生活資金や中長期のコア資産とはしっかり切り分けておくことが大切です。
そのうえで、プロジェクトの内容やコミュニティの熱量、流動性や上場状況などを確認しながら、「応援したい」と思える範囲で付き合っていくと、後悔の少ない投資になりやすいでしょう。
実際の使い勝手やアプリの評価が気になる場合は、 コインチェックの口コミ・評判まとめ|アプリの使いやすさ・デメリットまでチェック も合わせて読むと、「自分にとって続けやすいかどうか」のイメージが掴みやすくなります。
最後に、このページの活用イメージを簡単に整理しておきます。
- まずは本記事で、コインチェックで買えるミーム・草コインの全体像を掴む
- 気になった銘柄は、個別の通貨辞書ページでスペックや将来性を確認する
- リスク管理やメンタル面は、リスク解説系コラム(ロックアップ・流動性・インフルエンサー煽り対策など)で補強する
こうしたステップを踏みながら、 コインチェック取扱通貨36銘柄一覧 や、ミームコイン・リスク管理に関する各種コラムと行き来しつつ、自分なりの「ミーム・草コインとのちょうどいい距離感」を見つけていってみてください。

